「なかなか歯ごたえのある者もいるようだな」
生命湖全体を覆い尽くす聖なる結界。「勇者たちに力!」と人々の応援がジェルガカノンに力を!
しかし…「魔族を殺せ…殺せ」脳内で響く声は憎悪…勇者カノンの意思はどこへ?
このページの目次
TVアニメ『魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』第11話あらすじ
結界の中で戦いを強いられるアノス達。力押しのラオスに対して、余裕の表情を浮かべるミーシャ。
レドリアーノ&ゼシカの猛攻に耐えるアノスだが…反撃の狼煙は暴虐の魔王を想う者達の歌声…。
アノスは勇者カノンの真意を2000年の時を経ても決して忘れはしない!魔族には愛がないと思うか?
破滅の魔女 絶望の淵で見下し笑う

アノス班は3つに分かれてジェルガカノン達の相手をするのだが…ミーシャは余裕を見せる。
「破滅の魔女:サーシャ・ネクロン。今から私があなたを絶望の淵に落としてあげる」
ラオスは「サイフォオ」と叫び魔法を繰り出すが、ミーシャはヒラヒラと交わし魔道具を奪うも…
「正義を示せガリュフォード!」聖剣を呼び出し、一気に間合いを詰めて魔道具を奪い返すラオス
結界魔法バーディスドでサーシャの動きを封じ殺そうとした瞬間…破滅の魔眼を発動させて
「あたしの魔王に対する不遜な態度、反省してもらうわよ!」ミーシャはラオスを見下し笑う。
1000万人の想い…アノスに捧ぐ8人の想い

ゼシアとレドリアーノは声援を自らの力に変えアノスに襲いかかる。アノスもアスクの魔法陣を展開
8人しかいないファンユニオンに向けて…「歌え!お前たちの愛を、俺によこすがいい」と応援歌を歌うファンユニオン。
重要なのは人数ではなく、想いの切実さだと話し攻撃を弾くアノス。突然、脳内に語りかける声が
「魔族を殺せ、暴虐の魔王を殺せ」
ファンユニオンやアノス達に聞こえ、レドリアーノがゼシアの根源を利用し何度も自爆魔法を放つ。
「根源爆発を使ってこようとはな。未来と引き換えにして手が届くほどこの命安くはないぞ」
自滅を続けるゼシアの根源を掴み動きを止めるアノス。
勇者カノンの名を継ぐ者の末路
「元々、貴様らには死んでもらう予定だった。」
神殿で待ち伏せしていたディエゴは魔族に憎悪を募らせ、ミーシャをめった刺しにしてしまう。
アノスが現れディエゴを一度殺し即蘇生。「この学院の真の目的は何だ」と問い詰める。
魔法《ネドラ》で醜い魔物に姿を変え、それでも魔族を殺そうとするディエゴ。
アノスはディエゴの根源そのものを身体から引き抜いて…勇者カノンについて話す。
「幾度となく俺に立ち向かった。誰かを犠牲にするぐらいならば、自分が死んだ方がよいと本気で思っていたのだ」
ディエゴの根源を握り潰した。神殿の奥でエレオノールは自分の正体を明かす”僕は…魔法だぞ”と
アノス班強すぎ…勇者を語り敬意を示す魔王!この関係イイな

ジェルガカノンは勇者らしからぬ、卑怯な手段を使っても弱かったですね。(ゼシアを除いて)
アノス達が情け容赦なく倒してくれるので、正直スカッとしました。
本当に聖なる結界でアノス達…弱体化してるのか?って思ってしまうほど強かった。
ラオスのパワー押しにも焦らず冷静に状況判断を下しすサーシャが超カッコいい。
破滅の魔眼を使っても、アノスに相殺されることがほとんどでしたから、結界魔法を無効化出来てしまう。破滅の魔女の恐ろしさを分からせる戦い方大好きです。
未来を引き換えにしても勝てない!…勇者を語るな!
アノスの言い回しもカッコよくて、なにより勇者カノンに対する敬意がすごい胸が熱くなります。
普通なら忌み嫌う存在のはずが…カノンの意思を誰よりも戦ってきて一番理解しているはアノス。
まさかその転生者に”勇者とは”と説くことになるなんて…皮肉なものです。
最後に一言だけ…
ファンユニオンの応援歌…穏やかなメロディーだけど、歌詞が妙に高圧的で笑ってしまった。
文章:あそしえいつYH