デビルマンのOVA、妖鳥死麗濡編を語りたい!

アニメファンなら知っておきたい名作!アニメ「デビルマン」

永井豪さんの漫画「デビルマン」は単行本全5巻と短めですが、濃厚なストーリーや世界観が魅力的で未だに数多くのファンが存在する作品です。

1972年にはテレビアニメとして放送され、OP「デビルマンの歌」は誰でも一度は聴いたことがあるのでは?というぐらい有名なアニメソングですね。

筆者は少し前まで内容はあまり知らず、テレビアニメ版の「悪魔でありながら人間を守る」という設定しか把握していませんでした。

ですが、動画配信サービスにてデビルマンのOVA「妖鳥死麗濡編」が偶然目に留まり、一目見て一気にその世界観に引き込まれました。

1987年にOVA「デビルマン 誕生編」、1990年には続編の「デビルマン 妖鳥死麗濡編」が発売され、OVAは漫画版を少しアレンジしつつ、グロテスクな描写や主人公である「不動明」の苦悩などもしっかりと描かれています。

今回はデビルマンの知識がほぼ皆無だった筆者が如何にしてこの作品に惹かれたのかを、あらすじと共にご紹介します!

悲しみのデスマスク

「妖鳥死麗濡編」では、明(デビルマン)とデーモンの「ジンメン」と「シレーヌ(死麗濡)」の戦いがメインとして描かれています。

「誕生編」にてデーモンを抹殺するためにデビルマンとなった明。「妖鳥死麗濡編」の冒頭で不審な電話を受け、駆けつけた先で巨大な亀のようなデーモン「ジンメン」に出会います。

ジンメンの背中の甲羅には今までジンメンが食べた人間の顔が浮かび上がっており、その中には明の母親の顔もありました。

甲羅に浮かび上がっている顔には意識が残っており、攻撃すると痛がり叫び、恨み言を言われます。

ジンメンに攻撃される中、明の母は彼に自分がもう死んでいる事実を知ってもらうために、自分が殺された場面を明に見せます。

決意した明は母親の顔に攻撃し、ジンメンの甲羅を剥がそうとします。

「甲羅を剥がすと全員死ぬぞ!」と喚くジンメンに対し、「貴様も死ぬんだろ!」と告げジンメンを倒す明。

戦いの後、明は叫びながら周囲を破壊し、涙を流します。

筆者はジンメンの卑劣で残酷な戦い方に衝撃を受けました。そして、それに立ち向かう明の強さと悲しみ…ただの正義の味方ではない、と感じた瞬間でした。

最大の見せ場、シレーヌとの戦い

画像引用元:(C)1987 ダイナミック企画・講談社・キングレコード (C)1990 ダイナミック企画・講談社・バンダイビジュアル

明は牧村家に居候しています。とある夜、牧村家に「シレーヌ」という頭部に翼が生え女体と鳥が合わさった姿のデーモンと、彼女の部下「ゲルマ―」「アグウェル」が現れます。

牧村家の住人を襲うゲルマーとアグウェル、しかし明によって倒されます。安堵する明でしたが、シレーヌの巨大な脚で捕らえられてしまいます。

シレーヌの脚から流れる電流によってデビルマンに変身出来ず抵抗することも出来ない明でしたが、明の友人でありデビルマンになるきっかけとなった「飛鳥了」が現れ、シレーヌに銃弾を撃ち込みます。

シレーヌから逃れた明はデビルマンに変身し、シレーヌとの激しい死闘が始まります。

デーモンたちの関係

戦いの中でデビルマンはシレーヌに左腕を切断されますが、それでも負けじとシレーヌの攻撃を逆手に取り、シレーヌに致命傷を与えます。
更にシレーヌの頭部に生えている翼もちぎり捨て、シレーヌは絶体絶命のピンチに…

シレーヌはデーモン族の魔王「ゼノン」に助けを求めます。すると、それに応えるかのように一体のデーモン「カイム」が現れます。

カイムはサイのような見た目で巨大な二本の角を持つデーモンです。カイムはシレーヌに「俺の体を使え。合体だ」と言います。

シレーヌは自分の命がもう残り僅かなこと、合体してデビルマンに勝ったとしてもすぐに死んでしまうこと、合体後にカイムの意識が体を支配すれば生き残る可能性はあること、を彼に伝えます。

しかしカイムは「俺は生き延びるつもりはない。君に勝利の感激を味あわせたいだけだ」と言います。

「何故?」と問うシレーヌ。カイムは、「シレーヌ、血塗れでも君は美しい」と告げ、自分の首を自ら切り落とします。

カイムの意志を受け取ったシレーヌはカイムと合体し、再びデビルマンに立ち向かうのでした…

シレーヌの問いに対し、「好きだから」「愛してるから」などの言葉を使わずに、シレーヌへの純粋な強い想いを告げるカイムの姿に筆者は心打たれました。

デビルマンの敵でありながらも魅力的なシレーヌとカイム…ふたりの関係性にとても惹かれました。

完結編も観たかった…!

妖鳥死麗濡編はシレーヌとの戦いで幕を閉じます。

続編は出ておらず、本来ならば完結編が製作される予定だったそうですが実現には至らなかったようです。

筆者はこのOVAを観て、「デビルマン」という作品をもっと知りたい!と思いました。

主人公の明の活躍と苦悩、デーモンたちもただの敵役ではないこと…知れば知るほど深い作品だな、と思います。
派生作品も多い「デビルマン」ですが、特にこのOVAはお気に入りです♪
原作漫画が好きな方、シレーヌが好きな方にはおすすめの作品だと思います!

 

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(C)1987 ダイナミック企画・講談社・キングレコード (C)1990 ダイナミック企画・講談社・バンダイビジュアル
ホームページ:デビルマン

この記事のライティング担当:のいせ

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YOUTUBEを、もう一回はじめたんスよ。

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