ブラッククローバー 第119話「終わりの一撃」【感想コラム】

ブラッククローバー 第119話「終わりの一撃」【感想コラム】

前回のブラクロ

ルミエルとリヒト、500年の時を超えて再会。
ルミエル&セクレが悪魔戦に介入する。

前回の話で魔神と初代魔法帝の真実が明かされましたので、今回は冒頭のシーンに「ルミエル」の名が入りました。

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ゲルドルは凄いぞ

ゲルドル「なんだったんだ、今の揺れは」

宝目当てに「影の王宮」へ入っていたゲルドルは、透化魔法により悪魔の絨毛魔法(触手みたいな禁術の魔法)を防いでいました。
レブチも一緒です。

従来の魔法は通じない絨毛魔法なのに、ゲルドルの魔法は通じるので、これは凄いことです。
ゲルドルの透化魔法×レブチの鎖魔法コンボは、エルフにも通じましたし、なにげにチートコンビですね。

「鎖創成魔法 魔縛鉄鎖陣」に関してはこちら↓

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ゲルドル「魔力が尽きる前に脱出せねば」

とはいえ魔力量は人間クラスなので、彼らに悪魔を倒すのことは不可能です。
そもそも心臓を破壊する火力はないですし、鎖魔法が悪魔にも通じるかはわかりませんからね。

ヤミ団長、腕回復

そして、ヤミ団長&シャルラは、リヒトの究極魔法の影響により「絨毛魔法」から逃れてしました。

ヤミ「腕どーもでした」

と、負傷した腕もシャルラの回復魔法で完治。 

ヤミ「この距離から感じる邪悪なマナと氣」

ヤミ(理屈は知らねーが、オレの闇魔法はあいつに通用する。ヤツにトドメを刺せそうな場面で確実に当てられりゃ)

ヤミ(あと通用しそうなのは、ウチの元気小僧くらいか?)

成長するパトリ

その元気小僧ことアスタは、リヒトの剣究極魔法をヒントに、「断魔の剣」の眠れる力を引き出そうとしていました。
しかし、コントロールできずに暴走します。

ブラッククローバー 第119話「終わりの一撃」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

悪魔「いずこの悪魔の力かは知りませんが、序列を、身の程をわきまえなさい」

言霊の悪魔は、冥界らしき世界に住む悪魔の中でも上位の存在らしいです。

ルミエルは悪魔の攻撃からアスタを護りますが、コントロールのできないアンチ魔法は強い魔力を追尾するため、ルミエルを吹っ飛ばしてしまいます。

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「絨毛魔法」はなおも広がりますが、パトリとユノの魔法は通じません。

パトリ(今の僕にできることは……)

パトリ(出せるはずだ。今度は、護るために)

