さて今回は、元気と力溢れる二年生。桃城武の成長を見ていきたいと思います!
天才でも壁にはぶつかるものです。そして壁を超える事が出来る人間だけが、成長出来るという事が良く分かりますね!
ライバルだからこそ 聖ルドルフ戦
ライバルである海堂とダブルスを組んで臨んだ試合。
お互いが、お互いを煽りながら戦っていて、傍から見ると喧嘩しているようにも思えました。
ですが、お互いの実力を知っているからこその、焚きつける為の行為だったのです。
その結果、お互いに本来の力を出すことが出来て、見事に勝利。
それも柳沢にボールを当ててのKO勝利となりました。桃城のダンクスマッシュの威力はとんでも無いです。
桃城武 完全習得・ジャックナイフ!! 千石戦
桃城武 は千石の攻撃に手も足も出ずに翻弄されてばかり。
得意のダンクスマッシュも返されて、挙句の果てにはダンクスマッシュを千石にも打たれてしまい、戦意喪失…。
するかと思いきや、ここで桃城は、新たな技を会得します。
それがジャックナイフでした。
ジャックナイフを完全習得した桃城は、何度も何度もジャックナイフを打ち込みます。
切れ味の鋭いナイフのような打球が、千石を襲い続けて、千石はジャックナイフに対処しきれませんでした。
その結果、 桃城武 の逆転勝利。
最後まで諦めずに戦う強い精神力、そして体力があったからこそ、試合中に新技を会得出来たのだと思います。
桃城武 弱点を克服 橘杏戦
桃城武 は、レギュラー落ちして、部活を休みがちになり、ストリートテニス場で橘杏と試合をする事になりました。
橘杏の打球に反応できず、追う事を諦めてしまいます。
そんな桃城の姿を見て、橘杏は怒ります。
橘杏の姿、そして言っている事が理解できない 桃城武 は、首を傾げ続けるばかりでした。
その後も、橘杏の打球を追わない桃城は“ある事”に気付きます。
それは、自分が“格下の相手と決めつけて見下している”ことでした。
格下の相手だから、こんな球は打ってこない。そう思っているからこそ反応できなかったのです。
自分の過ちに気付いた桃城は、どんな相手にも“格上である”という意識をするようになります。
見事、橘杏の球に食らいつくようになり…弱点を克服するのでした。
橘杏のおかげでもありますが、ここから 桃城武 は急成長していく事になります。
直ぐに弱点を克服できるのは、桃城武の強いポテンシャルがあってこそだと思います。
ライバルがいてこそ成長する
桃城と海堂のように“負けず嫌い”の性格は、ライバルがいてこそ成長しますね!
ライバルの存在は本当に大きいものです。同等の力を持っていて、お互いが認め合っているからこそライバルとして成立しますからね。
もし、そんな素敵なライバルと出会えたら、心の底から感謝すると良いと思います!
さて、次回は青学一のお調子者、菊丸英二の成長について書かせて頂きたいと思います。
良ければまた見て下さいね! ではでは~。