前回
軌道エレベーターで宇宙へ。
謎の人物アルス出現。
村が狙われる。
衛星兵器と多数の敵出現
まるでガンダム00のELSのような敵のアジト。
その前に現れる、ゼルトザーム&大量の敵MS。
そして、敵のビームが一度に放たれ――。
カザミ「おおおおおおおおおおお」
そのころ、地上では。
戦いに連れて行ってもらえずふてくされているストラを、レジスタンスの大人がなだめていました。
「戦うためだけじゃない、生き残るために先頭に立つことも必要なんだ」
戦いには参加できずとも、ジェドがストラに村を任せたのは事実。
しかし。
ストラ「あれって」
ストラは空を眺めていました。
空では、月が黒く染まっていきます。
それは月ではなく、砲台のある敵の基地でした。
乱戦
カザミ「なにをどうすりゃクリアなんだよおおおお」
カザミ、なんとか敵の攻撃をよけていました。
ヒロト「勝利条件不明? どういうことだ?」
ヒロトも困惑する中、敵が次々と迫っていきます。
ヒロト「ゼルトザームに加えて、この敵の数」
パル「勝利条件は敵の殲滅? 砲台の破壊? ゼルトザーム!?」
各々が回避行動をとりつつ戦闘を続ける中、メイはビームで虚空を薙ぎ払い、軌道上の敵機を破壊しいくつもの火球で漆黒のキャンバスを染め上げていきます。
カザミ「メイのやつ、あんな武器持ってたのかよ」
メイ「あれを止めるぞ!」
メイは敵の砲台へ接近。
しかし、その通信が妨害されます。
カザミ「うおおおおお」
カザミも、今回は正面から敵を破壊していきます。
成長していますね。
カザミ「要はあのアルスとかいうラスボスを叩けばいいんだろ」
と、カザミは基地内部へ戻り。
ゼルトザームとジュピターヴガンダム
ヒロト「このジュピターヴガンダムの機動性なら!」
ヒロトはゼルトザームと交戦。
主武装であるビームガトリングの連射により、周辺の量産機を爆散させていきます。
残るゼルトザームは、光条を撃ちだしながら肉薄。
ヒロト機とのぶつかり合い、接近戦がはじまります。
パル「凄い……でも、みんなバラバラに……ぼくは……」
しかし、ゼルトザームのパイロットはヒロトとの白兵戦を急に拒み、標的を変えました。
カザミの神回避
一方。
基地内部に侵入したカザミに、大量の敵MSが襲い掛かりました。
カザミ「おわああああ」
四方八方から浴びせられる光条を、なんとか避けつつ機体を走らせるカザミ。
いつの間にやら、コーラさん並の神回避を習得していますね。
ゼルトザームの次なる狙いは、砲塔を狙いに行ったメイでした。
けれど、ヒロトがゼルトザームを追いかけます。
そうこうしているうちに、敵の砲台が地上の村を狙う動きを見せました。
ヒロト「止めないと!」
とはいうものの、立ちはだかるゼルトザームは強敵で。
カザミ、活躍する
パル「嫌だ、このまま終わっちゃうなんてっ!」
パル「そうだよね、モルジアナ」
パル「ぼくたちのバトルは、まだ終わっていないっ」
ゼルトザームに追い詰められたヒロトの前に、基地内で迷子になったカザミが出現。
壁を突き破り飛び出したジャスティスナイトが、ゼルトザームに衝突しヒロトへの攻撃を妨害しました。
ヒロト「!」
その隙を突くヒロト。
ヒロトは初めて、パイロットの映像を見ました。
ヒロト「人……か?」
パルの新武装
メイ「撃たせないっ!!」
メイは敵ビームにより破損したウォドムポッドから、モビルドールをパージしなおも砲台破壊を試みます。
ついに、砲塔内部への攻撃を直撃させるも、破壊はかなわず。
パル「どいてくださいっ!」
メイ「パル!?」
パル「ぼくがやります!」
そこで、パルの新装備!