パトリはダークエルフ化した時の力を、今度はコントロールした状態で発動させました。

パトリ「魔光魔法 断罪の光剣」

禁術の影響を受けた一撃なので、今度は「絨毛魔法」に穴をあけられます。

しかし、「絨毛魔法」の拡大は止まりません。

悪魔「徒労におわりますが」

と、パトリの進化をとくに気に留めていない様子。

風精霊創成魔法スピリット・オブ・ゼファー

ユノ「なにいつまでちんたらやってんだ」

そこで、今度はユノが動きました。

ユノ「自分の力も使いこなせないようじゃ、到底なれないよな。魔法帝には」

風精霊創成魔法スピリット・オブ・ゼファー

ブラッククローバー 第119話「終わりの一撃」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

それは、禁術の影響を受けたルミエル&リヒトの魔法の残滓を集め、風の魔法で固めて生成した剣です。

リヒトの子の転生を受けているので、風×剣(リヒトは剣魔法)なのでしょう。

反魔法 断魔の剣ブラックディヴァイダー

アスタ「今つかみかけてたとこだっつーの」
ユノ「やればできんじゃねーか」
アスタ「オレは魔法帝になるからな」

反魔法 断魔の剣ブラックディヴァイダー

ブラッククローバー 第119話「終わりの一撃」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

アスタもまた、断魔を大剣化させます。
ライバル同士で高め合う、熱い展開。

パトリ「こいつらは、なんてスピードで進化を……」

ルミエル「彼は一体……」

セクレ「魔力を持たずに生まれてきた、身の程知らずな馬鹿な少年です」

セクレ「ただ、この国で一番努力をした、一番諦めの悪い馬鹿な少年です」

アスタが努力をする姿、どんな困難を前にしても諦めない姿、その姿を前に仲間たちをも成長させていくところ。
それらを、セクレはネロとしてずっと近くで見てきました。

それでも倒しきれない

ユノ「あいつを斬るまで、もたせろよアスタ」

アスタとユノは悪魔に挑みます。
ユノの風でアスタを加速させ、ついに「断魔の剣」が悪魔にヒットしますが――。

悪魔「ゴミどもが」
アスタ「貫いたはずの心臓が、違う場所に」

悪魔は体中に口を出現させ、真の姿を現しました。

さらに数を増す「絨毛魔法」。
そこでルミエルとリヒトは、下にいる現代のみんなを救うことに。

悪魔「幕引きです」
アスタ「勝手に終わらせんな口だらけ黒キモヤロウ」

現代を生きるみんなを救う

「「合体魔法・宿魔の剣 護光」」

「宿魔の剣」は絆のある者とつながる剣です。
これにより、リヒトとエルフをつなげ、ルミエルの魔力を流すことで悪魔の魔法から護ります。

リヒトとルミエルのことは、パトリが護衛。

全身全霊の一撃で決める

そのころヤミ団長は、魔力感知と氣に加え、リヒトを通して悪魔戦の状況を知るシャルラから、悪魔の位置を教わります。

シャルラ「鞘走りくらいは作ってやろう。必ず当てろ」

アスタ・ユノ・ヤミ「「「全身全霊の一撃で決める!」」」

アスタを見てきたセクレは、アスタを利用するつもりだったけれど、今でもアスタを信じたくします。

セクレ(お願い、勝って。アスタ!)

ユノ「ついてこれなきゃ置いてくぞ」

加速するユノと、ユノ魔力を追尾するアスタ。
アスタは斬った悪魔の陰に紛れ、悪魔の後方へ移動。

ユノを追尾しながら加速し、前後から2人の同時攻撃が決まりました。

けれど。

アスタ「限界!?」

ブラック化が解除されてしまうアスタ。

君ならできる

シャルラ「こいつ、なんて集中力!?」

ヤミ団長は集中しながら、魔法帝ユリウスのことを考えていました。

自分を信じ、たくしてくれたユリウス。

『ヤミ、君ならできる――』

その言葉を証明するかの如く、

ヤミ「マナゾーン 闇纏・次元斬り彼岸!!」

放つ一閃。
土壇場で限界を超えたヤミ団長の一撃は、長距離から言霊悪魔に命中し、その体を縦に両断します。

ユノたち「「!?」」

悪魔「あちらの世界に干渉可能な闇魔法――」
悪魔「貴様らアアアア」

セクレの希望、託された想い

ブラッククローバー 第119話「終わりの一撃」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

セクレ「封緘回復魔法 括牢・幽ノ刻橋」
(ふうかん回復魔法てんろう かすかのきざはし)

アスタのことは、セクレが回復。

ヤミ団長の一撃で大ダメージを受けた悪魔は、回復の前に反撃をしますが

悪魔「消えろおおおお」
ユノ「お前がなあああ」

その一撃をユノが相殺。

セクレ「アスタ……魔法帝に、魔法帝になるんでしょう!!」

zv
ずっとアスタを見てきたセクレの想い。希望。
それを受け、アスタもまた限界を超えます。

アスタ「ああ!」

アスタ「今ここで! 限界を超える!!」

ついに、断魔の一閃が言霊悪魔の心臓を断ちました。


というわけで、神回でした。

今回もアニメ製作スタッフさんたちのツイートが登場。

https://twitter.com/bclover_PR2/status/1222097951855501312

https://twitter.com/setta_kobayasi/statuses/1222097658237444097

 

ユリウスからヤミへ、ヤミからアスタへ、繋げられたバトン。
ユリウスの願った平等な世界を創る可能性である2人の活躍。

主人公はアスタですが、ヤミ団長は前主人公的な立ち位置の人物です。
そんなヤミ団長までもが、土壇場で限界を超えた。

ずっとアスタを見てきたセクレの想い。
アスタのライバルであるユノ

ヤミ団長をサポートしたシャルラ
みんなを護り、戦い方のヒントも教えてくれたリヒトとルミエル

そのサポートをこなしたパトリ

誰か一人でも欠けていたら成せなかった勝利です。

セクレの回想シーンで、アスタを見るネロがいたところ。

闇纏・次元斬り彼岸シーンの彼岸花を散らす演出。
最初のOPを流す熱いバトル。

どれもすごかったです。
ブラクロ愛を感じる演出でした。

最終回のような盛り上がりですが、アニメはまだまだ続きます。

そうそう、ブラクロのアニメは海外でやっぱり大人気みたいですね。
クランチロールの公開した国別の人気アニメでは、アフリカ・ロシア・ヨーロッパではブラクロが1位なんです。

気になった方は調べてみてください。

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