賊徒の襲撃を受けてしまうグレン達。スカディや苦無は敵のアジトへ乗り込むと言う。
アジトの中には、ハーピー達が捕まっていた…。サーフェの秘密が明かされる。
TVアニメ『モンスター娘のお医者さん』症例4「不治の病のラミア」あらすじ
苦無が追っていた魔族専門の奴隷商が、闇夜に紛れて診療所を襲撃されてしまう。だが…
グレンを守るため目を光らせるサーフェ。その裏では、奴隷商の一斉摘発作戦が動いていた
賊徒のアジトで見つけ出した1人のハーピーが強い腹痛に訴え、危険な容態に。
診療所を襲撃
賊徒の襲撃をサーフェが返り討ちして、グレン共に逃走を計る。その道中で苦無と出会い
「さらってきたハーピーの娘にタマゴを産ませ、物好きな人間どもに売りさばく…」
グレン達も奴隷商のアジトに向かうことに…。その船を引いていたのはルララだった。
危険な事にルララを巻き込むことに反対するグレンでしたが、スカディは取引をしていた
「ルララを中央広場で歌わせる代わりに、しかるべき時には我々の任務に協力してもらう」
険悪になる両者だが、ルララは「自分の仕事は自分で決めるよ」とその場をおさめた。
賊徒の幻想を討ち滅ぼす
賊徒の襲撃を受け、ピンチに陥るグレン達を助けたのはスキュテイア達だった。
「ここで槍を振わずして、何が武名高きスキュテイアーか、ですわ!!」
人間と魔族の共存など幻想と主張する賊徒に対して、スキュテイアはこう一喝する。
「種族を越えて、支え合い認め合い助け合う。この街の現実の前では、幻想を抱いているのはあなた方のほうですわ」
グレン達は賊徒のアジトへ向かい、そこで怯えていたハービーの娘達を見つける。だが…
1人のハーピーは激しい腹痛に苦しんでいた。グレンはすぐ原因を突き止める。
「これは過大なストレスによる卵塞。つまり卵管に卵が詰まってしまう病状だね」
腹部のマッサージとリラックスできるよう声掛けをするグレン。そこに賊徒がなだれ込む…
不治の病サーフェのひみつ
サーフェには、グレンにも秘密にしていることが2つあった。
「1つは誰にも治せない不治の病にかかっている事、そしてもう1つは私の出自のこと…」
「ネークス家は、代々薬の製法だけでなく毒薬。そして暗殺術にも精通した家系なのです」
子供の頃、人間と交渉決裂した場合…リトバイト家の暗殺も命じられていた。
サーフェに毒付きナイフが刺さり気を失ってしまう…。彼女が目を覚ました頃には…
奴隷商は全員捕まり、産卵も無事に成功。秘密にしていた暗殺術の事を打ち明けるサーフェ
「うん、知ってるよ。君が家に人質に来た時、そういう命令を受けていることは」
すべてお見通しのグレン。そんな彼が医学に触れたキッカケをくれたのはサーフェでした。
サーフェに改めて感謝を口にするグレンに尻尾を巻き付け…
「先生…そんなこと言われたら、私が我慢できません!」
サーフェの不治の病は、まだ治りそうにありませんね!
グレンが助けてきたルララや苦無、スキュテイア、それぞれに出番がありましたね。
「薄汚れた誇りなど捨ててしまいなさい」とスキュテイアさんカッコよかったです。
ただ、お見合いの日程を相談するために診療所を訪れたって、もうグレンからOKもらえる前提で話が進んでて面白かったです。
サーフェはもしかしたら、愛するグレン暗殺の可能性もあったみたいですね。
そのことを知っていても、グレンは彼女と仲良く暮らし、助けようとまで…そりゃ不治の病にもかかっちゃいますよ。
手を握ってじゃなくて、眠るまで尻尾を握っていてほしい…サーフェのテレ顔が可愛くて仕方ありませんね。
不治の病を治せる医師はきっとこの世にたった一人だけ…2人を温かい目で見守ろうと思います。
最後に一言だけ…
もし、サーフェに毒が回っていなかったら…グレンはされるがまま。不治の病恐るべし!