なんでも可能にしてしまう不思議な生き物にして、新しい地球人の妖精さん。
そんな妖精さんと旧地球人との間を取り持つ、調停官なる仕事に就いたわたしちゃん。
楽しいことが大好きな妖精さんのペースに巻き込まれ、わたしちゃんはいつもてんやわんや。
増えるわたしちゃん
わたしちゃんの作るお菓子が大好きな妖精さん。
妖精さんの用意した不思議なバナナの皮で転んで気絶。
そのあと調理場に向うと、わたしちゃんが増えている。
これを繰り返し、なぜか調理場のわたしちゃんがどんどん増えていく。
これならたくさん作って、たくさん食べられますね。
妖精さん曰く、「求ム!わたしちゃん」といったところでしょうか。
妖精さんと飛び込もう漫画の世界
同類誌なる漫画の製作、人気競争に楽しさを見出したのでしょう。
わたしちゃん、Y、助手さんの3人が妖精さんの作った漫画原稿の世界に取り込まれてしまいました。
そこでは演じることが、そのまま漫画と化します。
他にも同じ境遇のグループがあるようで、人気トップを目指して競争することに。
自分達の作品で一喜一憂、これは楽しそう。
妖精さんと造る文明社会
ボートで流されて、公園の池の中洲に取り残されてしまったわたしちゃん。
助けがくるまで妖精さんと過ごすことに。
不思議な力で寝床や食べ物を提供してくれる妖精さんに、調子に乗って温かいシャワーをおねだりしたのを皮切りに・・・発電所や工場など次々と建てられ・・・文明が開きました。
一旦わたしちゃんの権限で解散したものの、楽しさを知った妖精さんが黙っているわけありません。
知らない間に裏山に・・・。
高層ビルが立ち並び、宇宙船が飛び交い、みなさんの真心で動くスーパーロボットまで・・・。
お遊びはおしまいの合図、それは手をひとつ叩くこと。
誰も知らない、知られちゃいけない。
妖精さんとのお遊びは、どれも楽しすぎます。
こんな楽しい時間は誰にも取られたくありません。
誰かに見つかる前に、手を叩いて壊しちゃいましょう。
「みなさん、解散でーす」パンッ!!
文章:kyouei-百百太郎