『レベルE』宇宙人の王子が繰り広げるバカ騒ぎ

TVアニメ『レベルE』で見せる冨樫先生の描く「宇宙人」

「幽☆遊☆白書」や「HUNTER×HUNTER」で有名な冨樫義博さんが週刊少年ジャンプにて連載していた漫画「レベルE」を原作としたアニメが2011年に放映されました。

幽☆遊☆白書では妖怪との戦い、HUNTER×HUNTERでは念能力での戦いが描かれていますが、レベルEはバトルがメインではなく、地球にやってきた宇宙人と地球人との交流が描かれています。

漫画も全3巻、アニメも全13話と短くまとめられており、手がつけやすい作品ですね。

今回は、アニメ「レベルE」について簡単にご説明します。

王子との出会い

山形の高校に進学するため、単身で山形にやってきた「筒井雪隆」は自分が住むことになるマンションへと向かいます。
部屋に着くと、自分の荷物が入ったダンボール箱が開いていたり、コンロにはヤカンが。
自分の母親が勝手に入ってきたのか?と疑っていると、どこからか物音が…
物音がする部屋を開けると、そこには長い金髪の美形の青年が椅子に腰掛け本を読んでいました。

「空き巣か?」

と問う雪隆に対し、青年は

「空き巣?違う違う、宇宙人なんだ」と言います。

画像引用元:©Yoshihiro Togashi 1995年-1997年 ©ぴえろ・テレビ東京/集英社

奴は必ずその少し斜め上をいく

青年は記憶喪失らしく、青年を探しに来た彼の部下たちからは「王子」と呼ばれています。部下の一人であり隊長の「クラフト」からは「あの男」「悪魔」など怨念がこもった呼び方もされています。
宇宙会議に出席するためには王子がいなければいけないため、王子を見つけたクラフトたちは彼を強引に連れ帰ろうとしますが…

王子は、地球でとある人間を死に追いやっていたのでした。
しかもその相手がただの人間ではなく、実は「ディスクン星人」という戦闘種族であり、仲間意識が強いディスクン星人は報復のため仲間を呼び寄せ、王子がいる雪隆の部屋へと大群で突入してきました。
絶体絶命のピンチに立たされる王子たち…一体どうなってしまうのか!?

「奴は必ずその少し斜め上をいく」というクラフトの台詞を忘れずに最後まで見守りましょう!

オムニバス形式で展開される新感覚な物語

王子を巡るお話以外にも、『同級生が何者かに食べられてしまう場面を目撃してしまい、次は自分が食われるのでは?』というホラーチックな物語や、
『選ばれた5人のヒーロー!戦えカラーレンジャー!!』というヒーローものとRPG要素が融合したような物語など、一つのアニメで複数の物語を楽しむことが出来ます。

どれも宇宙人が関係しており、新たな視点から見た宇宙人たちの生態がとても興味深く、新鮮でした!
毎回オチが予想外なところに着地するので、どのお話も最後まで目が離せませんね…!

いろんな意味で新感覚なアニメ「レベルE」…自分の中にある宇宙人の概念がちょっと変わってしまう、見て損はしないアニメです!

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