エコヲは「ミュウ」と出会った時のようにゴミ山で寝ていた。傷ついた心を癒してくれる…
ゆったりスローライフ、ジャニスとロバートの優しさ。まるで夢のようだ。
そして、掻き鳴らす轟音を世界に名を示せ!!我こそ「LISTENERS リスナーズ」
TVアニメ『 LISTENERS リスナーズ 』第10話「クロスロード・ブルース」Cross Road Bluesあらすじ

エコヲの旅は煮え切らないままで終わった…。食べる、寝る、働く。少しだけ休憩する
しかし、クロスロードはこの世と繋がり、紡がれ交差する過去と現在を映し出す。エコヲは、
自分の意思を示す!「オリジン」願いと災厄はどちらも叶えてしまう。ジミはここにいた…
複雑な心、単純な幸せ

「初めまして、私はジャニス。あなたは誰?」
親切にしてくれる彼女に旅の思い出を語るエコヲ。でも、時よりミュウの事を思い出して…
「お前は祈手じゃない」という言葉がフラッシュバックしてしまう。エコヲはその気持ちを
「必要に選ばれなかったものは、大事なモノじゃないのかな?」と話していた
ある夜、祖父の「ロバート」と牛の出産に立ち会い、ロバートはこんなことを話す。
「生きるのも死ぬのも紙一重だ。道は一つしかない一度産まれたら死ぬまで生きるだけさ」
みんな同じ…死んだら泣いて…自分が生まれた意味を探し出すエコヲ…
原点に繋がるクロスロード

「やっぱりあなたもお兄ちゃんと同じなんだね…。あなたはクロスロードに試される」
嘘と真実、過去と未来、人とミミナシ。その中心にある不思議なレコードプレーヤー
「オリジン」は祈手の始祖。エコヲにこう問いかけたロバート。
「お前は神様になりたいか…?それとも悪魔に魂を売るか…?」
オリジンは選んだ者に力を与える…エコヲはこう答える。
「僕はきっと何物にもなれません。だた生きて…ただ悩むだけの人間です…」
古より続くオリジンの記録をエコヲに見せる。それは人間とミミナシの関係。
ミミナシの暴走にだた祈る人々、オリジンの光はイクイップメントのコア生み出す。
しかし、同時に怒りや憎しみの感情はミミナシの更に狂暴化を招いた…。そして、
「神様にも悪魔にもなれなくったっていい。もう一度、あの子に会いたい!」
エコヲの意思が祈手へ覚醒させる!
だが…ジャニスとロバートはレコーダーの記憶だった…。ジャニスはエコヲに
「聴かせて!あなたにしかできない“唄”を」と伝え…まるで夢のように消えてゆく。

LISTENERS リスナーズ

「始めようセカンド・カミングを!ジミ、正統な後継者よ」
「哀れな殉教者ども。…私はお前たちが崇めるジミでも…その魂を受け継いだ妹でもない」
トミーの野望を真っ向から否定するミュウ。彼女は自らの正体を宣言する!
「ミミナシの王 LISTENERS」
大量のミミナシ流れ込みパニックになる中、トミーがミュウに立ち向かうのだが…
「世界に溢れる音をすべて飲み込みたい」
願望を口にした瞬間…イクイップメントもろとも闇に飲み込まれ死んでしまった。
「7日後、私は再びこの地に降り立つ!」と言い残しミュウは消えた…
ジャニスが妹だったんだ…ジミとエコヲは似た者同士

ゴミ山で目を覚ますエコヲを見た時、ミュウとの出会いを思い出して懐かしくなりました。しかし、もうあの頃とは状況が全然違いますね。
ミュウは、記憶喪失の少女→ ジミの妹→ ミミナシの王リスナーズ。っとなってしまった。
エコヲも、イクイップメント好きの少年→ 祈手。2人の関係は相棒から敵同士に。
人間が抱える醜い願望を聞き出し、存在ごと消し去ってしまう。あれほど…凶悪な力に対抗できるの?って感じですが…
ジミの妹であるジャニスがエコヲに伝えた言葉…すごくいい事言いますね!
「誰にでも出来る事をあなたがやるの。そしたら、きっとあなたにしかできない事になる」
多くの人々はジミを英雄だ!と言う。しかし、プロジェクトに関わった者は裏切り者だと…
でも、ジャニスとってはジミは普通の人間…エコヲとよく似ってる。
ジミに強い憧れを抱いて、旅を続けてきたエコヲ。今度は彼が人々に想いを貫き感動を与え時かもしれません!かつてのジミのように…
最後に一言だけ!
ロバートの哲学的な問いかけめっちゃ好き!とても考えさせられた深みのある回でした!