前回のブラクロ
ルミエルとリヒト、500年の時を超えて再会。
ルミエル&セクレが悪魔戦に介入する。
前回の話で魔神と初代魔法帝の真実が明かされましたので、今回は冒頭のシーンに「ルミエル」の名が入りました。
[kanren postid=”155458″]ゲルドルは凄いぞ
ゲルドル「なんだったんだ、今の揺れは」
宝目当てに「影の王宮」へ入っていたゲルドルは、透化魔法により悪魔の絨毛魔法(触手みたいな禁術の魔法)を防いでいました。
レブチも一緒です。
従来の魔法は通じない絨毛魔法なのに、ゲルドルの魔法は通じるので、これは凄いことです。
ゲルドルの透化魔法×レブチの鎖魔法コンボは、エルフにも通じましたし、なにげにチートコンビですね。
「鎖創成魔法 魔縛鉄鎖陣」に関してはこちら↓
[kanren postid=”137732″]ゲルドル「魔力が尽きる前に脱出せねば」
とはいえ魔力量は人間クラスなので、彼らに悪魔を倒すのことは不可能です。
そもそも心臓を破壊する火力はないですし、鎖魔法が悪魔にも通じるかはわかりませんからね。
ヤミ団長、腕回復
そして、ヤミ団長&シャルラは、リヒトの究極魔法の影響により「絨毛魔法」から逃れてしました。
ヤミ「腕どーもでした」
と、負傷した腕もシャルラの回復魔法で完治。
ヤミ「この距離から感じる邪悪なマナと氣」
ヤミ(理屈は知らねーが、オレの闇魔法はあいつに通用する。ヤツにトドメを刺せそうな場面で確実に当てられりゃ)
ヤミ(あと通用しそうなのは、ウチの元気小僧くらいか?)
成長するパトリ
その元気小僧ことアスタは、リヒトの剣究極魔法をヒントに、「断魔の剣」の眠れる力を引き出そうとしていました。
しかし、コントロールできずに暴走します。

悪魔「いずこの悪魔の力かは知りませんが、序列を、身の程をわきまえなさい」
言霊の悪魔は、冥界らしき世界に住む悪魔の中でも上位の存在らしいです。
ルミエルは悪魔の攻撃からアスタを護りますが、コントロールのできないアンチ魔法は強い魔力を追尾するため、ルミエルを吹っ飛ばしてしまいます。
[kanren postid=”113991″]「絨毛魔法」はなおも広がりますが、パトリとユノの魔法は通じません。
パトリ(今の僕にできることは……)
パトリ(出せるはずだ。今度は、護るために)
パトリはダークエルフ化した時の力を、今度はコントロールした状態で発動させました。
パトリ「魔光魔法 断罪の光剣」
禁術の影響を受けた一撃なので、今度は「絨毛魔法」に穴をあけられます。
しかし、「絨毛魔法」の拡大は止まりません。
悪魔「徒労におわりますが」
と、パトリの進化をとくに気に留めていない様子。
風精霊創成魔法スピリット・オブ・ゼファー
ユノ「なにいつまでちんたらやってんだ」
そこで、今度はユノが動きました。
ユノ「自分の力も使いこなせないようじゃ、到底なれないよな。魔法帝には」
風精霊創成魔法スピリット・オブ・ゼファー

それは、禁術の影響を受けたルミエル&リヒトの魔法の残滓を集め、風の魔法で固めて生成した剣です。
リヒトの子の転生を受けているので、風×剣(リヒトは剣魔法)なのでしょう。
反魔法 断魔の剣ブラックディヴァイダー
アスタ「今つかみかけてたとこだっつーの」
ユノ「やればできんじゃねーか」
アスタ「オレは魔法帝になるからな」
反魔法 断魔の剣ブラックディヴァイダー

