前回の『のんのんびより』は、蛍の愛が生み出した「メカこまぐるみ」が冒険へ旅立ち、最終的にはお化けみたいな怪談話に…名探偵小鞠の迷推理が冴えわたった。そんな回でした。
今回はみんなでゆるーくのんのん「キャンプ」かと思いきや、本気でホラーじゃないですか…こわ!
TVアニメ『のんのんびより のんすとっぷ』第6話 あらすじ
8月24日(火曜日) れんげはすっかり忘れていた「キャンプ」のワクワクを思い出した。
準備するものは「心の準備!」と気合十分。しかし、この時はまだ知る由もなかった…。
地面を這いつくばり、すぐ後ろの草むらから「れんちょん…」と声が…!?
カブトムシよりも先にれんちょんみーつけた…
みんなでテントを設営した後は、ボール遊びや渓流で釣れた魚やお肉を焼いてBBQを楽しみ。
夜になった頃、かず姉は酔いつぶて爆睡。一方、夏海はれんげととカブトムシ捕りへ出かけます。
「夜、出歩くのもお冒険みたいでいいじゃん!ほいじゃ、行ってきます!」
その後、がず姉が目を覚まし2人の後を追うのですが…
『ん…?なんか変な音聞こえたん』「待って…れんちょん…」
れんげは足を掴まれ怯えながらも、目的の木に黒蜜を塗っていると後ろから姿を現したのは…
「あぁ…やっと見つけてくれた…」
長髪の顔が隠れ、四つん這いでれんげ達を探していたかず姉でした。
夏休みに「宿題」は無くていい!ボイコットするぞ!
「紙を主食に焼き鮭食えってか!」「真夏の青空より、私の顔の方が真っ青なんだよなー!」
とにかく宿題が多いと言いたい放題の夏海とひかげ。そこに教師のかず姉が入ってきて
「夏海は合宿が大好きなんだな~。宿題だけに」
と言って余裕の表情で立ち去ってきます。怒りを通り越して「憎悪」に支配された夏海は
「ひか姉、うちと一緒にあえて宿題せずにボイコットしない?」
最初は断固拒否だったがひかげもサボることに。そうと決まれば、リビングでゲーム三昧。しかも
「妹と教師の前で宿題をボイコットしてゲーム、背徳感がやばい」
れんげとかず姉の視線が2人に突き刺さり、れんげがやってきてこんな質問を投げかけます。
メンタルにクリティカルヒット!
「ひか姉たち。もう宿題やったん?うちも遊ぶん!」
れんげは宿題を終わらせているのに…というプレッシャーが伸し掛かり夏海は
「トイレいってくるから、代わりにやっていいよ」
その場を後にするが中々帰ってこない。ひかげが様子を見に行くと宿題を進める夏海が…
「なに抜け駆けしてるんだーーー!!」「プレッシャーに耐えられなかったんだ!」
どうやら、ひかげも同じ思いだったようで「ボイコットをボイコットしてみないか?」
徹夜覚悟で夏休み最後の追い込みが始まったのでした。
「かず姉」怖すぎて抜け殻のこまっちゃん。宿題をボイコットその気持ち分かる―!
ひかげも夏海に騙されていましたが、「のんのんびより」×「キャンプ」=癒し だと思い込んでいました。だけど、まさかのホラー展開になるなんて、まんまと騙されました。
かず姉しか飲めないのにあの缶ビールの量ですよ。あっこの人酔いつぶれるぞ。とは思いましたが、
あの夜道を四足歩行は怖いよー。キャンプにトラウマもっちゃうくらいのインパクトでしたね。
「お化けなんていないんだよ」余裕の笑顔からかず姉を見た瞬間、怖すぎて気絶しちゃう小鞠が面白くて可愛かったです。
そして、夏海とひかげのボイコット同盟もあえなく崩れ去り、宿題するぞ!って覚悟決めたら動き出しが早い。
でも、夏休み終盤でまとめてすると…
夏休み初日からコツコツ宿題していたら、こんな思いせずに済むのにって思うけど追い込まれないとやる気でない。夏休みあるあるですよねー。
ある意味、れんちょんがプレッシャーかけてくれなかったら、やってなかったかもしれませんね。
これ、れんげのかくれたお手柄なのでは…?
最後に一言だけ…
お兄ちゃんが見切れて無いだとウソだろって思ったら、次のシーンでテントからお兄ちゃんの存在が消されていた…これもある意味ホラーかも。今回はここまで!
文章:あそしえいつYH