カザミはヒロトを援護するも、敵量産機の妨害を受け――。
パルの極太ビームが炸裂。
が。
アルス「発射」
間に合わず――敵巨大砲塔の光条は、パルのビームを呑み込み、そのまま宇宙空間を疾走。
光の矢はバリアに護られていた街に突き刺さりました。
消えていく街
ジェドは子供たちをかばおうと抱きしめるも、光は容赦なく彼らを包み込みます。
巻き起こる爆発の光が周辺の森を照らし上げ、発生した爆風と砂ぼこりは軌道エレベーター付近にいたレジスタンスを襲います。
そして、ストラを乗せた車も転倒。
マイヤ姉さん「ねえ、今日ストラみてない?」
ジリク「今日はみとらんな」
襲われたのはマイヤ姉さんやフレディの村ではなかったため、姉さんと村の子供たちは無事でした。
そこへ爆音が届き……。
マイヤ「なに?」
邪悪な光が遠くに見えたことで、マイヤ姉さんは息をのみました。
戦線離脱
メイ「止められなかった」
メイ、パル、カザミ、ヒロトは大気圏突入をして、地上へ戻ることに。
こんな時でも、イヴのことを思い出すヒロト。
ヒロトたちは、無事だった村と、巨大なクレーターを空から確認しました。
メイ「水上都市セグリだった場所……間違いなく、な」
フレディ「セグリって、ジェド兄さんが……」
ヒロト「すまない……エネルギー切れで、もう軌道をかえられないんだ」
一同はそのまま、村へ。
村にも爆風の影響があり、たくさんの人々が傷ついていました。
フレディ「父さん、姉さん」
フレディは、けがをしたけど無事だった父と再会。
マイヤ姉さんは無事です。
そして、メイは事実を伝えます。
メイ「セグリは、消滅した」
マイヤ「消滅って、どういう……」
衛星兵器と止められず、その攻撃でセグリが消滅した。
その事実を知り……。
ゲームじゃないかも
マイヤ「大丈夫だって言って! 兄さんたちは無事だって!」
カザミは気まずそうに、なんとか希望を持たせようとするも。
泣き崩れる人々。
辛くても、マイヤは涙をこらえ、村の子供たちの元に駆け寄りますが。
それでも涙は止められませんでした。
カザミ「なんだよ、なんなんだよ……ミッション失敗なんだろ。だったら終われよ、終わったらいいだろ」
パル「これ、本当にゲームなんでしょうか」
ついに、パルは言いました。
パル「だって、セグリも村もこんなになって、ぼくたち負けたのに……」
カザミ「これがゲームじゃなきゃ……」
カザミ「まさか、リアルだってのかよ」
悲しむ村の人たちを前に、息をのむカザミ。
メイ「この世界が現実であると証明する方法はない」
現実世界にも異変
そして、接続障害が発生し、ヒロトたちは村の外、ロビーへ戻されました。
すると、すべてのサーバーに障害が発生しているようでした。
ヒロト「!」
そのままリアルに戻されるヒロト。
なんと、現実でも、世界中で様々なサーバーがダウンしていました。
ヒロト(一体、なにが起こってるんだ??)
というわけで、熱い宇宙戦、コーラさんと化したカザミ。
そして、撃たれたのはフレディの村ではなく街の方でした。
ラストにリアルにも影響が起きたのは、面白い展開ですね。
セグリとリアル世界の通信施設に、なんらかの繋がりがあったのでしょうか。
どうやら後半からはかなり盛り上がってくれるようです。
リアルとゲームの世界が交錯する!
しかし、ゲームだと考えていたからなのでしょうが、敵を放置して帰還したのはいかがなものでしょうか。
シナリオは面白くなってきた半面、ガンプラが売れそうな活躍シーンはまだまだ少ないですね。
カザミが成長したので、今度こそ盾を使ってくれますように。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE の各話を振り返りチェック!
- 第1話「彷徨のコアガンダム」謎多き導入
- 第2話「知られざるミッション」マギーさん顔見せ
- 第3話「守るべき場所」少しだけ連携がマシに?
- 第4話「傷ついた翼」パルヴィーズと空
- 第5話「いま、翼ひろげて」モルジアナと竜合身モード
- 第6話「崖っぷちのヒーロー」カザミの元チームメイト現る
- 第7話「傷だらけの栄冠」ガンダムゼルトザームと初交戦
- 第8話「使命と幻影」メルクワンユニットとドッキングし水中特化の機体へ
- 第9話「隔絶の淵から」エルダイバー
- 第10話「そこにある息吹」マイヤ姉さん、カザミとフラグが立つ
- 第11話「ラストミッション」死亡フラグのバーゲンセール
- 第12話「震える世界」リアルとゲーム世界が交錯する
- 第13話「この宇宙(そら)のどこかで」カザミ、マイヤ姉さんを想う
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 前半(1~13話)のまとめ【総括】
- 第14話「めぐりあい、そして」フレディ、がんばる
- 第15話「使命、再び」マイヤ姉さん激しい
- 第16話「天空の大地へ」聖獣クアドルンあらわる
- 第17話「聖獣クアドルン」アルスの正体
- 第18話「完璧な狙撃者」カザミ、強い!
- 第19話「君がいなければ」イヴとの出会い
- 第20話「託された願い」出会いと想いは繋がっていた
- 第21話「もういちど飛ぶために」ガンダムイージスナイト、完成する
- 第22話「刻限のゼルトザーム」マサキと聖獣
- 第23話「選択のとき」GBNのみんなに応援されて
- 第24話「ビルドダイバーズ」チャンピオン、強すぎる
- 第25話「僕が描く未来(あした)へ」リライジングガンダム
- 第26話「Re:RISE」絆な力
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE GBNでのゲーム要素とマイヤ姉さんがもっとみたかった【感想・総括】