『遊戯王デュエルリンクス』現環境では、墓地からカードの効果を使ってくるテーマが多いです。
不知火とか不知火とか不知火とか。
それ以外でも、芝刈りできるデッキもありますしね。
墓地に送られたキーカードは、使えなくして対処するのが一番です。
というわけで、今回は「現世復帰のサイマジ魔導」をご紹介。
「現世復帰のサイマジ魔導」デッキレシピ
とっくに環境外デッキになったけれど、まだまだ戦えなくもないテーマ「魔導」。
俺は、私はどうしても「魔導」でいきたいんだ!
という方向けのデッキ。それが「現世復帰のサイマジ魔導」です。
過去には「サイバー流サイマジ魔導ショッカー」なんてのも作ったんですけど、こちらはスキル規制でとっくに不可能です。
なので、2020年冬版「魔導」として「現世復帰のサイマジ魔導」を作ってみました。
デッキレシピはこちら。
メイン
サイレント・マジシャン LV8 ×1
沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン ×3
魔導戦士 ブレイカー ×2
魔導書士 バテル ×3
グリモの魔導書 ×3
ゲーテの魔導書 ×2
セフェルの魔導書 ×2
ヒュグロの魔導書 ×1
アルマの魔導書 ×1
魔導書整理 ×1
コズミック・サイクロン×1
エクストラ
なし。あるいはブラフで適当に。
使用キャラ:イシズ
スキル:現世復帰の制約
現世復帰の制約
このデッキの特徴は、なんといってもスキル「現世復帰の制約」があることです。
かっこよすぎる名前のこのスキル、効果は
ライフポイントが相手より1000以上少ない時に使用できる。
相手の墓地に存在する全てのモンスターをワイトに変える。
このスキルは1ターンに1度しか使用できない。
というもの。
同じくイシズのスキルに「墓所封印」という、次相手ターンの終了時まで墓地のカードを除外できなくするスキルもあります。
大きな違いとしては、
「墓所封印」なら魔法罠の除外にも対応できる。
が、効果は1ターンのみ。
自分も除外が出来なくなる(「魔導」も墓地除外で効果を使うテーマ)。
対して「現世復帰の制約」は、魔法罠を「ワイト」に変えて妨害することはできませんが、墓地妨害は相手にのみ作用し、しかも「ワイト」に変わったモンスターはデュエル中ずっと「ワイト」です。
これが強力ですね。
「コズミック・サイクロン」採用の理由
「コズミック・サイクロン」はライフを1000払い、相手の魔法罠を1枚除外する速攻魔法。
リンクスにおける「魔導」は魔導書魔法カードをガンガン使い、「ゲーテの魔導書」で自分の墓地にたまった魔導書魔法カードを除外することで相手のカードを”対象をとらずに除外していく”というテーマです。
しかし、「ゲーテの魔導書」は「アルマの魔導書」を用いても3回までしか撃てないので、できればモンスターの除外に使いたいところ。
そこで、魔法罠を除外できる「コズミック・サイクロン」の出番です。
さらに、「コズミック・サイクロン」の効果でライフを1000払えば、容易に「現世復帰の制約」の発動条件である”ライフポイントが相手より1000以上少ない時”に持っていくことが出来ます。
「ゲーテの魔導書」を撃つまでの、基本的な「魔導」の回し方については下記をご参照ください。
※手札によっては、順序が前後してもOK。
エースは「沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン」
「現世復帰の制約」で相手の墓地効果を妨害し、「ゲーテの魔導書」で相手のモンスターを除外していく「現世復帰のサイマジ魔導」。
このデッキのエースは、サイマジママこと「沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン」です。
「コズミック・サイクロン」同様に相手の魔法罠を削れる「魔導戦士 ブレイカー」のリリースからでも特殊召喚が可能ですね。
サイマジママに関しては、下記にて触れています。
相手の行動を妨害しつつ、なんとかサイマジママを立たせて殴る。
やられてもレベル8につなげて、さらに殴れる。
そんなデッキです。
※ゲーテで相手モンスター除外の例
※サイマジママで相手魔法カード無効の例
※コズサイで相手伏せ除外の例
モンスターの大量展開に弱い、レベル8が倒されたらやばい、ゲーテが尽きても詰みかねない、そこそこ手札事故もある、そもそもサイマジママが来ないと火力が厳しい。
という弱点もありますが、今環境でもそこそこ戦えるのでお試しあれ。
この記事のライティング担当:星崎梓