子供の頃、木ノ幡みら(このはた みら)はキャンプ場で出会ったアオと名乗る男の子と、未発見の小惑星を探し出し、それにアオと名付けることを約束。
高校生になり入部した地学部で、そのアオと再会する。
アオは真中あお(まなか あお)という名であり、実は女の子であった。
そしてふたりは、あの時の約束どおり小惑星探しを始める。
部員不足のため「天文部」と「地質研究会」が合併してできた「地学部」の一年の活動を見てみましょう。
新しい部員も含めて、第一回部会
地学部発足の会報を作ることに決定。
たくさんの人に、地学部の存在と活動内容を知ってもらわねばなりません。
やることさえ決めたら、帰りにハンバーガーです。
新入部員の歓迎会
新入部員に、部活動に興味を持ってもらわねばなりません。
新入部員の歓迎会を兼ねて、河原で石ころハンティングと星空観賞。
それと、みんなで楽しくバーベキューです。
地学部の会報発行
はたして地学部は一般生徒に受け入れてもらえるのだろうか?という不安とは裏腹に、会報は大人気で、あっという間になくなりました。
やれやれということで、会報創刊を無事終えた後は、みんなで温泉です。
夏合宿
顧問の先生の車でドライブ気分。
向かった先の地質標本館やJAXAで、地質や化石、人工衛星、ロケットなでの展示物を堪能した後は、バーベキューです。
文化祭
地質班は学校のグランドの地質を調べるため、ボーリング調査。
天文班は太陽系惑星の模型を製作。
地学部はカフェをやりながら、それらの展示です。
当日の部員たちの仕事は、カフェメイドの他にカフェで提供するパンやケーキの試食に残り物の整理、まさに残パン整理です。
新年度
新入部員が入ってきました、河原で石ころハンティングと星空観賞のはずが、今回はあいにくの雨。
しかし、川が増水して石拾いができなくとも、雨雲で星空が見えなくとも、バーベキューだけは中止になることはないのです。
そうです、東屋の屋根の下、雨露を避けてバーベキューです。
どうですか?これが地学部の1年間の活動内容です。
おあずけされることもありますが、やることさえやれば、だいたいご褒美が用意されています。
こうして、地学部員たちは星を見るだけで、条件反射を起こし、ヨダレを流すようになっていきます。
そうです、地学部員とは「パブロフの犬」なのです!
あれ?