担当と打ち合わせ中のことです。
担当「いやあ、ひで吉さんの漫画、バズってますねえ」
ひで吉「いいですねえ」
担当「いやあ、でも前の犬君ももかわいかったですよねえ」
前の犬は老衰で5年前に去ってしまいました。
このページの目次
前の犬くんのこと
最期のほうは目が白くなって背中が曲がってトイレを失敗しては申し訳なさそうな顔をしていました。
「大丈夫、大丈夫だよ」と言いながら、ひで吉は処理をしました。
そのせいか、ひで吉の頭の中の彼は申し訳なさそうな姿のままで残ってました。
担当は可愛かったですよねと言いました。
ひで吉はあっ、この人の中ではあの子が元気な時の姿で生きているんだと思いました。
ひで吉は帰って家の中で号泣しました。
そしたら、ひで吉の頭の中に得意げに喜ぶ彼の姿が本当に久しぶりによみがえりました。
ひで吉は自分でもなんで泣いたか分からないです。
何も解決してないし、後悔ばかりです。
ひで吉(もっともっとよしよししてあげればよかったとか、どんなになってもかわいいよって言いまくれば良かったとか、だからこいつらには今は暑苦しいほど気持ちを伝えておこういろんな顔を焼き付けておこう、そうおもって今日もウザがられている次第です、毎日楽しいよ。)
痛くても喜ぶ犬くんと、痛くなくても気分を害する猫さま
ソファーに座ると、犬くんが叫びました。犬くんを敷いたのです。
慌てて撫でまくるひで吉です。
犬くん「大丈夫‼もっと撫でて‼おなかも‼あたまも‼みみのうらも‼アハハハ、アハハハ」
ドン引きしてソファーに座るひで吉です。
猫さまのしっぽの先をおしりで踏んづけてしまいました。
ひで吉「ごめんなさい‼でもでも、身のないところだから‼」
猫さま「そうだな、痛くはない。だが、気分を害した。」
犬くんへの対応と猫さまへの対応
ひょんなことから犬くんが逃げました。
ひで吉は走って追いかけます。犬くんは楽しくなって逃げます。
ひで吉は怒って呼びます。犬くんはこわくなってにげます。
ひできちは歌って踊ります。
犬くん「おうただ!」
近所の人「ひそひそ」
ひで吉は、いいの、犬が戻ってきたからいいのと思いました。
猫さまが窓から身体を出していました。
ひで吉が大声を出すと、猫さまはムカついて逃げます。
つかまえます。ムカついて逃げます。
こうなったら、
ひで吉「ああ、昼だな~、おやつでもしようかな、今日は美味しいえさを出そうかな~」
猫さま「はよ。」
ひで吉は猫は最初からこれが狙いなのでは…?と思います。

犬くんをなでる時、猫さまをなでる時
ひで吉は犬くんをなでます。
犬くんはもっとなでて~とひで吉に体を委ねます。
ねている犬くんをなでます。
犬くんは体を開きます。やめろ~と閉じ、再び開きます。
ひで吉は猫もなでようとします。
猫さま「好きにするといい。」
ひで吉はなでられる気満々で、耳を倒していると思います。
なでようとすると、でも耳が立ちます、ちょっと待てと、耳が倒れます。なでよう…
ひで吉(耳すっごい正直。)
犬くんのなぐさめ方、猫さまのなぐさめ方
パソコンの仕事データがふっとびました。
ひで吉は立ち直れません。
いつもはあとをついて歩くだけの犬がひで吉を振り返り振り返り先を歩きました。
猫はそばにすわってます。
ひで吉「お…おまえ」
猫さま「ツメをとぎに行く途中だ」
またそばに来ます。
ひで吉「お…おまえ」
猫さま「外のようすを見に来た途中だ」
猫には猫なりの慰め方があるようです。
TVアニメ『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』第7~9話 感想
前の犬の話、ジーンときました。
飼い主の思い出は、最期のほうが良く覚えているのですね。
しっかりと老後を見てあげたひで吉さんは立派です。
元気な姿を思い出せて良かったですね。
今回も陽気な犬くん、ツンデレの猫さまを見れてよかったです。
ほんとうはどちらも優しいんですよね。
飼い主のひで吉さんの愛情にこたえようとしているのですね。
面白く見てます。