「こんな日が続けばいい…」本心を隠し結衣は見守り続ける。
雪乃達の対案となりうる計画が動き始める…遊戯部の秦野、相模を巻き込んで。
高校合同プロム…海浜総合と話し合う。イマジネーションを働かせリアリティーを追及する。
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TVアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』第7話あらすじ
捨て案を練る上で、やりかねないと思わせることが重要。海浜総合、玉縄と折本と話し合うことに。
まともな会議になるのか?と心配するも先に仕掛けた八幡。ポップな論争が巻き起こる!
そして、プロムで対立しながらも結衣は雪乃を抱きしめる。間違えない様に祈りながら…
包み隠さず 本心のままに

- 「言い方は悪いが無料で使い放題の労働力として、お前らの力が必要だ」
秦野達に協力を求め…一色に来年以降、お前らが納得できるプロムを頼むと八幡が話すが…
「最悪だ…ナイトプール年パス持ちのクソビッチじゃないですか!パリピの女王なんでしょ!」
とにかく、いろはに最悪の印象しかない秦野達に八幡は笑顔を浮かべながら…
「あのクズさもダメなところも、そのうちクセになって逆にかわいく思えてくるぞ」
微妙なフォローを入れつつ、プロムの企画案を出し合い、海浜総合も巻き込むことに。
やはりクセが強い 玉縄

話し合いの席に着く八幡と結衣。対面には折本となぜか前髪にフーフー息を吹きかける玉縄。
八幡たちの企画書に目を通し、玉縄は企画意図の焦点がずれてるよとダメ出し…
「あの玉縄が意識高そうな横文字を使わないだと…!」
驚きを隠せない八幡はラップのリズム乗せて韻を踏み…反撃にでる。
「方向性はアバウト、規模を考えてアジャスト、俺がしたいのはサジェスト!」
結衣はラッパー八幡を撮影し、折本は「ある!」と合いの手を入れ、玉縄も負けじと…
「企画書で大事なのはほんの一部だ!それ以外の内容はまるで皮肉屋!」
お互いチームとして協力出来ていないと問題点を指摘され「バーン。だから君の企画はダメだよ」
白熱ラップバトルは玉縄が勝利した。
これが終ったら…ちゃんとするの

「調子はどうだ?」「そちらは?」
ペンチに並んで座り他愛もない会話を交わし、プロムの準備は順調と答える雪乃と八幡。
そこに結衣が「隼人君から連絡あって…」と八幡に伝え…仕事に戻ろうとする雪乃を握る。
「私のこと避けてた?ゆきのん、私ねヒッキー手伝ってるの!」
”これが終ったらちゃんとするの。だから、ゆきのんのお願いは叶わないから”
”私はあなたの願いが叶えばいいと思ってる”
2人の間に流れる何とも言えない空気を吹き飛ばすように結衣が雪乃を抱きしめる。
”プロム終わったらお昼一緒に食べるから、一緒にやりたいことたくさんあるの!”
3人の願いが叶えばいいのに…そう願っても1つしか叶わない

すごい玉縄のことを書きたいけど…雪乃と結衣の色々な想いの込められたラストに心揺さぶられました。
どちらかしか叶わない”願い”があって、プロムでも対立してて自然と顔を合わせずらくなった。
でも、大切な友達だって抱きしめる…あのタイミングで「ユキトキ」が流れて泣きそうでした。
対案を出す八幡…願いで攻める結衣…決して深くは聞かない雪乃。
3人とも大切に思ってるからそこ、動いてその度に想うことが沢山あって、その感情を不器用な言葉で伝える。
八幡に対して抱く想いも友情も…どちらもかけがえないものですし複雑ですね。
そんな中でも雪乃が八幡との会話シーンは、よくあのテンポでスラスラ言葉出てくるなっと思いながらいつも通りで聞いて安心しました。
昔の雪乃ならMAXコーヒーを選ばなかったでしょうね。
回を重ねるごとに3人が仲良くしていられる結末は無いのか…という思いで胸がいっぱいになります。
最後に一言だけ…
玉縄ラップ最高に面白かった!次回予告でも戦ってるけど、韻踏むのもディスも上手いな!
文章:あそしえいつYH