奉仕部で雪乃が座る場所は八幡の隣になった。不器用同士見つめ合い頬をそめる。
平塚先生は始まりの言葉を八幡に送り、彼もまた先生を見送る。
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」ついに完結!やはり青春っていいもんだ…
TVアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』12話あらすじ
合同プロムを開催場所を見つけた八幡と雪乃。戸塚や葉山や三浦達の協力を得て責任や覚悟、
色々なしがらみを抱えながらプロムが終わる。八幡は平塚先生と最後の時間を過ごす…。
奉仕部も八幡と雪乃だけになり、部員も今後の活動もなし…予定通り役目を終えようとしていた。
会場視察というデート 前に進むためその手を握る
「俺の目が死にすぎててヤバい」「目変わってないじゃない。ちゃんと腐ってるわ」
八幡の腕を引き寄せてツーショットを撮影して喜ぶ雪乃。プロム会場に相応しい場所を見つけ。
皆に協力を仰ぎ奉仕部へ集まるも、結衣が来ないと思っているといつものあいさつで
”やっはろー!”
結衣も加わり急ピッチで仕事を進めていくが、八幡の提案でサウナで一度休憩することに。
いろはと結衣に寄りかるように雪乃がベンチに座っていた。八幡が「そろそろ行くか…」言うと
2人は空気を読んで雪乃と八幡だけに…雪乃が立てるよう手を差し伸べる八幡は…
(彼女が1人で立てることも…彼女がそう言うだろうことも知っている)
”だが、それでも俺は手を差し出すのだ”
責任お化け 最高の先生と生徒
小町はいろはに八幡と同じ空気を感じ「普通にクズ同士」と言いつつ、いろはも…
「彼女がいる人好きになっちゃいけないなんて法律ありましたっけ?」
と言われても結衣は”がんばれ!”と応援。「覚悟決めてね」と陽乃は八幡に耳打ち。
合同プロムが無事を終り、平塚先生と”青春について”語り始める。
「君なりの青春の過ごし方だとは言えるのかな。青春とは嘘であり悪である」
「君と踊るのをすっかり忘れいた」八幡の手を取りダンスを踊る平塚先生。本物についても話し
”別れたり離れたりできなくて距離が開いても時間が経っても引かれ合う。それは本物と呼べるかもしれない”
疑い続けると返す八幡は平塚先生の手を取らず、自分で立ち上がってお別れの言葉を口にした。
「お世話になりました」「あぁ、君はほんとに手がかかった」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
雪乃から大量の仕事を頼まれて戸惑う八幡だったが「最後に一つだけ言っておかないと…」
”あなたが好きよ。比企谷君”
そう言い残して去っていく雪乃。めんどくさい所が死ぬほど可愛いと八幡は青春を噛みしめていた
小町が奉仕部に入部するためにやってくるが部員の募集どころか部活動すらない。いろはも現れて
「奉仕部の活動場所になります」と笑顔を向け、さっそく一人の依頼者が訪れる…結衣でした。
「私の好きな人にね。彼女みたいな感じの人がいるんだけどそれが私の一番大事な友達で。でもこれからもずっと仲良くしたいの。どうしたらいいかな?」
ずっと続きそうな依頼内容に比企谷八幡は”やはり俺の青春ラブコメはまちがっている”と思う。
みんな迷い疑いながら青春を歩み。正解を求めながらも間違い成長していく…最高のタイトル回収でした。
雪乃は気合いを入れておしゃれして、八幡の腕引き寄せる積極的に攻めるもデレデレでした。
…本当に雪乃さんなのですか!?って感じでしたけど、いつもの「死んだ目」イジリは忘れない。
恋人同士に変わった所もあれば、変わらないところもあってすごく微笑ましかったです。
めんどくさいけど、自分の気持ちに素直な雪乃は可愛さが倍増してますねー。
差し出された”手を取るか、取らないか”で関係性を描写しているのが印象的でした。
例えば…
雪乃は差し出された八幡の手を取って立ち上がる。
”彼女を支えるという八幡の決意と雪乃も困った時は彼を頼る”まるで2人の関係性のようでした。
察する結衣といろはがなんとも切ないよね…
八幡は平塚先生の手を取らず自ら立ち上がり、彼から平塚先生の手を握る。
良き相談役だった平塚先生に頼らず、これからは自分で何とかします。と八幡が意思を示すことが、感謝の気持ちを込めた最高のお別れだと感じました。
まさか…最後の最後で「青春とは嘘であり悪である」始まりのセリフを持ってくるなんてズルいよ。
平塚先生去り際もカッコよくて…正直、泣きました。お願いだから誰か嫁にもらってあげて…
そして、いろはは生徒会長という立場をフルに活かした奉仕部継続からの、結衣も諦めないと決めたようで良かった。
これから八幡争奪戦が始まりそうです。…いろはと小町部長の小悪魔的な笑みが忘れられないww
”やはり比企谷八幡の青春は間違っている” 最高の青春群像劇を楽しませてもらいました。
最後に一言だけ…
いろはと小町の絡みもっと見たかったなー。「俺ガイル」ゲーム化決定!らしいので平塚先生ルート攻略したい!(ただの願望でしかありません)
文章:あそしえいつYH