ブラッククローバー第168話「最強の胎動」【感想コラム】

ブラッククローバー第168話「最強の胎動」【感想コラム】

前回のブラクロ

アスタ&ヤミ団長、ダンテを倒す。
しかしゼノンが現れ、ヤミ団長がさらわれてしまう。

ブラッククローバー第167話「黒の誓い」【感想コラム】

グレイの魔法は

敗北したフィンラル、バネッサ、グレイ、ゴーシュは回復魔道士オーヴェンから、金色も襲撃されたことを聞きます。
生き残ったユノたちは、亡くなった仲間たちの亡骸を前にしていました。

アスタはいまだ気絶中で、オーヴェンはグレイが治療したゴーシュのこともみます。

オーヴェン「これは回復なんてレベルじゃない。組織が組み変わっている」

グレイの魔法は変身ではないのかもしれない、とのこと。
負けはしましたが、成長の可能性が見えてきたグレイ。

 

ナハト

その夜、アスタは医療塔で目覚ました。
悪魔の力が宿った片腕は黒いまま。グリモワールの中には、アンチ魔法を宿した錆びてしまったヤミ団長の刀がありました。

アスタは外へ飛び出し、フードの男の魔法により動きを止められます。

男「どこに行くんだい?」
男「戻ったほうがいいよ」

ブラッククローバー第168話「最強の胎動」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

男「君がいこうとしているところには、君1人ではまったくかなわなかった悪魔憑きと、それと同等の力を持った者があと2人はいるんだ」

アスタ「それでもいかねえと!」
アスタ「こうしている間にもヤミ団長が!」

男はヤミ団長をろくな奴ではないとののしり、怒ったアスタが向かっていくも、無数の黒い腕に取り押さえられてしまうアスタ。

男「俺に勝てない人間では、とうていヤミを助けることはできないよ」

アスタ「オレが……もっと強かったら」

悔し涙を流すアスタ。

男「君はおろかだね」

男「でも、いい人間だ」

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

男は素顔をさらし、

「安心しなよ。ヤミはまだ生きている」

「俺は黒の暴牛副団長ナハト」

名乗りました。
ついに、「黒の暴牛」最後のメンバーが登場。

しかも、ナハトは悪魔憑き。

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

悪魔憑きの副団長

ナハト「こいつはギモデロ」

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ナハトは肩の悪魔を紹介し、悪魔の力の使い方を教えてやるといいます。

ナハト「ヤミが死ぬにはまだ時間がある」

ずっとスペード王国に潜入していたというナハトに対し、アスタはまだナハトのことを信用できないけど、ほかに頼れる人がいない――と正直に語り、

アスタ「お願いします! 悪魔の力の使い方を教えてくれ!」

言いました。

こうして、アスタは休息を挟んだのち、ナハトから力の使い方を教わることに。

団長会議

ブラッククローバー第168話「最強の胎動」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

翌日。
緊急団長会議が開かれ、ヤミ団長・ヴァンジャンス団長を除くすべての団長と、ユノ、ユリウス魔法帝、マルクスが集結。

リル「まさかあの2人が拉致られるなんて」

シャーロット団長は情けないと言いつつ、ヤミ団長を心配。
ジャック団長も1人で乗り込もうとして、ノゼル兄さまと口論に。

ブラッククローバー第168話「最強の胎動」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

なんだかんだ愛されているヤミ団長と、荒れる会議。
ほぼ話題にされないヴァンジャンス団長。

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「やる気だけは十分そうで何より。ただ、会議もろくに出来ない人たちは嫌いだ」

そこへ、アスタを抱えたナハトが影の魔法で登場しました。

ナハトを侵入者と勘違いし、殺気立つ団長たち。
それに対し、ナハトは4体の悪魔を見せました。

ユリウス「彼は副団長だよ。黒の暴牛のね」

と魔法帝。

ジャック「こいつどこかで……」
ジャック「てめぇは確か」
ナハト「そいつはもういない」

意味深なやり取り。
このやり取りの答えは、ちょうど最新のジャンプで読めます。原作とアニメ、あわせてきてますね。

7つの門と10体の悪魔

ブラッククローバー第168話「最強の胎動」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ナハトはスペード王国への潜入で得た情報を語ります。

