式典の最中に倒れてしまったスカディ。慌てて処置にあたったグレン達だったが…
彼女の主治医:クトゥリフ先生から極めて珍しい奇病と聞かされる。
このページの目次
TVアニメ『モンスター娘のお医者さん』症例9「倒れたドラゴン」あらすじ
クトゥリフの元を訪れたグレン達、スカディは重い病気に蝕まれていると話し始める。ところが…
彼女の意思を尊重して、目立った治療はしないと言う。このまま見過ごせないという苦無に賛同し、
グレンはスカディの診察することに。しかし…想像していたより病状は進行していた。
師クトゥリフと弟子グレン

可愛いくも小憎らしい弟子どもとグレン達を歓迎するクトゥリフ。用件はスカディの病について…
「急な血圧変動でいつ心不全に至ってもおかしくはないわ。ドラゴンというのは厄介なのよ」
症例もなくクトゥリフでも簡単に治せる病ではないと話すのだが、問題ははっきりしていると言う。
「最大の問題はスカディに病を治す気がまったく無いということ」
苦無にもスカディは「治療などしなくてもいい…」と話しているらしく…
「私には拾ってもらった恩がある。竜闘女様が苦しむのをこのまま見過ごせるものか。」
苦無の意思に賛同し、グレンはスカディの診察へ向かう。
無許可でスカディの寝室へ

苦無の指示に従って、グレンだけでスカディの寝室へ入ると、窓際で外を眺める薄着のスカディ。
「診察してもらう。もっともグレン医師とて治せはせぬだろうが」
スカディは服の紐を解き、胸元を見せる…。まるで心臓のように脈うつ悪性の腫瘍ができていた。
血管とも繋がり、「つまり今 私には心臓が2つあることになる…私の業だから」と話す彼女に
「診療を続けます!」
グレンは腫瘍に触れ、鱗や尻尾や翼の付け根、全身をくまなく触診していく。
「くすぐったい…あの尻尾は敏感で…付け根はダメっ!翼のとこ本当に…!」
スカディは泣きながらその場に座り込んでしまいます。
30点の回答 70点の加点

スカディの手術に執刀してほしいと言うグレンに対して、彼女の意思や手術の難しさを指摘
「できるならとっくにやってるわ!!スカディは治療を望んでいない!」
声を荒げるクトゥリフはスカディを説得できるのか?と尋ね。グレンはこう答えます。
「やってみせます!」
「先生こそ誰よりもスカディさんを助けたい、だからここに来たんです」
そして、アラーニャにも協力をしてもらうことに。手術に必要な人材がそろうのでした。
クトゥリフの試験を通して、僕たちなりのやり方を見つけた。

謎に包まれていたスカディのお姿と声も聞けて嬉しかったのですが、悪性の腫瘍…間違いなく今までで一番重い病気です。
グレンも竜族という珍しい種族なだけにかなり念入りの触診していましたね。
ドラゴンと聞くと強いイメージがありましたが、身体は敏感なようで泣き崩れてされるがまま許して~!儚げな感じがすごく可愛いなー思いました。
その状況を目の当たりにして、サーフェと苦無がブチギレ。「一気に首を…」「浮気の癖は…」とか殺意高すぎて、グレンは診察するだけでも命がけですね。
ちょっとは信じてあげてもいいのに。
クトゥリフ先生の試験を通して、グレンが得た答えは”すこしだけ口うるさい医者”になること。
自分達らしいやり方を見つけたからこそ、スカディの診察に踏み切り、患者主義のクトゥリフ先生の本心も引きだせた。
医師として成長したグレン率いる医療チームでスカディの命を救ってほしいものですね!
最後に一言だけ…
サーフェとおそろいの服を着れるだけでOKするアラーニャなら、何でもしてくれそう。
文章:あそしえいつYH