水と油、歌をきっかけに心を通わせた~マクロスΔ、マキナとレイナ

水と油、歌をきっかけに心を通わせた~マクロスΔ、マキナとレイナ

2020.04.23(木)

一言で「百合」とは言わせない!

「マクロスΔ」には「ワルキューレ」という音楽ユニットが存在し、5人の歌姫がいます。

その中に「マキナ・中島」と「レイナ・プラウラー」という少女がいます。二人は姉妹のように仲が良く、一緒に暮らしています。

可愛い女の子が二人で仲良くしていると「百合(女の子同士のカップリング)かな!?」と思ってしまいがちですが、マキナとレイナ(マキレイ)はそんな単純な百合ではないのです…!

水と油、相容れないふたり

マクロスΔの作中には「ヴァールシンドローム」という、人々を凶暴化させてしまう奇病が存在します。ヴァールに対抗出来る手段として「フォールドレセプター」という特別な因子を持つ者の歌声がヴァールを鎮静出来るとされています。

「ケイオス」という組織によりヴァールに対抗すべく戦術音楽ユニット「ワルキューレ」が結成され、マキナはオーディションを経てワルキューレに入りました。

マキナはメカニックの家系に生まれ、メカも好き、アイドルも好き、その二つの夢を叶えられるという理由でワルキューレに入ることを選びました。

しかしレイナはというと、過去にケイオスにハッキングして捕まり、そのハッキング能力を買われサイバー部門で働いていたところをフォールドレセプターの保持者という理由で半ば強制的にワルキューレに加わることになりました。

不愛想でレッスンもサボるレイナに対してマキナは不満を抱いており、ライブを行ってもその不仲さからライブが中止になったことも…

メンバーのカナメ曰く、「水と油」「混ぜるな危険」。

マクロスΔ
画像引用元:©2015 BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT

ふたりを繋いだ歌

戦場で歌う、という過酷な状況からメンバーが次々に辞め、新しいメンバーが入ることになります。レッスンルームにて新メンバー「美雲・ギンヌメール」に出会ったマキナとレイナ、カナメは美雲の歌声を聴き、彼女の美しく圧倒的な歌唱力に三人は衝撃を受けます。

「自分が思い描いていたアイドルやアーティストとは全然違ったけど、そんなのどうでもいいって思えるぐらいに胸に響いて…」

美雲の歌声に感動したマキナ、すると手すりについていた自身の手にレイナの手が重なります。

「ズキズキ痛かった。歌があんな深いところまで突き刺さったの、初めてだった」

レイナも美雲の歌に感情を動かされ、自然とマキナの手に自分の手を重ねたのでしょう…そしてマキナは重なったレイナの手を取り、互いに固く握りあいます。

感動を共有できたことが、ふたりを繋いだきっかけになったのだと思います。

それからどのように二人が仲を深めていったのか?というのは作中では詳しく語られていませんが、過酷な任務を共にし、共に歌い、共に過ごすうちに互いに心を開いていったのだと思います。

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ここが見どころ!マキレイの魅力

戦場ライブでは互いに助け合う姿が見られ、作戦の一環としてハッキングを行う際に二人で協力したり、共にメカの整備をしたりと、仲の良さが伺えるシーンが多数あります。

潜入捜査の際に変装したレイナに「きゃわわ~♪」と抱きつくマキナ、マキナの画像を見ながら「マキナの笑顔、ラブリー。立ち姿、モアラブリー」と呟くレイナ……微笑ましいですね。

劇場版では互いに素肌にバスタオルを巻き、その状態で抱き合う姿も見せました。仲がいいにもほどがある!

二人のデュエット曲「ジリティックBEGINNER」もポップで可愛らしい曲調で、作中で見せるお揃い衣装もお互いにとても似合っており筆者のお気に入りです♪

戦場で芽生える絆

戦場で歌う自分たちがいつどうなるかわからない――と呟くマキナに、レイナはそっと寄りかかり、「だから楽しむ。今を精一杯」と口にします。

ただのアイドルではなく、戦いに巻き込まれながら歌う彼女たち。だからこそ生まれた強い絆。友情を超えた別のなにかがマキナとレイナの間には芽生えているのだと思います。

固い絆で結ばれたユニット「ワルキューレ」。今回はその中の「マキレイ」だけをピックアップしましたが、カナメ、美雲、新メンバーのフレイアもとても魅力的なので、またの機会に彼女たちのことも詳しくご紹介したいと思います!

文章:kyouei-のいせ

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