ロモスの王様「みんなよく戦ってくれた。特にダイ、この度の勝利はまさにおまえのおかげじゃ。もはや、名実ともに勇者にふさわしい男に成長したといえよう。晴れて今日より”勇者ダイ”を名乗るがよい‼」
おおっと歓声が沸き、拍手が贈られました。
しかし、ダイが断ったので、一同は驚きました。
小さな勇者ダイ
ダイは、自分一人では勝てなかったし、ポップ、マァム、ゴメちゃん。それに、お城のみんなが力を合わせたから勝てたので、俺が勇者だっていうなら、みんなが勇者だよと言いました。
だから、せめてもう少し強くなってみんなに迷惑かけずに戦えるようになるまで…”勇者”なんて呼ばないでください…と答えました。
王様はダイ達に宝箱を贈りました。
ダイ達は宝箱を開け、それを身に着け、国民の前に現れました。
その姿を偽勇者一行も見てました。
王様は、国民の歓声を聞き(たとえおまえが望まぬとも、人々はおまえを”小さな勇者ダイ”と呼ぶだろう)とつぶやくのでした。
ダイ達は、パプニカにいるレオナ姫を助ける為に、ロモス王が貸してくれた巨大な船で、向かいました。目指す場所について知らなかったダイに、船長は世界地図を見せながら説明しました。
魔王軍は、それぞれの大陸に軍団を送り込み侵略を続けていて、パプニカは最大の激戦区になっていました。
ホルキア大陸は15年前魔王ハドラーの拠点であり、現在アンデッドと呼ばれる不死身の軍団が送り込まれているそうなのです。

謎の剣士、登場
風光明媚なことで名高いパプニカの港町が、荒れ果てた姿になっていました。ダイは一直線にお城に向かうと、お城も荒れ果てていました。
ダイが嘆いていると、ガイコツたちが地面から現れました。どう見ても多勢に無勢でしたが、ダイたちが覚悟を決めて戦おうとした時、一瞬でガイコツたちが吹き飛びました。
ダイ「この太刀筋は…アバン流刀殺法大地斬!」
ダイがびっくりしていると、その謎の人は降りてきました。ダイはお礼を言って、アバンの弟子か尋ねて、自らのアバンのしるしを見せました。
謎の剣士「確かに俺はアバンから剣を教わった。いわゆるアバンの弟子という呼び方をするなら俺は最初のひとりということになる。」
ポップ(しかしこんな物々しくて不気味な剣は初めて見るぜ…なんかこう異様な殺気が張ってやがる…こいつ本当に味方なのか⁉)
マァムが、この国がどうなったか尋ねると、謎の剣士は、この国は魔王軍の不死騎団によって2日前に滅ぼされて、レオナ姫のことも知らないと答えました。
不死騎団長ヒュンケル
疑っていたポップは、先生の弟子なら、俺たちと同じアバンのしるしを持っているはずだと言いました。
すると、謎の剣士はアバンのしるしを見せました。ダイは、今は一人でも味方が欲しいとので、俺たちと一緒に戦ってください!とお願いします。
すると、謎の剣士が高笑いして、合図をすると、ガイコツたちが再び現れました。ダイはびっくりしますが、ポップはやっぱり悪者なんだと言いました。
マァムは、アバンのしるしを持っているからと信じられない様子でしたが、ポップは偽物かなんかだと言います。
謎の剣士「偽物ではない…アバンの弟子すべてが師を尊敬し正義を愛するものではないということよ…俺はヒュンケル‼魔王軍六団長の一人…不死騎団長ヒュンケルだ‼‼」
ダイは、アバン先生の弟子が魔王軍の軍団長だなんて信じられませんでした。
戦うしかないと思いポップは、ガイコツにメラを繰り出します。
ヒュンケル「こいつらは死を超越し蘇った骸の兵士!粉々にでも砕かん限り前進をやめん!」
ガイコツたちが、ダイに向かってきたので、大地斬で倒しました。
先生をバカにされたダイは、ヒュンケルに大地斬で攻撃しましたが、防がれたので、
次は海波斬で攻撃しましたが、かわされました。
ヒュンケルの剣は、力でも技でもダイを上回ってました。
ダイは切り札のアバンストラッシュで攻撃しましたが、これも防がれてしまいました。
TVアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』シーズン1、エピソード10「いざパプニカ王国へ」感想
獣王クロコダインを倒したと思ったのに、後ろにはまだまだ強力な敵がいました。それをまざまざと見せつけられました。
まだまだ続く大冒険の序章に過ぎなかったのでしょう。
ダイがブラスじいちゃんに再び出会えるまで、どんな苦難が待ち構えているんでしょう。
次の敵はヒュンケル‼
強そうな相手がアバンの使徒…道理でダイの剣を見極めるはずです。
何か訳ありですね。