中野玄人(なかの くろと)は、毎日激務に追われるブラック企業勤めのサラリーマン。
ある日、いつものようにヘトヘトのボロボロになって帰ってくると、キツネ耳と尻尾の付いた幼女が出迎えた。
幼女は、中野の祖先から縁のある「800歳の神使の狐」で「仙狐」と名乗り、中野の身の回りの世話をするというのだが、疲れる。
逃げる仙狐さんを追いかけ回して疲れる
「尻尾もふり」をかけてゲーム対決。
勝利するも、約束を反故にして、逃げ回る仙狐さんを追いかけ回し、部屋の中をドタバタ。
隣人の高円寺ジャスコも「うるさい」と押しかけてきて、警察を呼ぼうとする始末。
とんだ休日になりました。
帰宅すると仙狐さんが落ち込んでいて疲れる
機械に弱い仙狐さん、電化製品を動かせても止める手段がわからず、ブレーカーを落としてしまいます。
「わらわは、動く毛玉じゃ」と落ち込む仙狐さんを「大丈夫ですよ、すぐに慣れます」と会社から疲れて帰って、気を遣わされる中野。
弱った仙狐さんの尻尾にもふりながら・・・。
おお、逃げられずに簡単にもふれる作戦が見えた気がする!
一日しかない夏季休業に連れ出されて疲れる
一日しかない貴重な休暇に海に連れ出される。
それでもビーチバレーなどで、思いっきりはしゃいでしまった中野。
浜辺で「ごはーん」と思いきや、食材がないという。
仙狐さんの上司の夜空(そら)さんが、高級食材を提供してくれたので、助かりましたが、拾ったワカメだけだったかと思うとゾッとします。
尻尾もふもふからの、「ここか?ここか?ここがええのんか?」からの、「うにゃー!」という喘ぎ声にも癒されますよ仙狐さん。
それにしても、仙狐さんの神通力を上回るほど疲労させるブラック企業をどうにかしたほうが早い気がするのは私だけ?
顔色がよくなった分、休日出勤や残業が増やされては、元も子もないのでは?
これでは「生かさず殺さず」だと思うのじゃが、お主はどう思うかの?
口癖が移ってしまったようじゃ。
くれぐれも耳と尻尾付けて、他人のお宅に上がり込まないようにの!