2011年7月から9月まで放送されていたテレビアニメ「まよチキ!」より母と妹が格闘技が強いせいで女性に触れると拒絶反応を引き起こしてしまう「女性恐怖症」の少年・坂町近次郎、理事長の娘でクラスメイトである涼月奏の執事・近衛スバルについて紹介していこうと思います。
ある日、近次郎はクラスメイトの涼月奏の執事・近衛スバルが女であるという秘密と引き換えに女性恐怖症を治す協力をすると申し出されます。
近次郎はスバルの秘密を守りきり、恐怖症を完治させることができるのか!?
女性が苦手なメガネ男子・坂町近次郎
浪嵐学園に通う高校2年生で、愛称はジロー。5歳の頃から10年以上に渡り、プロレスラーの母親と格闘技好きの妹に技の実験台・練習台とされてきたことから女性恐怖症になってしまい、女性の肌が直接自分の肌に触れると、体が拒絶反応を起こして痙攣や激しい動悸、最悪の場合は鼻血を噴出して気絶してしまう。そのため学校では女子を避けて生活。あまりに避けているため、恐怖症であることを知らないクラスメイトの間では同性愛者疑惑を持たれている。でも、女嫌いではなく、エロ本を隠し持っていたり、巨乳に反応したりしている。また、自分の名前に「チキン(臆病者)」という単語が入っている(サカマチキンジロー→サカマ、チキン、ジロー)ことがコンプレックス。性格も臆病で怖がりだが、男らしい部分もあり、良い意味で自分の気持ちに正直。
各当時の実験台にされてばかりいたおかげか、身体は頑丈で怪我の治りも早い。寝起きが悪く、常に妹にプロレス技で叩き起こされている。
目が悪いので眼鏡をかけていて、浪嵐学園には「メガネ萌え」が多く、一部の女子から好まれている。
かっこいいけど実は女性の執事・近衛スバル
成績優秀、運動万能、綺麗でおしゃれと有名で、学園では「スバル様」と呼ばれ、ファンクラブもある涼月奏に仕える女の執事、一人称は「ボク」。
小さい頃から奏に執事として仕え、そのことに誇りと拘りを持っている。小さい時は奏のことを「カナちゃん」と呼んでいて、大きくなってからも切羽詰まったり冷静になれないときにそう呼ぶ。奏の発言に疑いを持たず、彼女の命令に素直に従い、自分の事より奏の事を優先する。
近衛家は古くから涼月家に仕えているが、男子が生まれないまま母親が亡くなり、父親が後妻との間に誕生するかもしれない男子を取る事に反対したが、涼月家の当主から出された「高校生活の3年間、誰にも女性だと気づかれないようにすれば、今後も執事として雇う」という条件を飲み、家と奏を守るために男装して執事を続けている。そのため、シンプルなパンツスタイルやワンピースのような女性な
装や趣味を楽しむことができず、スーツかフリルやリボンの多い少女的な格好が多い。
スバルと奏は家の方針で小中学校に籍は置いていたが、学校には通っておらず、家の中で家家庭教師に勉強を教えて貰っていて成績は優秀。しかし、奏の様な要領の良さはなく、高校では奏以外の人間に非常に冷たく、友達を作ろうともしないかったため、人気がありながらも孤立。また、常識に欠けていて、問題が起きると周りが見えなくなる。
幼少期に奏と共に誘拐されたことがあり、この時執事としての役目を果たせなかったことに深い責任を感じている。また、この事件で犯人が刃物を使用していたために、刃物が苦手。そのため包丁を使う料理が上手くできない。酒にも滅法弱く、白ワイン一滴の隠し味の料理を口にしただけでもすぐ酔う。
格闘や護身術が得意で、必殺技に「執事ナックル」「エンド・オブ・アース」がある。
ネーミングセンスの悪さを近次郎に指摘されたが、本人はこの名前をかっこいいと思っている。また、紅茶を淹れることも得意。
完璧そうに見えて切羽詰まるとちょっと幼くなるギャップが可愛い!
男性っぽい女性でも男女で仲良くなれる!
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執事ってどうしても男性がやっているイメージが強くなりがちですが、スバルのような責任感があるかっこいい女性なら、男性の代わりとして役割を果たせそうですよね。
女性が苦手な男子も可愛いから年上の女性からの人気がありそうだし、ハプニングきっかけで仲良くなると、印象に残って絆が深まりますよ!絶対!
文章:あそしえいつ T.A