・クリフォトの樹降臨により開けれようとしている冥府の扉

クリフォトには7つの階層と門があり、儀式の開始から7日かけて徐々に門が開かれていきます。
クリフォトの階層には10体の悪魔が点在していています。

悪魔は下の階層にいくほど強くなり、上の階層でも漆黒の三極性(ダークトライアド)と同等の強さがあります。

そして、最後の門が開かれるとヤミ団長・ヴァンジャンス団長は死に、最強の悪魔ルチフェロが降臨。
世界は終わるとのこと。

ナハト「逆を言えば、門が開き切るまでは2人は生きている」

ナハトは、悪魔を呼び出そうとする「漆黒の三極性」を理不尽な悪と呼び、理解できないし許せないといいます。
けれど、ナハトには「漆黒の三極性」は倒せない。

だから、アンチ魔法を持つアスタを最強にするとのこと。

儀式は三日後に行われます。
敵は

・呪符魔法、血液魔法のヴァニカ
・空間魔法、骨魔法のゼノン
・重力魔法、肉体魔法のダンテ

ナハトの影魔法はスペード王国に侵入することができますが、大勢は連れていけません。
そこで救出メンバーを選抜し、「漆黒の三極性」を各個撃破することに。

ユノの決意

ユノ「オレに行かせてくれ」

反対するジャック団長、フエゴレオン団長。
ナハトはユノに対し、スペードのレジスタンスが訪ねてきていることを指摘。

そこで、ユノがスペードの王子だということを知る一同。

けれど、ユノは言います。

「俺が助けないと意味がない」

「エルフの一件以後、アンタたちはヴァンジャンス団長にも不信感を持っているだろう。ただそれも仕方のないことだと思う。ヴァンジャンス団長は人間とエルフ、どちらかを選べなかったから」

「だからこそ今、苦しみながら、誰よりも真摯に魔法騎士として戦い続けている」

ヴァンジャンス団長はユノたち団員を護りながら戦い、ゼノンに負けたのでした。

「アンタたちからすれば一度国に背いた裏切り者でも、俺たちからすれば誰よりも頼もしく優しい団長だ」

「やつは金色の夜明け全員を殺した気でいる。だが俺たちは生きている。ヴァンジャンス団長の魔法で」

「まだ終わってねえ。俺たちが金色の夜明け団がクローバー王国最強の団だ」

「俺たちを護ったヴァンジャンス団長が正しかったということを、それを証明しにいくんだ」

「ヴァンジャンス団長は俺が助ける」

ユノの強い覚悟と、力をため込むベル。
その魔力も感じ、ナハトはユノのメンバー入りをOKします。

ナハト「今度はこちらが攻める番だ」

一方そのころ。
ハート王国で敗北したノエルは、目覚めるなりパトリたち元「白夜の魔眼」のエルフたちと再会しました。

 

ポイント

「漆黒の三極性」の目的はヤミ団長・ヴァンジャンス団長をいけにえに、クリフォトの樹降臨の儀式を行い冥府の門を開くこと。

その理由をナハトは知らないが、理解する気はなく、理不尽で許せない悪だとしている。

クリフォトの樹は7日かけて7つの門を開けていく。
そこには10体の悪魔がいて、上の階層の悪魔は「漆黒の三極性」レベル、下にいくほど強くなり、最下層はダンテに憑く最上級悪魔「ルチフェロ」

※メギキュラ、ゼノンの悪魔も「クリフォトの樹」7つの階層のどこかに所属。

ルチフェロが降臨すると2人の団長は死に、世界も終わる
儀式は3日後に行われるので、それまでに救出メンバーを集め、反撃に出る。

ということ。

ユノは成長の兆しをみせ、アスタもまた悪魔の力の使い方を教わることに。
残る団長たち、さらにはエルフ組もついに悪魔との戦いに参戦。

ここからさらに面白くなるブラクロ。
スペード攻略編は映画になるのでしょうか?

最終話後の重大発表が楽しみです。

 

ブラッククローバー 感想コラムのまとめ

アニメ『 ブラッククローバー 』 「白夜の魔眼」のまとめ&今後の見どころ【感想コラム】

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