前回のトロプリ
キュアパパイア登場。
滝沢あすか
プリキュアは3人になり、みのりの部活入りも確定したということで、絶好調のまなつとローラ。
まなつ「近頃私たち、いい感じでトロピかってきたんじゃない?」
そんなにまなつに対し
「今ワシのことつるぴかってるって言ったろ!?」
と絡むスキンヘッドの不良。
イチャモンをつける不良たちの前に
「待ちな!」
颯爽と現れる1人の女性。
まなつと同じ制服を着た彼女は、襲い掛かってきた不良共をさばき、投げ飛ばしました。
「女の子1人によってたかって。そういうの、許せないんだよ」

正義感が強く中身でも強い彼女を前に、撤退する不良たち。
そんな彼女の強さに目を輝かせるローラ。
まなつ「あのっ! 助けてくれてありがとうございましたっ」
?「別に。じゃあ私はこれで」
まなつ「私は夏海まなつです。あなたは?」
?「名乗るほどのものじゃないけど……滝沢あすか」
さっそくスカウト
別の日。
まなつはさんごと共にあすかのもとへ行き、
ローラ「あなたをスカウトしに来たわ」
いきなりローラを見せてプリキュアのスカウトをしました。
あすか「いや、人魚とかプリキュアとか、いきなりわけがわからない。とにかく他をあたってくれ」
まなつ「力を貸して」
さんご「人魚の国を救うためなんです」
ローラ「そして私がっ、人魚の国の女王になるの」
あすか「気に入らないな。あんた、自分が偉くなりたいだけなんだろ?」
しかし、正義感の強いあすかはローラと馬が合わないようで。
ローラ「それのどこがいけないの? そうすれば人魚の国も人間の国も救えるのよ?」
ローラは半ば強引にあすかを仲間にしようとしますが、「私は誰ともつるむつもりはない」と言われてしまいます。
生徒会長
そこへやってくる生徒会長。
生徒会長はまなつの提出した部活申請書を却下しました。
部活名・活動内容が決まっていないことが理由でしたが、
「そもそも空きの部室がないので、これ以上新しい部活はつくれないんです」
と会長。
あすか「おい。それはおかしいだろ」
会長「あら。何がおかしいの? 滝沢あすかさん?」

あすか「部室の空きがないのはその子のせいじゃない」
会長「そんなこと言われても、こちらにはどうすることもできないわ」
あすか「生徒会が無能ってだけだろ」
あすかはなんだかんだいっても困っている人や、自分が間違っている思ったことを放ってはおけないようで。
まなつたちのために、部室確保の手伝いをすることに。
部室掃除
こうして、3人はみのりが見つけた”長い間使われていない小屋”を部室にすることに。
みのり「まず不要なものを外に出して、仕分け。部屋を掃除して、最後にリサイクルセンターへ」
作業の計画表はみのりが作成。
役割分担ができていますね。
あすか「これからしばらくは放課後集まってやろう」
というわけで、あすかは散らかった部屋の整理も手伝うことに。使われていない置物は市のリサイクルセンターへ。大規模な整理がはじまります。
ローラはもの運びや汚れている箇所を指摘し、全体の指揮。
上から目線のローラを前に
あすか「なんであんなわがまま人魚とつるんでいるんだ?」
まなつ「ローラは自分の思ったことをそのままいっちゃうだけ」
あすか「そのままって」
さんご「プリキュアになってほしいって言ってたのも、ローラが本当に先輩のことを強くて頼れると思っているから……ですよ」
あすか「ふぅん。ま、悪い奴ではない……のか」
仲間なんて
そんなある日。
あすかはまなつと2人きりになったタイミングで、メロンパンを食べながら話をします。
あすか「夏海はなんで部活をやりたいんだ?」
まなつ「私、地元に年の近い友達がいなかったから。仲間と一緒に、毎日トロピかるぞ~~って決めてて」
あすか「仲間なんて、意味あるのか……?」
なにやら過去にあったご様子。
生徒会長と仲が悪そうなところから、生徒会長との間に何かしらのすれ違いが発生した??
これは仲直り濃厚百合回がくる予感。
まなつ「意味?」
けれど、まなつにとっては仲間と一緒にいることは憧れであると同時に普通のことなので、意味ときかれてもきょとんとするだけで。
まなつ「あっ、私たちって、今一緒にメロンパンを食べるメロンパン仲間?」
あすか「……ん?」
まなつ「なんてっ。先輩、掃除まで手伝ってくれてありがとう。すっごく助かっちゃった」
あすか「私は……別に……」
遠い目をするあすか。
過去に何があったのかはわかりませんが、あすかにとってまなつのどこまでもまっすぐな性格は救いになるのかもしれませんね。
キュアフラミンゴ
その後無事に部室の作業は終わり、あすかとわかれます。
あすかが一人で部室に戻ると、まなつから「あすか先輩、また一緒にメロンパンたべましょう」という置手紙と一緒にメロンパンが置かれていました。
リサイクルセンターの人がやってくると、そこに敵の襲撃が!
今回のヤラネーダはゴミから出現したトーテムポール型。職員たちのやる気が奪われました。
それに気づいたまなつ、さんご、みのりがプリキュアに変身して応戦。
あすかもまた、まなつたちの向かった先に異変が起きていることを知り、駆けつけました。
苦戦するキュアサマーたちを前に、
あすか「人魚! その力、貸しな!」
ローラ「その気になったのね!」
パクトを受け取るあすか。
あすか「あんたのためじゃない。私がこうしたいってだけだ!」
こうして、いきなりキュアフラミンゴに変身したあすか。
キュアフラミンゴは部室の片付けの時のように、みんなで呼吸を合わせてヤラネーダを追い詰め、今回もローラが奪われたやる気を回収。
キュアフラミンゴ「やるな、人魚」
ローラ「まぁね」
キュアフラミンゴ「私の後輩を傷つける奴は許さない」

今回もキュアサマーのリップが分裂し、ハートルージュロットへ変化。
必殺技「プリキュアぶっとびフラミンゴスマッシュ」によりヤラネーダを撃退。
あすか、仲間になる

さんご「やったね」
まなつ「部室も見つかったし、いよいよ部活ができる~~~!」
まなつ「あすか先輩!」
まなつ「プリキュアも部活も、これからよろしくです!」
あすか「おい。私は部活に入るとは言ってないからな」
まなつ「そんなこと言わずに~~」
あすか「……もう一度信じてみるか。仲間ってやつを」
こうして、はやくもあすかが仲間入りしたのでした。
トロプリ5話感想
各メンバーそれぞれが何かしらの理由でまなつに助けられたり、支えられたりするけれど、戦闘面・日常面でお互いの得意不得意がはっきりしているので、非情にバランスの良いメンバーになっています。
テンポもよくスムーズに進んでいくところからも、今風のキャラクターと昨今の需要にあわせたストーリー展開になっていますね。
『スイートプリキュア♪ 』の頃は主人公・ヒロインのすれ違いや喧嘩が多かったですけど、トロプリではその辺りがスムーズに進んでいくのは、昨今の需要に合わせてのことでしょう。
さすがはプリキュア、こういう作品を魅せるうえでの1つ1つの基本的な要素が凄く丁寧です。
あすかはかっこいい系ながらも、王子様系というよりかは姉御系ですかね。
生徒会長との関係、これから深まるであろうローラとの仲も気にますし、百合ポイントも高めですね。
そうそう。
ヒープリ映画、観てきました。
色紙はキュアグレース&キュアサマーをゲット。
親子の絆と友情を描いた良きストーリーでした。