「長い階段の先、開かれたパンドラの箱の中にはまた別の箱がありました」
空き家の押し入れには17歳から20歳までの箱がありました。またその空き家は、父親である可久士と過ごした場所とも似ています。
これはいったい——。
やりくりサーカス
優秀すぎるアシスタント。いつものアシスタントたちがそろいもそろって怪我をしてしまい、担当の十丸院からアシスタントを呼んでもらいます。
その新人、テキパキと仕事をこなし、羅砂は感心。
羅砂「先生、ちょっと彼優秀ですよ」
しかし可久士は「ダメだ。優秀すぎる」と一言。
その後新人アシスタントはすぐに連載が決まります。優秀なアシスタントはすぐにいなくなってしまうもののようです。
可久士「まぁでも、弟子が巣立ちデビューするのは作家にとって名誉なことさ」
しかし新人アシスタントだった作者の経歴には可久士の仕事場は載っていませんでした……。
姫ちゃん家って貧乏なの?
友達を家に呼んだ姫ですが、二階がないことや鍵がオートロックでないことで貧乏なのでは? と友達に言われ、意識し始めます。
そして姫は思い切って打ち明けます。
姫「家、貧乏なんでしょ?」
否定した可久士でしたが、姫は節約を始め、新聞で窓を拭くときれいになるから、新聞をとってと言い出します。
漫画の実情と筋肉
アイドル志願の女子高生
漫画の新キャラにアイドル志願の女子高生を出したい可久士ですが、女子高生の気持ちがわからないので悩んでいました。
その日、可久士が家に帰ると姫ではなく、女子高生が一人座っていました。
彼女の名前は千田奈留。公園で歌っていたら、姫がずっと歌を聴いていたようで、アイドルになることをみんなに否定されていた奈留は姫のことをファン一号だと喜んで言います。
彼女は正真正銘のアイドル志願の女子高生でした。
可久士「よかったらきかせてくれないか?」
漫画を描く材料にしたかった可久士と話を聞いてくれて嬉しい奈留。
勘違いの連続
娘の運動会があるということで、自分も運動を始める可久士。どうやら理由は100mを15秒切れなかったら、漫画家だとバレてしまうからだそう。しかし、出場するかわからない競技に向けて筋トレするより、お弁当の腕を磨いたほうがいいのではと羅砂が言います。
そういうことで、可久士は料理教室に通うことにしますが、先生である塩越羊と言葉の取違いにより、口説かれていると勘違いされ、また花屋でもちょっとした言葉から愛の告白を受けたと勘違いされます。
そして運動会当日、可久士の周りには勘違いしてしまった羊たちの姿が、そしてその後ろには無言の怒りを訴える一子先生の姿が……。
TVアニメ『 かくしごと 』第3話の感想
家事代行サービスでやってくるナディラさんがインドネシア風に肉じゃがをアレンジするオチが面白かったです。
味付けも変わってるのかな?
可久士は運動会に父親一人だけで姫はさみしくないかと不安に思うのですが、結果賑やかになりましたね。
その後、姫は「お父さんと二人きりもよかったな」と言います。可久士が不安に思う一方で、姫は現状に満足しているのかもしれませんね。
ではでは~。
文章:kyouei-マフユノダリア