地獄少女 宵伽

地獄少女と妖怪たちは憎い人々を地獄へ落としてくれる

第1期が2005年10月から2006年4月まで、第2期が2006年10月から2007年4月まで、第3期が2008年10月から2009年4月まで、第4期が2017年7月から9月まで放送されていたテレビアニメ「 地獄少女 宵伽 」より黒いセーラー服を着て赤い目をした少女・閻魔あいと彼女を手助けする個性豊かな妖怪たちを紹介していこうと思います。

普段地獄少女は、祖母と2人で、周囲に家が存在しない夕暮れに包まれた里に住んでいて午前零時にだけアクセス出来るウェブサイト『地獄通信』に晴らせぬ怨みを書き込むと人間の前に姿を現します。

‘闇に惑いし哀れな影よ、人を傷つけ落としめて罪に溺れし業の魂、いっぺん死んでみる?’

セーラー服がトレードマークのクールな少女・閻魔 あい

地獄少女 宵伽
画像引用元:©地獄少女プロジェクト/宵伽製作委員会

小柄で、やや古風なデザインの黒いセーラー服を着た、おとなしく常に冷静沈着な長髪の少女。サクランボが好き。

地獄通信にアクセスした依頼人の怨みを感じると、黒地に菊の花をあしらった振袖を着て「地獄少女」として依頼を忠実に実行する。妖怪たちからは「お嬢」と呼ばれている。右手首には、ターゲットを地獄に流すための仕事道具である、鈴が付いた数珠のようなものを着けている。

ターゲットを地獄へ流す際の台詞は、「闇に惑いし哀れな影よ。人を傷つけ貶めて。罪に溺れし業の魂。いっぺん、死んでみる?」。

ターゲットを乗せた舟を漕いで地獄へ続く川を下る時は、「この怨み、地獄へ流します」。

黒いセーラー服って凛々しさが増してすごく女性らしい。
落ち着いた表情で「死んでみる?」なんて言われたら鳥肌立ちそう。

おしゃれでナルシストな妖怪・一目連

地獄少女 宵伽
画像引用元:©地獄少女プロジェクト/宵伽製作委員会

人間の時の姿は主にパーカーとズボンのカジュアルな服装を着こなす今時の好青年風で、かなりの美形。両耳に銀色のピアスをしている。

藁人形の色は青で、身に着けているペンダントへのキスで変身する。
妖怪になる前は、数多くの人に斬殺目的で使われてきた刀の九十九神。

主に、あいの命令で依頼者やターゲットに関する情報を集め、彼女が依頼を受けるのに値するかどうかを見定める。情報収集時には少し長めの前髪や頭頂・後頭部などに隠された「目」を使い、どんな場所でも対象に気付かれずに覗き見る。この「目」は、相手を威嚇したり、目玉だけがあらゆる場所に入り込み、ターゲットや依頼者を監視するときにも使われる。

「目」を光らせ、突風を起こしながら瞬間移動するように姿を消すことも。

ナルシストで、軽口を叩くことが多い。

兄弟の片割れを亡くした者に感情移入をすることが多く、兄弟絡みの依頼になると積極的にあいに付いて行くなど、「兄弟」に関心がある模様。

妖怪って人間が命を落とした後の姿だと思っていたので刀から妖怪になっていることに驚きました。

青い目をした無邪気な幼女・きくり

地獄少女 宵伽
画像引用元:©地獄少女プロジェクト/宵伽製作委員会

あいとは対照的に青く大きな目を持ち、頭に椿の花を飾り、濃紺の無地に黒襟の短い着物、濃い紫の帯、下には白い越中褌で下駄を履いた幼女。白い布を自在に操る能力を持ち、手足のように遠くの物を掴めるほか、人間1人をぶら下がらせるだけの力も持つ。

あいの事を気に入っており、彼女の言うことには逆らえないが、無邪気でわがままなうえ、お節介を焼くことも。また、猫が苦手。

青い目って外国人に多いけど親のどちらかが外国育ちなのかな?

布を自由自在に操れるって、一反木綿と似た力を持っているな。

怖いだけでなく正しい道を教えてくれるのが妖怪

妖怪たちって呪われるとか襲われるという暗いイメージを持つことが多いけど、地獄に落ちて本当の怖さを知れば、人間たちが妬みや恨みを感じる機会が減り明るい世の中になってくれるのではないかと思いました。

人間を助けてくれる妖怪もいることをこの作品を通して、少しでも知ってもらえるといいな!

文章:あそしえいつ T.A

地獄少女 宵伽 感想コラム総括 ~とても考えさせられるアニメです~

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