前回の『のんのんびより』はあかねの「ありがとう」に答えるように、「これからも一緒に練習しようね」で返すこのみ、このやり取りが出来るズッ友っていいなーと思った回でした。
お留守番や侵入者撃退、編み物、お料理、何かと小鞠が頑張っちゃいます。
TVアニメ『のんのんびより のんすとっぷ』第9話
お留守番をしていた小鞠。何やら物音が聞こえる…まさかお化けとビビるも思わぬ侵入者を発見!?
そして、蛍が小鞠のためにと心を込めて編んだセーターをプレゼント!小鞠のお返しはももひき…
料理に挑戦すると言う小鞠だが、夏海は大反対!その料理のお味はいかに?
お化けなんていないけど、偶然が重なれば別
「お化けなんて偶然が重なりあっただけ、面白おかしく解釈しただけなの!」
夏海にそう豪語する小鞠。しかし…1人しかいないはずなのに台所から物音が聞こえる…
「ダマサレナイカラー!イ…イタチが家に侵入してる!!」
「まさか、そっちから姿を現すなんてね!」小鞠とイタチは見つめ合い、互いに動かない。
しかし…ここで電話が鳴り出てみると「見てるよ」という声がする。小鞠は頭を働かせて
「こっちを見ているイタチ。繋がった!お前、電話でメッセージを送りつけてくるオバケイタチ!」
オバケイタチと小鞠の一騎打ち…勝敗は意外な結末をむかえるのでした。
小鞠のSOS 乗り切れなっつん
「蛍とプレゼントし合おうっていてたんだけど、今日渡す予定なのに何も作れてない」
半泣きで編み物を続ける小鞠。夏海は小鞠手作りのセーターを着てみようとしますが
「これ頭通す穴、無いんですけど。これセーターじゃなくてももひきじゃん!」
小鞠が「先輩としての威厳が壊れちゃう」と心配する中、蛍が到着しプレゼントを見せる。
「先輩のためにセーター作ってきました!!」「ナツミ…助けて」
夏海はSOSを受け取り、失敗作の穴なしセーターを「もこもこレギンス」とウソをついて…
「先輩、これ本当に貰っちゃってもいいんですか!」と大喜びの蛍。夏海は次の失敗作を取り出し
「通天閣の上の部分」と苦し紛れの説明を続き、プレゼント間に合わなかった正直に謝る小鞠。
すると…蛍は一緒につくりましょう!と約束するのでした。
美味しい料理は母の味
晩御飯を作ろうかなっと言いだした小鞠。でも、夏海は今日ご飯無し!と猛反対。
小鞠は昨日の残り「肉じゃが」を利用してカレーをつくることに。夏海を見返すぞと気合十分ですが
「コクを作るために砂糖をてんこ盛り入れよう!」
砂糖が見つからず、小鞠の中で自問自答が始まってしまう。
「砂糖まみれのカレー??そんなの本当においしいの…何で料理をしようと…夏海を見返して」
悩んでいると鍋から煙が…。このままじゃ、美味しく作れないと思った小鞠はお母さんに助けお求め
「これカレーだ。お姉ちゃんが作ったかれーなのに、カレーぽい!」
小鞠ちゃん尽くし!イタチと無言の攻防戦…最高でした。
唐突に小鞠とイタチのまさしく”イタチごっこ”。名探偵小鞠の名推理が冴えわたってましたね。
「見てるよ」ってこのみの声だったはずなのに、お化けか?という先入観でどんどん余裕がなくなっていく小鞠に笑っちゃいました。
対して、イタチは電話が鳴っても動かない、立ち止まってこっちをジーッと見つめて余裕そうなのが面白かったです。
でも、実際のイタチは荒い性格です。もし見かけたら”イタチごっこ”は危険なのでやめましょう。
蛍の編み物が高クオリティーすぎませんか?オシャレな柄のセーターとニット帽、手袋まで気合い入りまくりのプレゼントでした。夏海の「これ!ハイ終ったー!」って諦めちゃうところも好きです。
そして、小鞠のカレー作りも上手く作れて良かったー!
もし、夏海が暇を持て余しすぎてアリに砂糖を与えてなかったら、すごい”甘い”料理が完成してましたね。私が作ったんだぞと誇らしげ小鞠を、何も言わずクスッと笑って見守ってるお母さん。
何気ないシーンですが、すごく暖かくていいなーと思いました。
最後に一言だけ…
イタチを見た瞬間、前期ED「のんのん日和」のメロディーが脳内再生されました。
文書:あそしえいつYH