前回のブラクロ
やっぱり団長は強かったーーーーーーー!!
1年ぶりの魔法騎士団入団試験

魔法帝――9つの魔法騎士団と、その団長たちの上に君臨する存在。
魔法帝と団長たちはクローバー王国民の憧れの存在であり、そんな団長たちとの模擬戦をみて、魔法騎士団員たちはよりいっそう気合をいれていました。

スペード王国との戦いに備え、特訓をつづけるアスタたち。
ヤミ「おい、いくぞ」
ゴードン「親友とのおでかけ」
そんな中、ウキウキのゴードン。
アスタ、ノエル、ゴードン、ヤミ団長はフィンラルの魔法で移動し、魔法騎士団入団試験を観にいきました。
アスタ(あれからもう一年)
年に一度の魔法騎士団入団試験。
今年は「白夜の魔眼」騒動で試験生が少なめでしたが、それでも会場は盛り上がっていました。
ノゼルとノエル、1年前を振り返り
アスタ「みろよノエル。一年前の俺たちだぜ」
ノエル先輩――。
ノエル(なんて呼ばれたりするのかしら)
と、まだみぬ後輩にわくわくするノエル。
ノゼル「ノエル、きていたのか」
そこにはノゼルお兄様もいます。
ノエルは、来る戦いにそなえ初心にかえるべく、試験会場にきていました。
一年前、ノエルはノゼルお兄様に冷たく突き放されていましたが、それはノエルを想ってのことでした。
ノエル(今ならわかる。あれは私を戦場に出したくないというお兄様の優しさだったと)
ノエルはノゼルお兄様に、「黒の暴牛」に入れてくれたことを感謝します。
ノゼル「成長したな」
ノゼル(お前ならもっと成長することが出来る)
ノゼル(母上のように)
入団試験をみる団長たち


入団試験では、高い場所から各団長が試験を観覧し、団に勧誘したい訓練生を指名していきます。なので、各団長も試験勘定に登場していました。
エルフ転生編に入るまではずーっと寝ていたドロシー団長も、最近では起きっぱなしですね。

入団試験は、ヴァンジャンス団長の挨拶からはじまりました。
転生魔法によるエルフ騒動の真相を知らぬ者たちにとっては、ヴァンジャンス団長は英雄です。
そして、ヴァンジャンス団長はクローバー王国とユリウス魔法帝のために、英雄としての役割を演じ切ります。

世界樹魔法により、空からあらわれる巨大な木。
その枝が試験生たちに箒を配ります。
成長したアスタたち
ノエルはアスタの出会いや、どんなにボロボロになっても諦めず立ち上がり続けた姿を思い出していました。
ノエル「本当に凄いわよ」
アスタ「サンキュー。だけど、ノエルだって」
アスタもまた、ノエルが戦いの中で成長し、かっこいい魔法まで習得したことについて触れます。
互いにたたえ合い認め合い、競い合える。素敵な仲間たち。
これから先も大変なことがたくさんあるけれど。
アスタ「オレたちはなにがあっても人々を守る! 力を合わせて!」
ノエル「強くなりましょう」
と、決意を新たにします。
そのころ、ユノもまた試験を観に来ていました。
アスタが気づいて声をかけると、またいつものように張り合って。
共に魔法帝になると誓い合った日々を思い出し、再度誓い合います。
試験が終わると、ますますやる気に燃えるアスタたち。
後輩も気になるノエルでしたが、「黒の暴牛」に入団した新人はいませんでした。
ユリウス魔法帝もまた試験を観覧し、新人たちの頑張る姿を前に未来への希望を抱いていました。

ユノ、魔石を取り戻す
夜。
ヴァンジャンス「ユノ、渡したいものがあるんだ」
ヴァンジャンス団長は、レブチが回収していた魔石をユノに返します。
ユノ(まさかあいつのおかげで戻ってくるとは。ありえねー)
ヴァンジャンス団長はユノに騒動の中で助けられたことに関して、お礼を述べます。
ヴァンジャンス「これからも期待しているよ」
もっと強くなると誓う
また、「黒の暴牛」のアジトでは、アスタとノエルの入団1周年を記念し、宴会が行われることに。
ヤミ「今夜だけは戦いを忘れて飲んで食え!」
そんな中でアスタは、そして「金色の夜明け」アジトにいるユノは、同時に想いました。

アスタ「オレはあの頃より強くなった」
ユノ「だが」
アスタ「まだだ」
アスタ・ユノ「「さらなる高みへ、オレは魔法帝になる!!」」
というわけで、初心にかえるアスタたちを描きつつ、物語としての初心にも触れるエピソードでした。
最終回みたいなノリですが、まだアニオリは続きます。
スペード王国編に入るのはもうちょい先みたいですね。