正解率1%!?あなたにこの謎は解けるのでしょうか?
竜騎士07さんによるサウンドノベルゲーム「ひぐらしのなく頃に」のアニメがが2006年から放映されました。その後も第2期やOVAも製作され、ゲームやアニメだけでなく漫画や実写映画など複数のメディア展開も起こす人気作となりました。
作中の時代は昭和58年、「雛見沢村」という架空の村を舞台に、「綿流し」というお祭りの際に毎年必ず『人が一人消え、人が一人死ぬ』という出来事を軸とし、疑心暗鬼にかられ、狂っていく人間模様を描いた物語となっています。
流血描写やホラー的な演出もあり、深夜に観てしまい怖い思いをした視聴者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?(筆者も初見時はとても怖かったです)
「鬼隠し編」「綿流し編」など数話ずつに話が分かれており、どの話の内容もいくつかの共通点はありながら違う展開が起こり、メインとなるキャラクターも変わってきます。
今回はメインとなるキャラクターを中心にご紹介します。
前原圭一(まえばら けいいち)

とある事情から東京から雛見沢村へ引っ越してきた少年で、雛見沢分校へ転入し、そこで後述のレナや魅音たちと仲良くなります。
引っ越して間もないのに雛見沢村に溶け込んでおり、ノリが良く好奇心旺盛な性格の持ち主。少々デリカシーに欠ける行動を起こしてしまうこともあり、異性に対して鈍感な部分もあります。
鬼隠し編、綿流し編など複数の物語の主人公であり、時には惨劇に巻き込まれ悲惨な最期を迎えたり、またある時には自分の罪を認め仲間を助けるために奮闘したりと物語の中で欠かせない重要な人物です。
竜宮レナ(りゅうぐう れな)

圭一と同級生の少女。普段はおっとりとした雰囲気で、すぐに顔を真っ赤にするような可愛らしい女の子です。
可愛いものに目がなく、自分好みの可愛いものを見つけると「はう~かぁいいよ~!おっもちかえり~♪」と「かぁいいモード」に変わり、そうなると誰も手出し出来なくなるほどの暴走っぷりを見せます。
彼女の有名なセリフ「嘘だッ‼」は皆様も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?それ以外にも時折怖い言動が垣間見え、普段大人しい彼女の豹変ぶりに恐怖を覚えた方も多いと思います…
彼女がよく所持している鉈も彼女を印象付けるアイテムですね。
園崎魅音(そのざき みおん)

圭一とレナより1つ学年が上の少女。いつも明るく元気なムードメーカー的存在の女の子です。
実家は雛見沢村の御三家と呼ばれる中のひとつ、園崎家であり、彼女は次期頭首となる存在で様々な修行を受けています。頭首である魅音の祖母の代わりに大人たちの話し合いに加わることもあり、その際は大人顔負けの威厳を見せます。
普段は男勝りな様子を見せますが、女の子らしい面も持ち合わせており、ほのかに想いを寄せている圭一から女の子扱いされず傷つく場面もありました。
北条沙都子(ほうじょう さとこ)

圭一たちより下の学年の少女。圭一たち上級生にも臆せずゲームで勝負したり、特に圭一に対してはムキになり対抗する素振りを見せます。
お嬢様言葉を使っていますがよく使い方を間違っており、そこも子供らしくて可愛いところだと思います。
「悟史」という兄がいましたが行方不明になっており、両親も過去に亡くしているので作中では友人である梨花と一緒に暮らしています。
古手梨花(ふるで りか)

沙都子と同学年の少女。可愛らしい言動や「みぃ?」「にぱー」などの独特な口癖で周りを和ます女の子です。
雛見沢村の御三家、古手家の娘であり、古手神社の巫女。雛見沢村の神様「オヤシロさま」の生まれ変わりだと信じられており、村の住人からは「梨花ちゃま」と呼ばれ大事に扱われています。
彼女の正体は作品の核心に触れるほど重要なものであり、物語が進むたびにその事実が明かされていくのがこの作品の楽しみ方のひとつとも言えます。
運命に立ち向かう物語
この作品には「出題編」と「解答編」があり、「綿流し」のお祭りで死者や行方不明者が何故出るのか?その他の惨劇の原因は何だったのか?という謎がだんだん分かってくるシステムになっています。
基本的に悲しい結末を迎えることが多い物語ですが、ある物語にて圭一が過去の罪を思い出せたことをきっかけに運命は少しずつ変わっていきます。
少女たちによる仲良しで微笑ましい日常、そして血にまみれた惨劇、という温度差もこの作品の魅力ですね。
ですがただ残酷なだけでなく、人を信じるということ、仲間の大切さを教えてくれる熱いアニメでもあります!
そして!新作アニメが放映されるとの告知もあり、放送が待ち遠しいですね♪
今度はどんな物語なのか?どのような結末を迎えるのか?でもきっと、仲間を信じれば運命に打ち勝てるはずです…!