TVアニメ『約束のネバーランド』Season2 「EPISODE2」あらすじ
エマたちを救ったのは鬼だった。名前は「ムジカ」と「ソンジュ」という。
二人は宗教上の理由から、人間を食べないようだ。
エマとレイは、ソンジュに30年前人間に何があったのか、この世界が今どうなっているのかを訪ねる。
ソンジュはこの世界の事、そして「昔話」と称して、鬼と人間の世界で交わされたとある「約束」について語り始める。
そして、この世界の真相を知ったエマたちは「鬼の世界」からの脱獄を決意する…。
共存

エマとレイを救ったのは「鬼」だった。
なぜ鬼が人を助けるのか、エマとレイは困惑する。
食事の準備をしていると言った鬼の言葉に、エマは子供たちが材料にされたのではないかと、急いで子供たちのもとへ向かう。
最悪の事態を考えたエマだったが、全員が無事だった。
それ処か、子供たちは「鬼」に懐いていた。
「私はムジカ。こっちはソンジュ」
「私たちは人間を食べない。だから、貴方たちの事も食べるつもりはないのよ。安心して」
鬼の言葉をまだ疑っていたエマとレイだったが、恩人から提供された温かい食事を頂いて、美味しいと口にしながら笑みをこぼすのだった…。
昔話
世界について尋ねるエマとレイに対して、ソンジュが口を開く。
「かつて世界は今よりずっと広かった。その広大な世界で鬼は数多くいる人間を狩り喰らい暮らしていた。喰う者と喰われる者。鬼を恐れひれ伏す人間もいれば、恨み逆に狩り殺す人間もいた」
「終わらない殺し合い。果ての無い恐怖。互いに嫌気が差した頃、人間側から1つの提案が持ち出された」
「“約束を交わそう”」
約束によって、「人間の世界」と「鬼の世界」の2つに分けられたというソンジュ。
そして、エマたちがいるのは「鬼の世界」である事を告げる。
ソンジュから告げられた真実に、エマとレイは絶望するかと思われたが、2人して喜びを分かち合う。
「人間の世界が別にある!鬼がいない世界が他にあるんだよ!」
エマとレイは、最悪の中に見つけた“希望”を絶対に掴むと心に強く刻むのだった…。
憤怒

より安全に南東へ行くためのルートをソンジュ達に教えてもらったエマたちは、外の世界の生き方についても、ソンジュとムジカから習う事になる。
全てが順調と思われていたが、エマに近づく1つの影が……。
「私、エマに伝えたくて昨日からずっとウズウズしてたことがあるの」
エマに近づいて、ギルダが口を開く。
「具合が悪くなったら、はよ言わんかい!」
「いい?倒れるまで我慢とかダメ。絶対ダメ。返事は?」
「大体エマはいつだって無茶が過ぎるのよ!耳切るのだって当初の計画にはなかったし!勇敢なのは良いけど、死んだら終わりじゃ!無茶し過ぎんな!」
なぜか関西弁交じりで本気で怒るギルダに、謝る事しかできないエマなのだった…。
TVアニメ『約束のネバーランド』Season2 「EPISODE2」感想

子供たちを助けたのは意外にも「鬼」でしたね…!
本当に、人間を食べないのか少し不安があります。
しかし、ムジカとソンジュの食事にエマたちが美味しいと口にするシーンは、視聴者側もホッとしましたね!
ちゃんとした食事や、生きるための知識を与えてくれたムジカとソンジュは、少なくとも現在は「敵」では無さそうです。
そして、世界の真実。まさかの2世界に分けられていて、エマ達は鬼の世界にいるという事。
人間の世界に渡るための手段、方法がとても難しそうです…。
渡るためにも、鬼と戦い続けながら生き延びないとですし…心配になりますね。
今後、誰一人欠ける事なく進んでいく事を心より望みます。
今回、一番面白かったシーンは、間違いなくギルダのシーンでしょう!
突然の関西弁交じりで、圧が凄かった!キャラクター変わった!?と思いながらも笑っちゃいましたね。
あんな風に迫られると、さすがのエマも恐怖で埋め尽くされそうです…。
ソンジュに「狩り」を教わったエマは、少し大人の表情になった気がします。
次回はどのような展開になるのか。また新しい鬼と戦う事になるのか…。
次回も楽しみにしています!