ハロウィンとクリスマスを一度に楽しめる!『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』

ハロウィンタウンの王がクリスマスに挑戦!

1993年にアメリカで公開された「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」は「シザーハンズ」等で有名なティム・バートンさんが原案・製作のストップモーションアニメ映画です。1994年には日本でも公開されました。

舞台となる「ハロウィンタウン」には不気味なモンスターのような住人たちが住んでおり、「怖いこと」「驚かすこと」を好みます。
ハロウィンタウンの王として崇められている「ジャック・スケリントン」はその年のハロウィンでも住人達を満足させましたが、当の本人は毎年代わり映えのしないハロウィンにうんざりしていました。

そんなジャックでしたが、ひょんなことから「クリスマスタウン」に迷い込んでしまいます。

見たこともない華やかな光景に感動したジャックは、自分もクリスマスをやってみよう!という計画を立てることに。
ハロウィンタウンの住人たちを巻き込んで、ジャックたちのクリスマスはどうなってしまうのか…?

不気味で、でもちょっと可愛い?登場キャラクター

主人公であるジャックは骸骨のような姿に黒いスーツを着ており、細身の体をしています。

普段は気さくで朗らかに相手に話しかけますが、ハロウィンや相手を怖がらせるときは恐怖の王に相応しい恐ろしさも持ち合わせています。毎年同じことの繰り返しであるハロウィンにうんざりしたり、クリスマスってどうすればいいのか?と思い悩む姿もあり、場面によっていろんな表情を見ることができます。

本作のヒロイン「サリー」は「フィンケルスタイン博士」によって造られた女性です。博士の元から逃げ出すため博士に薬を盛ったりもしますが、クリスマスに浮かれているジャックを心配する心優しい部分も持っています。

「ブギー」は大量の虫が入った麻の袋のお化けで、本作のヴィラン(悪役)として描かれています。ジャックの紳士さに惹かれる方もいれば、ブギーのちょっと憎めない悪役っぷりに惹かれる方もいると思います。

その他にも、物理的に二つの顔を持つハロウィンタウンの町長「メイヤー」や、ブギーの子分で悪戯好きな三人組「ロック」「ショック」「バレル」など、個性的な住人たちが登場します。

登場キャラクターが歌う場面も多く、特に物語冒頭でハロウィンタウンの住人たちが歌う「This Is Halloween」はハロウィンらしさ満載で一気に作品の世界観に引き込まれると思います!

吹き替え版もおすすめです!

日本語吹き替え版でジャックの声を担当しているのは、「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」の「ミュウツー」役を担当した俳優の「市村正親」さんです。

爽やかで紳士的な声がジャックにとても合っていて、歌声も凄く綺麗でまさにハマり役だと筆者は感じました。

海外の作品は字幕版しか観ない、という方にも、この作品は是非一度吹き替え版で視聴してみてほしいです!

二つの行事を一度に楽しめる作品

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス (字幕版)|amazon

ハロウィンもクリスマスも、どちらも時期は違えど楽しい行事ですよね。

ハロウィンはどこかミステリアスで、クリスマスはちょっとロマンチック…そんなイメージがあります。
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」では、その二つの要素を同時に楽しめる作品だと思います。
友人と観るも良し、家族や恋人と観るも良し、勿論一人で観るのもおすすめな楽しい映画です。

あなたも不思議な世界を覗いてみませんか…?

 

このアニメ気になってます!2021年 冬アニメ 視聴おすすめ3作品を紹介!!

日常が狂気に侵食されていく…ひぐらしのなく頃に

最新情報をチェックしよう!