アスタもまた、断魔を大剣化させます。
ライバル同士で高め合う、熱い展開。
パトリ「こいつらは、なんてスピードで進化を……」
ルミエル「彼は一体……」
セクレ「魔力を持たずに生まれてきた、身の程知らずな馬鹿な少年です」
セクレ「ただ、この国で一番努力をした、一番諦めの悪い馬鹿な少年です」
アスタが努力をする姿、どんな困難を前にしても諦めない姿、その姿を前に仲間たちをも成長させていくところ。
それらを、セクレはネロとしてずっと近くで見てきました。
それでも倒しきれない
ユノ「あいつを斬るまで、もたせろよアスタ」
アスタとユノは悪魔に挑みます。
ユノの風でアスタを加速させ、ついに「断魔の剣」が悪魔にヒットしますが――。
悪魔「ゴミどもが」
アスタ「貫いたはずの心臓が、違う場所に」
悪魔は体中に口を出現させ、真の姿を現しました。
さらに数を増す「絨毛魔法」。
そこでルミエルとリヒトは、下にいる現代のみんなを救うことに。
悪魔「幕引きです」
アスタ「勝手に終わらせんな口だらけ黒キモヤロウ」
現代を生きるみんなを救う
「「合体魔法・宿魔の剣 護光」」
「宿魔の剣」は絆のある者とつながる剣です。
これにより、リヒトとエルフをつなげ、ルミエルの魔力を流すことで悪魔の魔法から護ります。
リヒトとルミエルのことは、パトリが護衛。
全身全霊の一撃で決める
そのころヤミ団長は、魔力感知と氣に加え、リヒトを通して悪魔戦の状況を知るシャルラから、悪魔の位置を教わります。
シャルラ「鞘走りくらいは作ってやろう。必ず当てろ」
アスタ・ユノ・ヤミ「「「全身全霊の一撃で決める!」」」
アスタを見てきたセクレは、アスタを利用するつもりだったけれど、今でもアスタを信じたくします。
セクレ(お願い、勝って。アスタ!)
ユノ「ついてこれなきゃ置いてくぞ」
加速するユノと、ユノ魔力を追尾するアスタ。
アスタは斬った悪魔の陰に紛れ、悪魔の後方へ移動。
ユノを追尾しながら加速し、前後から2人の同時攻撃が決まりました。
けれど。
アスタ「限界!?」
ブラック化が解除されてしまうアスタ。
君ならできる
シャルラ「こいつ、なんて集中力!?」
ヤミ団長は集中しながら、魔法帝ユリウスのことを考えていました。
自分を信じ、たくしてくれたユリウス。
『ヤミ、君ならできる――』
その言葉を証明するかの如く、
ヤミ「マナゾーン 闇纏・次元斬り彼岸!!」
放つ一閃。
土壇場で限界を超えたヤミ団長の一撃は、長距離から言霊悪魔に命中し、その体を縦に両断します。
ユノたち「「!?」」
悪魔「あちらの世界に干渉可能な闇魔法――」
悪魔「貴様らアアアア」
セクレの希望、託された想い

セクレ「封緘回復魔法 括牢・幽ノ刻橋」
(ふうかん回復魔法てんろう かすかのきざはし)
アスタのことは、セクレが回復。
ヤミ団長の一撃で大ダメージを受けた悪魔は、回復の前に反撃をしますが
悪魔「消えろおおおお」
ユノ「お前がなあああ」
その一撃をユノが相殺。
セクレ「アスタ……魔法帝に、魔法帝になるんでしょう!!」
zv
ずっとアスタを見てきたセクレの想い。希望。
それを受け、アスタもまた限界を超えます。
アスタ「ああ!」
アスタ「今ここで! 限界を超える!!」
ついに、断魔の一閃が言霊悪魔の心臓を断ちました。
というわけで、神回でした。
今回もアニメ製作スタッフさんたちのツイートが登場。
ブラクロ119話はラストの白黒パートのアスタの2カットだけお手伝いさせて頂きました
剣を振り下ろす方のカットは椅子汰さんが二原とさらに動画までやって下さいました!
椅子汰さんが神に見えました…!!本当にありがとうございました!#BlackClover #ブラッククローバー pic.twitter.com/aF6W1tCfMa— 砂ガワ (@misopetha_menos) January 28, 2020
ブラクロ ページ119
1→LO作監の一部 吉原さんVISTAさん範囲
2→直LO作監原画の一部
3→直作監動画仕上げしてました
自分の範囲はNo総作監です。
時間が無く、色々と飛び越えた段取りをしてしまいましたが、スタッフの皆様、対応して頂き有難う御座いました。#BlackClover #ブラッククローバー pic.twitter.com/exdVzzlNTY— RIN-MI (@iam_rinmi) January 28, 2020
https://twitter.com/bclover_PR2/status/1222097951855501312
https://twitter.com/setta_kobayasi/statuses/1222097658237444097
ユリウスからヤミへ、ヤミからアスタへ、繋げられたバトン。
ユリウスの願った平等な世界を創る可能性である2人の活躍。
主人公はアスタですが、ヤミ団長は前主人公的な立ち位置の人物です。
そんなヤミ団長までもが、土壇場で限界を超えた。
ずっとアスタを見てきたセクレの想い。
アスタのライバルであるユノ。
ヤミ団長をサポートしたシャルラ。
みんなを護り、戦い方のヒントも教えてくれたリヒトとルミエル。
そのサポートをこなしたパトリ。
誰か一人でも欠けていたら成せなかった勝利です。
セクレの回想シーンで、アスタを見るネロがいたところ。
闇纏・次元斬り彼岸シーンの彼岸花を散らす演出。
最初のOPを流す熱いバトル。
どれもすごかったです。
ブラクロ愛を感じる演出でした。
最終回のような盛り上がりですが、アニメはまだまだ続きます。
そうそう、ブラクロのアニメは海外でやっぱり大人気みたいですね。
クランチロールの公開した国別の人気アニメでは、アフリカ・ロシア・ヨーロッパではブラクロが1位なんです。
気になった方は調べてみてください。