魔王城にて…サンタクロースに願い事。ドキドキしながら眠るくスヤリス姫。その願いとは…
「サンタさんへ 実家に帰りたいです。」
TVアニメ『魔王城でおやすみ』第12夜「姫の眠れない夢」あらすじ
スヤリス姫はやっぱり実家が恋しい…?魔王やあくましゅうどうしを引き連れてお城へ突入!
敵の本拠地!発見されたら終わり命がけのステルスミッションが始まる。目的は毛糸のパンツ!?
しかも…さっきゅんが囚われる。スヤリス姫は責任を取ると言い、彼女なりの使命を語る。
特殊リクエスト!実家に帰りたい
「実家にクリスマス用の特製毛糸のパンツを取りに行きたい?」
という姫の要望を却下する改だったが…また面倒なことになるだろ?と魔王様はしぶしぶ承諾する。
魔王達と姫はカイミーン城の結界を突き破り、彼女の寝室へたどり着く。ところが無駄話ばかり…
毛糸のパンツを探そうとしないスヤリス姫。そんなことをしていると母上カイミーン女王が…
「誰かいるの。まさかスヤちゃんが戻ってきたの? スヤちゃんなの…?」
このままじゃ見つかると焦った魔王達は、姫の影武者さっきゅんを呼び出した。カイミーン女王は
「スヤちゃん!帰ってきてたのね!私の部屋に来て」
大喜びで連れて行ってしまう。毛糸のパンツを入手して一度、体制を立て直すべきという魔王達。
「ここで帰ったらあの子助からないよ。私は影武者を取り戻す、大丈夫やり遂げる!」
気合いを入れて悶えよ!
白いドレスに着替えスヤリス姫は一旦さっきゅん救出へ。聖騎士「ミョウジョウ」にバレそうになり
部下の「モルゲン」の鎧に身を隠しセーフだったのだが、姫の昔話をはじめたミョウジョウ。
「騙されたな、私はスヤ姫ではない。ミラクルスーヤなのだ!スヤ姫は私が倒しておいた!」
自分の恥ずかしエピソードにもだえ、さらに…姫の秘密までバラされてスヤリス姫が逃走!
魔王達の存在をばれてしまう。ミョウジョウから逃げていると、彼の弱点が明るみに。
「超夜型人間で日が出ると活動出来ないことだから。夜明けだし平気」
ミョウジョウはその場で倒れるように眠ってしまった。
姫たる責務を果たす!
スヤリス姫ご帰還の儀。大勢の民衆の前で喋ることになり、緊張しまくりのさっきゅん。そこへ
「皆よ私は今ここに生きていることを嬉しく思う。魔王城で暮らすうち、私は私のことを知った」
スヤリス姫がさっきゅんの後ろで自分の想いと混乱させた責任を取ると話した上で語ったのは
魔王城で過ごした魔族達との楽しい思い出だった。その日々を通じて次第に大きくなっていたのは…
「魔族と人間の関係を導くことも、私の大きな役割だと感じる!」
そして、スヤリス姫は自らが魔王を演じて、さっきゅんをさらっていくのでした。
「スヤちゃん楽しそうね!!それにしても可愛い魔王だったわね。」
「姫としての仕事、久々にやり切った気がします!母上」
母に見送られるように、スヤリス姫は魔王城へ帰っていくのでした.
魔王城で「囚われの姫」という立場でありながら「自由」。スヤリス姫に感動させられた!
ミョウジョウが語った姫のマル秘エピソード…可愛すぎですね!姫の半狂乱の表情を面白すぎ!
ちょっと前までは魔法のステッキを握りしめていたのに、今では巨大ハサミ片手に魔族達を一刀両断ですからね。一体、姫に何があったんだ!と言いたくなりますが…最後のスピーチ感動しました。
私が人質でなく、姫たる身分でいれるのは皆が愛してくれているからだ。
カイミーン城でスヤリス姫がどんな生活を送っていたのか…?垣間見えるシーンがありました。
お風呂では複数の侍女に身体を洗ってもらっていたり、大量の勉強をこなすことがあたりまえと言ったり…姫は特別であり、厳しく不自由でもあったと思います。
一方、魔王城では囚われの姫ですが、自由奔放に行動させてもらっていたスヤリス姫。
魔族達は姫のすることを極力見守り、敬語など使わずアットホームな関係を築いていきました。
彼女にとってその経験は、すごく新鮮で楽しかった時間だったと思うんですよ。
人間側と魔族側の事情をよく知るスヤリス姫だからこそ言えた”導く”という価値ある一言ですよ!
そんな娘の成長を感じれてカイミーン女王も嬉しかったでしょうね。
さっきゅんを娘と勘違いして連れて行った時は驚きましたが、魔王城へ帰ってしまうスヤリス姫と言葉を交わさずとも通じ合う感じも良かったなー!
最後に一言だけ…
今日もスヤリス姫は魔王城でおやすみ中なんだろうなー!めでたし、めでたし!えっ勇者はどうなったって?あの人影薄いから…