前回のプリチャン
あんえも、仲直りのライブでダブルジュエルコーデゲット!
そして、今回はついに虹ノ咲さんが!
『アイカツオンパレード!』はクリスマス回をクリスマス回として盛り上げましたが、プリチャンはクリスマスにストーリー上重要な回をぶつけてきます。
このページの目次
悪夢を見てしまって
みらい「ごめんね。私たち、全部知っちゃったんだ」
虹ノ咲さんの秘密を知り、去っていくみんな――。
という悪夢から覚める虹ノ咲さん。
ずっと友達がいなくて、不安とマイナス思考が染みついてしまったが故の夢です。
現実のみらいたちは、みんなとクリスマスパーティの準備中。
そこに、虹ノ咲さんも加わります。
あんな様とえもは、ツリーの飾り付けで言い争ったり。
相変わらずの仲良しっぷり。
クリスマスにおしゃまトリックス
ユヅル「店長~~」
めが姉ぇ「あぁん?」
ユヅル「こんな怪文書が!」
と、そこへユヅル兄。
めが姉ぇさん、ユヅル兄には露骨に態度悪いの面白いです。
ユヅル兄が持ってきたのは、怪しいサンタの描かれたチラシで、食べ放題のお菓子で釣ってプリズムストーンの客を横取りしようとする他所のクリパのことが書かれていました。
犯人はもちろん「おしゃまトリックス」。捕まるシーンさえ描かれずに捕獲されます。
本当は自分たちに”プレゼント交換できる友達がいないから”という理由で邪魔したのだそうです。
みらい「お菓子目当てでたくさん人が集まっても、それは本当の友達じゃないかもしれないよ」
なにげないみらいの発言が、虹ノ咲さんの心に突き刺さりました。
なる「そんな嘘ついても、あとで自分が嫌になるだけ」
みらいやなる店長の言葉を受け、素直になる「おしゃまトリックス」の2人は、現れたみらいの妹・ひかりちゃんが正式に招待し、友達としてパーティに参加することに。
そんな光景を前に、虹ノ咲さんは悩んでいました。
嘘の罪悪感
夜。
なる店長は自作した絵本を開きます。
それは、虹ノ咲さんが大好きな「ジュエルのくにのおひめさま」です。
やはり、作者はなる店長でした。
そのころ、虹ノ咲さんは1人自室にいました。
「ジュエルのくにのおひめさま」では、お姫様が手作りのドレスを作り、それをプレゼントしてたくさんの友達をつくりました。
虹ノ咲さん「あの絵本のお姫様みたいに、みんなが喜んでくれるドレスを作れば、友達ができると思ってた」
だいあ「だからだいあは始めたんだもん。ジュエルコーデをみんなにプレゼントできる、ジュエルオーディションを」

虹ノ咲さん「私のコーデでキラキラの笑顔を見せてくれるみんなとなら、友達になれるかなって」
そう思っていた虹ノ咲さんだけど。
だいあは、ジュエルアイドルの中でダイヤモンドコーデをゲットした人物が、虹ノ咲さんの最高の友達になってくれるのだと言います。
だいあ「もうすぐだもん。だいあの最高のお友達が――」
虹ノ咲さん「でも」
お菓子目当てに人が集まっても、それは友達じゃないかも――みらいの言葉を思い出し。
それに気づいていたけど、気づかないフリをしていた虹ノ咲さん。
虹ノ咲さん「私、みんなにひどいことをしてた。友達を、オーディションだなんて」
虹ノ咲さんは、おばあちゃんの前で涙します。
そんな光景を、だいあはじっと見つめていました。
虹ノ咲さんの告白
虹ノ咲さんの大好きな絵本には、虹ノ咲さんが読めていない続きがありました。
ドレスを作り、たくさんの友達ができたお姫様。
だけど、ドレスの材料がつきて、もう作れなくなって。
虹ノ咲さん「みんな、離れていくことになるんだ」
虹ノ咲さんは絵本の中のお姫様も、友達を失ったのかもしれない。
そう考えます。
そしてはじまる、プリズムストーンのクリスマスパーティ。
ゲストに、だいあが登場します。
だいあ「キラキラしたジュエルアイドルをたくさんみられて、嬉しいんだもん」
と、みんなの前で話すだいあを、虹ノ咲さんは黙って見つめます。
めが姉ぇはジュエルアイドルとなったみらいたちをステージにあげます。
忙しいアンジュさん以外が壇上で、ダイヤモンドコーデを目指す意気込みを語っていきます。
みらい「みんな、ずっとずっと楽しみにして頑張ってきたんだもん。ジュエルコレクション、きっと最高に素敵なステージになるよね」

