いつものように光子力研究所の近くの富士山で戦う、マジンガーZと機械獣。
基地で待機しておるわしの元へ、アシュラ男爵が慌てて駆け込んできよった。
「負けた報告など聞きとうない」
そういうわしに、アシュラ男爵がわしに見せたのは、妖獣シレーヌの姿じゃった。
機械獣が落ちて大爆発した谷底から突然現れたと言う。
なんと人類以前の地球の先住民、デーモン族が生きておったのじゃ。
妖獣をマジンガーZと戦わせるのじゃ。
シレーヌを追いかけてヒマラヤ山中へ
氷の中から現れたデーモン族。
テレパシー操縦光線で、魔将軍ザンニンとその一味を仲間に引き入れたぞ。
お互いの敵をマジンガーZとデビルマンと確認しあい、いざ日本に引き返すのじゃ。
「俺ならマジンガーZを空から攻めるね」
その頃、兜甲児(マジンガーZの操縦者)と不動明(デビルマンの人間体)がバイクでやりあっとった。
結果、友情を深めたふたりじゃ。
不動明はマジンガーZの弱点は空からの攻撃だと、教えてしまうのじゃ。
わ、わしも同じことを考えておったがの・・・。
今週のびっくりどっきりメカ、ジェットスクランダー
なんとタイミングのいいこと。
光子力研究所では弓 弦之助教授がすでに、ジェットスクランダーを完成させて兜甲児の帰りを待っておった。
これで、マジンガーZは空を飛べるというのじゃ。
何とかせねば・・・。
狙いはデビルマン
妖獣を送りこんで、ジェットスクランダーの破壊に成功した。
あとはマジンガーZとデビルマンに組まれては不味い。
幼獣と機械獣を使って、先にデビルマンを倒すのじゃ。
まんまとデビルマンを捕らえることができた
妖獣たちにデビルマンを処刑させるのじゃ。
雲の上なら邪魔も入るまいて。
ここまではよい、ここまでは
あとは何やかんやあって、結果、わしも半殺しの目にあってしもうた。
その何やかんやの部分は、自分の目で確かめるがよい。
懐かしの東映まんがまつりの一編として、上映されたこの作品。
当時のわしの活躍を懐かしんで堪能するがよいぞ。
文章:kyouei-百百太郎