前回のブラクロ。
悪魔に恨みを持つ人たち「デビルパニッシャー」は、アスタやマリーちゃんたちを悪だと信じ込み断罪に走る。
エルフ騒動の裏で起きた、故郷や家族を奪われた人々のお話。
眠り薬

マリーちゃんとセクレをさらった「デビルパニッシャー」の面々は、森の中にあるアジトへと集まります。
そして、前回敵の罠にはまったアスタは、目覚めることなく眠り続けていました。
回復魔道士のオーヴェンいわく、アスタは魔法ではなく薬で眠らされているようです。
オーヴェン「誰だか知らないけど、これだけ強力なものを調合できるとは」
ブチ切れヤミ団長とゴーシュ
一方ゴーシュは、協会の老シスター・テレジアに食って掛かっていました。
テレジア「留守の間に起ったこととはいえ、弁解もないね。だけどあんたも、こんな年寄りをつるし上げるよりやることがあるんじゃないか?」
ゴーシュはネージュにも食って掛かり、マリーをさらった人物が「デビルパニッシャー」を名乗り、天秤がどうだの言っていたと聞きます。
ヤミ団長とノエルは、マルクスの記憶魔法で眠ったままのアスタの記憶を確認します。
そこで、「デビルパニッシャー」とアスタのやり取りをみました。
ヤミ「つまんねー手に引っかかりやがって」
言いながらも、留守中に大切な団員を傷つけられ、ブチ切れのヤミ団長。
ノエル「今思えば、あいつらたいした魔法を使っていなかったわ」
と気づくノエル。
魔力も戦闘技術もろくにない一般国民だからこそのやり口なわけですが、でも透過魔法は十分すごい魔法なんですよね。
さすがにゲルドル元団長ほどの神性能はないかもしれませんが。
ダムナティオを怪しみ
ゴーシュとフィンラルは、以前にもマリーちゃんをさらったダムナティオ・キーラ魔法議会議長を怪しみ、議会に乗り込みました。
しかしダムナティオは犯行を否定し、礼儀なく乗り込んできたゴーシュを罰しようとします。
ダムナティオ「元囚人め。ふさわしい場所へ送り返してやる」
ダムナティオの天秤魔法は、効果の及ぶ範囲内の人物の魔力を下げることが出来ます。
ゴーシュはあらかじめ鏡魔法で複製した自分を、窓の外に潜ませていました。

天秤魔法対策のつもりでしたが、それでも天秤魔法はゴーシュを抑え込んでしまいます。ダムナティオも冥域な気がするんですけど、どうなんでしょうね。
そこへ、乱入するヤミ団長。
ヤミ「うちの団員がまた世話になっているようだな」
キレているようで
ヤミ「あいつが気に喰わねーのはわかるが、急すぎねーか」
と、ゴーシュをさとします。
ダムナティオ「マルクス。私の記憶をみせてやれ。無実が証明された暁には、私に対する無礼の責任はとってもらうぞ」
そこでダムナティオは記憶魔法で自分の記憶を見せ、無実を証明します。
悔しがるゴーシュでしたが、ヤミ団長はダムナティオと口論した議員の男が、この騒ぎの中で姿を見せていないことに気づきました。
救出へ

と、そこへノゼルお兄様。
いわく、アスタの腕に着けていた通信魔導が、別の地で反応しているとのこと。
あれを外せるのはセクレだけ。
そう考えるヤミ団長。
ダムナティオはゴーシュを裁きたいようでしたが、「黒の暴牛」にはアスタの監視任務があります。
それを逆手に、ユリウス魔法帝はヤミ団長たちを反応の元へいかせることに。
ゴードン「僕もいかせてもらうよ。親友の妹はぼくの妹も同然だからね」
ゴーシュ「ああ!? 誰が誰の妹だって!?」
マリーのことになると、冷静ではいられないシスコンお兄ちゃん。
ノゼル「私もいこう」
そこでノエルも含めた一同はチュリューの町へ。
そこは、エルフ騒動で破壊された町でした。
「デビルパニッシャー」は通信機器の妨害を始めます。
ノゼルは反応から離れた場所に着陸しました。
ヤミ「お前の妹の写真はあるか?」
ゴーシュ「なんに使う気ですか!?」
ヤミ「勘違いすんな。聞き込みには必要だろ」
というわけで、ヤミ&フィンラル、ゴーシュ&ゴードン、ノエル&ノゼルにわかれて調査をすることに。

その中で、復興が遅れている町の現状を知り――。
そして、ヤミ団長とフィンラルは、家族の墓参りをしている「デビルパニッシャー」の1人と出くわしました。

というわけで、今回のアニオリエピソードは長編のようです。
ゴーシュとゴードンの絡みが原作以上に豊富で、面白かったです。しかし、不意を突いたとはいえ、一般国民にしては強すぎるような。通信機器の妨害まで……。かなり優秀ですね。
ちなみに、今回のプチットクローバーは「デビルパニッシャー」をネタにヤミ団長が空耳でぼけて、ノエルがひたすら突っ込むというものでした。


久々のノリでしたね。