そんなみらいの笑顔を前に、ついに虹ノ咲さんは叫びました。
虹ノ咲さん「みらいちゃん!!」
みらい「虹ノ咲さん……?」
虹ノ咲さん「ジュエルコレクションは、素敵なステージじゃないよ。みらいちゃんたちが、頑張って目指すものなんかじゃない」
みらい「え……?」
友達探しのオーディション
えも「ちょっと! それどういう意味!?」
あんな「なぜそんなことが言えるんですの?」
虹ノ咲さん「いえるよ、だって」
虹ノ咲さんはみんなの前で、すべてを告白しました。
ジュエルオーディションは自分がやっていたこと。
友だちがほしくて、そのために続けていたこと。
自分の作ったドレスを喜んでくれる友だちを、ずっと探していたということ。
さら「ジュエルオーディションが……」
める「全部、にじにじのお友達探しのため?」
だいあ「そう。虹ノ咲さんだいあはミルキーレインボーのデザイナーで、デザイナーズ10の1人なんだもん」
だいあ「だいあはずっとお友達がほしくて、でも友達を作る方法がわからなくて、困ってたんだもん」
だいあも事実を認め、話し始めました。
だいあ「そんな時ある絵本を見つけて、コーデを作って友達を作ろうって思いついたの」
なる「え?」
だいあ「絵本の中の、お姫様みたいに」
みらい「それが、ジュエルオーディション……」
だいあがジュエルチャンスを起こしていたのは、「いいね」をたくさん集められるだけではなく、ジュエルコーデを喜んでくれそうなアイドルを選ぶためでもありました。
りんか「そうすれば、お友達になれるから?」
みらい「そんな」
すず「わかるよ、はじめて友達になるときって、ドキドキするもの。嫌われないかな、自分と合わないんじゃないかなって」
まりあ「すずちゃん……」
すずはまりあと分かり合えましたが、そうなる前までは、自分とは真逆のまりあとは一緒になれないと考えていました。
オーディションは嘘?
さら「でも自分が素敵だと思わえるライブをしているアイドルとなら、そんなドキドキはなくてすむってことか」
だいあ「だいあは、だいあのかわりにジュエルオーディションを進めていたんだもん」
だいあのライブも、虹ノ咲さんが歌っていた。
すべてを告白した2人。
虹ノ咲さんは、ダイヤモンドコーデを利用としてみんなと友達になりたかったことを告白し、「ごめんなさい」と逃げ出しました。
さらとあんな様は、少し放っておいてあげようと言います。
けれど、みらいは――。
1人雪降る街を歩く
外をさまよう虹ノ咲さんに、だいあは言います。
だいあ「たとえ誰もいなくなっても、だいあは最後まで、だいあの友達だもん」

虹ノ咲さんには、すでに友達がいました。
ずっとそばにいた、だいあという友達が。
会場に残ったみらいたち
えも「嘘でもなんでもないよ! オーディション楽しかったし」
えもは言いました。
虹ノ咲さんは、ジュエルオーディションは友達作りのためにみんなをだました嘘だった、と言いました。
けれど、オーディションのためにみんなが頑張ったこと、楽しかったこと、その想いや経験はすべて嘘ではありません。
すず「すずたちがいいねを集めてキラッと輝いたことに、嘘はない」
みらい「私たち、オーディションがなくたって、きっと虹ノ咲さんとは友達になってたよ」
あんな「そうですわ。きっかけはどうであれ、大事なのは今友達でありたいかどうかですわ」
みんなの想いは同じでした。
だからみらいは、その想いを虹ノ咲さんに伝えることにしました。
本当の気持ち
虹ノ咲さんが家に帰ると、そこにはみんながいました。
おばあちゃんが訪ねてきたみんなを、招いたのです。
虹ノ咲さん「どうして……嘘をついていたのに」
みらい「だって、友達だもん」
虹ノ咲さん「私はみんなに嘘ついて、そんなの友達じゃない」
えも「あたしはさ、嘘だと思ってないよ」
あんな「ジュエルオーディションは、なにも変わりませんわ。ジュエルアイドルがさらに輝き、ダイヤモンドアイドルを目指す。そのためのステージですわ」
さら「それに、たとえ嘘だったとしても、それだって友達のうちなんだよ」
虹ノ咲さん「え?」
みらい「ごめんなさいって、本当のことを打ち明けたら、今度はもっと友達だよ」
虹ノ咲さん「みらい……ちゃん……」
虹ノ咲さん「私、みんなと友達になりたくて、でも、嘘をついたままじゃステージには上がれなくて」
みんなの想いに涙し、本当の気持ちを話す虹ノ咲さん。
おばあちゃんも、めが姉ぇ・ユヅル兄たち大人組も見守ります。
えも「気にすることないのに」
みんなに背を押され、虹ノ咲さんは、今度は虹ノ咲さんとしてステージに立つことに。
10人目のジュエルアイドル
姿は”だいあ”ですが、虹ノ咲さんとして、皆の前で歌います。
虹ノ咲さんの歌唱力とダンスは、なんだかんだでトップクラス。
そんな虹ノ咲さんを受け入れるように、だいあはジュエルチャンスを発生させ――。
だいあ「友情のレインボージュエルが、心の輝きに反応したんだもん」

2人のだいあ。
ついに、10人目のジュエルアイドルが誕生しました。
その後のプレゼント交換では、虹ノ咲さんはなる店長からあの絵本を受け取りました。
絵本の結末もまた、ドレスのプレゼントがなくても友達とは友達のまま笑顔でいられるというものでした。
嬉しそうに笑う虹ノ咲さんを、だいあは笑顔で見守るのでした。
ついにみらいたちに打ち明けてた虹ノ咲さん。
虹ノ咲さんはとっくに、みんなと友達になっていたんですね。
そして、虹ノ咲さんの部屋にたくさんの友達が集まりました。
そこにみらいたちだけではなく、めが姉ぇやなる店長たちもいるのがいいですね。
しかし、こうなるとダイヤモンドコーデで救うのはやはりだいあになりそうです。
虹ノ咲さんを見守るだいあの笑顔が辛い(´;ω;`)
そうそう、来週は年末でコミケ期間中ですが、『アイカツオンパレード!』『キラッとプリ☆チャン』は普通に放送します。