前回のブラクロ
ゼノンに敗北したユノ。
ダンテとヴァニカ出撃
人間の本性は悪意である――「漆黒の三極性」(ダークトライアド)のダンテはそう考えていました。
ダンテ「私もそろそろいこうか。冥域ヤミ・スケヒロ。どんな人間か楽しみだ」
そして同じく「漆黒の三極性」のヴァニカもハート王国のロロペチカを目的に襲撃を仕掛けにきていました。
そんな中ハート王国では
チャーミー「ハート王国の食べ物はおいしいな~」
ロロペチカ「チャーミーさんかわいい~~」
食べまくってぶくぶくと太るチャーミーパイセンを甘やかせるロロペチカ。
現在ハート王国にいるクローバー勢力は「ノエル」「レオ」「ラック」「チャーミー」「ミモザ」「セクレ」のみ。
リルとシャーロット団長は団長会議のため帰国、アスタもフィンラルと共にアジトへ一時期間中。
ロロペチカ「戦いがはじまるまではリラックスされた方がいいですよ」
というロロペチカでしたが、突如強い魔力の反応をキャッチ。
ハート王国を護るマナゾーンの結界を突破し、6人の敵が侵入してきました。
ロロペチカ「6人全員が悪魔の力をもった第零域。精霊守といえど苦戦するかもしれません」
ロロペチカ「場合によっては皆さんにも加勢をお願いします」
しかし、ロロペチカは6人の中の1人に悪魔メギキュラの憑いたヴァニカの存在をキャッチしました。
ノエル「メギキュラ……」
母の仇である悪魔の登場に、冷や汗をかくノエル。
「黒の暴牛」アジト襲撃
一方。
クローバー王国とスペード王国の間にある中立地帯。
「黒の暴牛」アジトはそこにありました。
ヤミ団長→会議中
マグナとゾラ→2人でどこかへいっている
ゴードン→実家で魔法の勉強中
フィンラルもヤミ団長をむかえにクローバー王国へいきます。
なのでアジトにはバネッサ、ゴーシュ、グレイ、アスタ、ヘンリーしかいません。
しかもチャーミーがいないので、魔力供給はできない状態。
そこに襲撃をうけ、宙に浮かされてしまうアジト。
ダンテ「ヤミ・スケヒロは留守のようだな」
重力魔法
アスタ「スペードの襲撃!?」
バネッサ「ルージュ!!」
バネッサ姉さんが運命を操る猫でみんなを護り、
ヘンリ「いーくーよー」
ゴーシュ「やばそうな奴だ。遠慮はいらねえな」
組替魔法黒の暴れ牛号マナロケットパンチ×ラージ・リフレクト・レインによる連携攻撃。
射出されたアジトのロケットパンチと、屈折しながら襲い掛かる複数のレーザー攻撃。
ダンテ「不届き。重力魔法 魔王の御前」
しかし、ダンテの操る重力魔法により攻撃は叩き落されてしまいました。
ゴーシュ「なんて魔法使いやがる。まわりの木がへし折れてやがる」
バネッサ「ルージュがいなかったら私たちもそうなっているわ」
ダンテは運命を操るバネッサ姉さんの魔法を見て、ヤミ団長以外にも冥域がいたことを興味深そうにします。
そこで、アスタがアンチ魔法の斬撃ブラックスラッシュを放ち、重力を無効にしながら攻撃。
アスタVSダンテ
アスタ「オレが相手だーー!」
ダンテ「ずいぶんと威勢がいいようだが、どの程度楽しませてくれるかな」
ダンテは重力魔法で木々を飛ばすこともできますが、バネッサのルージュは直撃した攻撃をなかったことにします。
ダンテ「ことわりに干渉する魔法。生死を覆すほどとはな」
ダンテはアジトの壁を破壊して侵入し、バネッサの美貌を見て
ダンテ「冥域にくわえその美貌、スタイル。この「漆黒の三極性」ダンテにふさわしい」
ダンテ「君、私の女になりなさい」
と命令。
アスタ「お前が悪の親玉か!!」
アスタはブラック化し攻撃。
