千雪の服を縫う事になった育人。
気持ちばかりが先行して、焦りで周りが見えなくなってしまう…。
そんな育人を助けたのは――。
TVアニメ『 ランウェイで笑って 』3着目 「ランウェイで笑って」あらすじ
育人は柳田に同行し、日本最大のファッションの祭典「東京コレクション」に参加することになる。
しかし、アクシデントが育人達を襲う。急遽、モデルが来られなくなってしまったのだ。そして、その代わりに来たモデルは千雪だった…。
重なるトラブルの結果、育人が千雪の衣装を縫う事になる。緊張で焦る育人に、千雪は語り掛けて――。
2人の初めての「ショー」が、今始まる!
滴る雫、焦る育人

トラブルが重なった結果、千雪の服を育人が縫う事になる。
残された時間はわずか数十分。その数分の間に育人は千雪の服を完成させなければならない。
イメージがわかない。何も形にできない。焦りに焦る育人は、周りが一切見られなくなってしまっていた。
そんな育人に千雪は近づいて――。
広がる視界

自分一人で全てを背負い、追い込まれて行く育人に千雪が声をかける。
「私を見て」
「ねっ。得意でしょ?私に似合う服作るの」
震える千雪の手を感じた育人は、“現実”と周囲を見る事が出来るようになる。
自分だけが追い詰められている状況じゃない、自分は一人じゃない。その事を再認識した育人は、千雪に対して口を開く。
「藤戸さんはいっつも…むちゃばっか言いますね」
「もう大丈夫です」
育人は、そう告げて千雪の手に触れて……。
恥じらい

服のイメージが出来た育人は早速、ハサミを持ち出して千雪の服を切る作業に取り掛かろうとする。
「じゃあ、ちょっと失礼します」
「はぁ!?えっ…ちょ…何やってんの?」
突然、千雪のスカートの中に育人が潜り込んで来たのだった。
混乱する千雪だったが、恥じらいを持ち始めて顔を赤面させるのだった……。
TVアニメ『 ランウェイで笑って 』3着目 「ランウェイで笑って」感想

アマチュアが対処出来る状況じゃないですよね…。
プロでも考えられない様な状況の中、イメージする事を止めない育人はかっこよすぎです。
しかし、焦りだけが募って、周りを見る事が出来なくなっていましたね…。
そんな育人を“現実”に呼び戻したのは千雪でした。
震える千雪の手、千雪の緊張と恐怖を感じ取った育人は、直ぐに立ち上がりましたね!
やっぱりこの2人…最高のコンビだと思います!
立ち直った育人でしたが、千雪に何も言わずにスカートの中に潜っていくのは流石に笑いました。
女性の裸や下着を見て、あんなに狼狽えていたのに…!!
一瞬で、こんなにも大胆に変わってしまうのか……。なんだかんだ育人も男の子なのね…!
無事に千雪の服を修正して、出番までに間に合わす事が出来たのでしょうか…?
「東京コレクション」は 失敗か 成功か――!?
気になる方は、『ランウェイで笑って』3着目を是非とも観て下さいね!
文章:Kyouei-サイコ高橋