ディビジョンバトルがいよいよ始まり、バトルを邪魔しようとするチームからイケブクロを守り予選を勝ち抜いたBuster Bros!!!。
スリリングな展開を見せた第6話に続き、第7話もシンジュク麻天狼を中心に新たな事件が!?
と、いうことで早速振り返ってみましょう!
社畜でネガティブな仲間

麻天狼のメンバーであり、医療機器メーカーに勤める観音坂独歩(かんのんざか どっぽ)は、何時ものように上司のハゲ課長に大量の仕事を押し付けられ、両手に抱えるほどの書類を持ちながら廊下を歩いていたところで、隣の部署で働く瑠璃川一葉(るりかわ かずは)とぶつかり、派手に尻もちをつきながら転倒してしまいます。
散らばった書類を集めながら、少女漫画のような出会いを果たす2人。
「この会社にも、君を応援している人がいるよ。」
独歩の活躍を知っていた一葉はそう言葉を掛けると、以降ハゲ課長に仕事を押し付けられる独歩を度々手伝うようになり、2人は友人として距離を縮めていきます。
ハゲ課長の転落事故

そんなある日、ハゲ課長が何者かに突き落とされるという事故が発生し、毛が……怪我をした課長が神宮寺寂雷(じんぐうじ じゃくらい)が勤める病院へと運び込まれると、寂雷は独歩と一二三を呼び出し事故の経緯を説明します。
更にヒプノシスマイクを使った連続強盗事件にも触れ、麻天狼のディビジョンバトル中に強盗が起きていること、犯人は医療器材を使い建物の構造を調べ侵入していることを話し、それを聞いた独歩はある人物に疑念を持ち始めます。
そしてその夜、麻天狼のディビジョンバトル終了後、強盗が発生した現場に駆け付けた独歩に一通のメールが…。
「 最後に君に会えてよかった 一葉 」
独歩にあるもの

強盗を終え、晴海ふ頭で逃亡用の船を待つ一葉とその仲間たちの前に、メールを受け急ぎ港へ駆け付けた麻天狼が現れると、それを待っていたかのように一葉は独歩に視線を合わせ、言葉を掛けます。
「独歩……僕と君は同じだって思ってた。だけど違った…。だから僕は僕で、自分の道を見つけた!」
仕事も上手くいかず、心に蓄積されるものを抱えながら日々を過ごす中で、同じように心に溜まったものをラップで吐き出す独歩の姿に自身を重ね、彼のようにとチームを組むも予選に選ばれなかった一葉は、ならばと強盗を働き世間から注目されることで独歩と並んだ気になっていました。
しかし、「人を思いやる気持ち」「自分を信じる力」という独歩の心にある強さが彼には無かったことが決定的な違いとなり、自身の弱さに負けた一葉は、間違った道から独歩に倒されることによって救われ、警察に逮捕されると事件は一件落着するのでした。
The darkest hour is just before the dawn.(夜明け前が一番暗い)
第7話、いかがだったでしょうか?
今回は独歩を中心とした切ないお話でしたが、麻天狼の劇中歌も、シックなメロディが2人の関係とシンジュクの雰囲気を見事に表現していて、個人的に凄い好みの曲調でした。
麻天狼の話し以外にも、寂雷とトムが過去に紛争地の野戦病院で医師と患者として出会っていた過去や、入間銃兎 の同僚警官の怪しい動き、乱数とTレックスの接触など、色々な伏線が張られていたので次回も目が離せません!