ダンテはクローバー王国にも悪魔憑きがいることに驚くも、重力を操り自在に空中を移動するダンテには攻撃があたりません。
ゴーシュ「オレを! 見ろ!」
そこでゴーシュがアスタを分身させ、超スピード×多数のアンチ魔法――黒い流星群(ミラーズ・メテオライト)で攻撃を仕掛けました。
しかし。
ダンテ「50%」
悪魔の力50%の開放により、重力で空間を歪ませアスタの突撃をかわします。
さらにアスタを地にたたきつけました。
暴走アスタ
ダンテ「少し話をしよう。序列の差はあれど同じ悪魔憑き同士。話が合うと思うのだが」
悪意こそ人間だというダンテと、悪意を制御できる心こそ人間だというアスタ。
話が合うはずもなく、ダンテはアスタを殺そうとしますが、バネッサ姉さんの魔法がそれを無効化。
けれど、
ダンテ「君は私の女なんだ。その力も私のため以外に使ってはダメじゃないか」
60%の力を発動され、ルージュが消滅。
バネッサ「そんな、あれほど鍛えて増やした私の魔力が……」
ルージュは一見無敵のような魔法ですが、魔力消耗が激しいため強い魔法を受けると一気に魔力を0にさせられてしまいます。
その弱点をカバーするチャーミーパイセンもいません。
ヘンリーの魔力も尽き、ついにアジトは解体され、バネッサ、グレイ、ゴーシュの3人は重力の力で空中に押さえつけられました。
ダンテ「重力魔法 悪神の加圧技巧」
ダンテは重力の力で大地を圧縮し、岩の大剣を作成。
ダンテ「本当の感情を目覚めさせてあげよう」
アスタ「やめろ……」
ダンテはアスタを押さえつけながら、大剣でゴーシュの体を貫きました。
グレイ・バネッサ「「ゴーシュ!!」」
その瞬間、アスタは女性が「私の愛する息子――」という記憶を見て、そのまま悪魔の力を暴走させます。
最上位悪魔ルチフェロ
ダンテ「それでこそ人間だ」
我を忘れて暴走するアスタの攻撃でも、ダンテには当たりません。
ダンテ「あの悪魔は何者かな? ルチフェロ」
別の世界でダンテと繋がっている悪魔ルチフェロは
「……知らんな。上位の悪魔でこの世界にきているとすれば、冥府をでたザクレドだけだが、ヤツではなさそうだ。魔法を消すなどという姑息な力は、魔力の足りん下位の低俗な者だろう」
ダンテ「ではやはり相手にならないわけだ。最上位の悪魔がつく我々「漆黒の三極性」には」
暴走し続けるアスタと、何もできなかった、と嘆くグレイ。
けれど、アスタの一撃がついにダンテの顔をかすめました。
ダンテ「よくも私に傷を……」
今回のポイントと最終回、続編の可能性について
・「漆黒の三極性」には最上位の悪魔がついている
・ノエルの母を殺したメギキュラはヴァニカについている
・ダンテの悪魔はルチフェロ
・言霊の悪魔はザクレドといって、上位の悪魔(最上位ではない)
・アスタの見た記憶の中の女性
・ヴァネッサの魔法は高威力の魔法をぶつけられると消滅する
・ダンテの目的はヤミ団長
そして、ブラクロのアニメは3月30日放送のアニメ170話で最終回になることが決定しました。
とはいえ、重大発表も同日に行われます。
https://twitter.com/bclover_PR/status/1356542878567329794
ブラクロアニメは
・テレ東アニメコンテンツの売上ベスト5
・海外で大人気
・国内でも配信は好調
なので打ち切る理由はありません。
しかし原作に再び追いついているため
・原作ストックがたまるまで休止
となるのでしょう。
となると重大発表は続編となる
・171話以降の制作決定
・あるいは映画化決定
のどちらかの可能性が高いでしょう。
ブラクロはこのあとガンガン面白くなるので、続きも楽しみです。