ミーシャは”本来は存在しない存在、15年が私の一生”運命と受け入れていた…
「俺には知らぬことが2つある。後悔と不可能だ。お前の願いを叶えてやる」
魔王アノス・ヴォルディゴードを信じ、明日があると思って生きよ。
このページの目次
TVアニメ『魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』第4話
アイヴィスの魔法によって、サーシャから生み出されたミーシャという偽りの存在。
「サーシャと仲直りしたい」ミーシャのせめてもの願い…だが、勝負をしかけるミーシャ
この日ため、運命を受け入れ本心を口にしてきた…運命に抗うために嘘をつき続けてきた…
あなたが居てくれたから…

「サーシャは私のこと…嫌い?」
アノスが魔法を行使できたらその質問に答えると、2つの魔法陣を描きあげたサーシャ。
「ゼクシズ」を簡単に発動させ勝負はアノスが勝ち。ミーシャの質問の答えを口にする。
「ねぇ…お人形さん。私はあなたのことが、ずっとずっと大嫌いだったわ!」
でも、サーシャは心の中で…
(残りの人生はあなたにあげるわ…私はあなたのことが、ずっとずっと大好きだった。)
ミーシャに生きてもらうには、嫌われる、拒絶される必要があった。だから彼女は
運命を変えるため悲しい嘘をつき続けた。しかし、その想いも虚しく魔法陣は崩れ去っていく…
「私はサーシャになるだけ、ずっとあなたの傍にいる」
最初から俺の答えは決まっている!
「本当の奇蹟は、これからだ」
2人が助かる方法があると話すアノス。レバイドで15年前に送り込み過去を変える。
「そこで融合すれば、別の根源を持った双子として生まれたことになる」
ガイズを展開し自分の魔力を分け与え…ミーシャ達が起源を見据えること、それともう1つ
「魔王の始祖、つまり俺だ。でっちあげられた偽物ではなく、俺を信じよ」
世界の摂理にも縛られぬ《不適合者》

《時の番神》「エウゴ・ラ・ラヴィアズ」がアイヴィスと融合し行く手を阻む。
ミーシャ達を守りながらの戦闘で、ついに存在ごと消滅してしまうアノス。
愚かな始祖と高笑いするアイヴィスだったが…「殺したぐらいで俺が死ぬとでも思ったか」
自力で蘇生。時を停止する神の魔法ですら、アノスの歩みを止めることは出来ない!
「運命はぶち壊してやるとサーシャは言った、2度も奇蹟が起きたとミーシャは言った」
「ただ我が後ろを歩いてこい。お前達の前に立ち塞がる、ありとあらゆる理不尽を…」
”この俺がたった今から滅ぼし尽くす”
ミーシャ達は停止していた時が再び動き始め、アノスを「信じる」と過去改変が成功。
「見た者は根源すら残らず消滅した、理滅剣ヴェヌズドノア。万物を滅ぼす始祖の魔剣だ」
アイヴィスの断末魔と共に根源すら消滅するのだった。
”俺が魔王…アノス・ヴォルディゴードだ”
まさに「無敵」の魔王アノスは配下を想い指輪を渡す…

《時の番神》「エウゴ」やアイヴィスがラスボスでもおかしくないチート魔法の連続でしたが…殺したくらいで死なない!もはや…何があろうとアノスが死ぬ未来が見えませんね。
この強さで第一章が終ったところ。これ以上に敵もアノスも凄みが増していくの…?
どれだけ強くなるのか…想像もつきませんが、今から楽しみで仕方ありません。
魔王とは「俺が俺であること」自らが存在していることに意味がある!
ミーシャ達を助けるため全身全霊を尽し、圧倒的な力で敵を滅ぼす…優しき魔王。
アノス…男としても魔王としてもカッコよすぎます。
そして、ミーシャの運命に抗う為、自分の本当の気持や存在すら犠牲にするサーシャ。
この15年間嘘を言い続けるのは辛かったでしょうし、互いを想い合う姉妹に改めて感動させられました…。
世界の摂理にも、悪の象徴というイメージにも縛られない《不適合者》アノスは平和をこよなく愛する姿…まさに民を導く「王」に相応しいですね!
最後に一言だけ…
左手の薬指に指輪をはめてもらったミーシャ!アノスからのプロポーズじゃない…!?
文章:あそしえいつYH