前回のプリチャン
だいあ参戦。
監視役来日
カガヤキ・コーポレーション海外支部より、プリチャンランド経営のため監査役が派遣されてきました。
コンクリと名乗る彼女は、資料をチェックしイブ社長を評価しますが、
「ただ。この新規事業はなぜとまっているの?」
と新規アトラクション建設計画の書類を手に取ります。
イブ「あ~……そこは今田んぼになっていて」
コンクリ「田んぼ……? ここは新規アトラクション建設予定地のはず。着工が半年もディレイしてるじゃない」
イブ「ですがその田んぼはドリーミーライスエリアと呼ばれ、かなりの人気が……それに、プリチャンランドの食料のお米を生産する場所としても、今や欠かせないエリアで」
コンクリ「なるほど。では、そのエビデンスは?」
ソルル「エビ……デンス?」
コンクリ「根拠という意味です。ライスエリアが必要だというのなら、その根拠を示してください。あと、田んぼにしておくのと、新規アトラクションを建設した場合とのマージを、すなわち儲けの比較計算は? 利益を考えず無茶な経営を続けた結果、会社がつぶれたらどうするの?」
コンクリ「必然的にプリチャンランドは維持できなくなり、それこそみんなの笑顔は失われてしまうわ。客を楽しませ、自分も喜びを得る。アーティストならそれで構わない。でも、その場を提供する我々経営者はベネフィット。利益を考える必要があるわ」
ギャグがギャグのままでは済まされないのがプリチャン。
ついに、ゆいが勝手につくったエリアにメスが入りました。
立ち退き命令
こうして、イブはゆいに退去のお願いをすることになりました。
ゆいのライスエリアにも客は来ますが、この程度では新アトラクションに予想される集客数には満たない――。
ということで、
コンクリ「できるだけ早く立ち退きの準備をお願いします」
ゆいに突き付けられる立ち退き宣告。
イブ「やはり、こんな無理矢理追い出すようなやり方はよいとは思えません。ライスエリアを喜んでくれているお客様もいるんです。その人たちの気持ちを踏みにじるのは、カガヤキの考えに反するのでは?」
コンクリ「わかりました。ではチャンスを差し上げましょう」
というわけで、1週間で今の人気の100倍にすることに。
イブは謝るも、ゆいはやる気でした。
そして、みらいたちは事情を知ります。
めげないゆい
あんな様は経営者でもある立場から、コンクリの考えを理解しつつも強引なやり口は好きではないとのこと。
しかし、ゆいは電気代も払っていなかったため、電気をとめられ炊飯器のタッキーも使用不可能に。
それでもゆいは少しも気落ちせず、配信を行っていました。
というわけで、みらいたちもライスエリアへ。
そこではユメレストランが開かれていました。
お米を使った料理を1人で用意していくゆい。
店員はマスコットのクマのみ。お店は大繁盛していました。
みらいたちはゆいの前向きさを見て、安心しました。
一方イブも、社長室でデータを集めゆいに協力。ライスエリア存続の可能性をさぐっていました。
その後もゆいは米が当たる米クイズを実施したり、米が当たるスタンプラリーをはじめたりしていきます。
クマはゆいのやりたいようにやらせるのが一番だと考えていました。
ところが……人々は
「またお米のイベントだしね」
「インパクトはあるけど、毎日はね」
と、徐々にゆいの企画に飽きてきて。
客足が伸びなくなり
4日目。
お客さんが増えないことに、さすがのゆいも困り始めていました。
ゆい「いったい何がだめだったのか」
それを受け、クマは「ゆいはダメじゃないよ」「ゆいがやりたいようにやるのが一番だもん」と言います。
けれど心の中では、人々の声を伝えたらゆいが傷ついてしまう、と心配もしていて。
ゆい「でも、私がゆめいいと思ってやっても、みんなは……」
クマ「ゆいは間違ってなんかない」
クマは言うけれど、ゆいはついにダウン。
そこへやってくる虹ノ咲さん。
なんでもいい合える高め合える友達
だいあ「困ってるなら、あたちたちに相談してだもん」
だいあ「困ってるときは、なんでも話し合うことが大事だもん」
クマ「なんでもって……もし相手が嫌がることを言っちゃったら、喧嘩にならない?」
だいあ「もちろんなるんだもん。間違ってると思ったら、きちんと伝えないとだもん」
虹ノ咲「たとえ喧嘩になっても、ちゃんと話合えば相手が自分のために言ってくれてるって、わかるから」
虹ノ咲「それが友達だよ」
ゆい「私たちもだよ」
クマ「ゆい……」
ゆい「だから、友達として相談したいの。思ってること、ゆめ正直に話してほしいの」
クマ「ゆい……ずっとそんなふうに思ってくれてたんだ。なのに、ゆいのやりたいことをそのまま応援して、ついていけばいいって。そうすることが、一番ゆいが喜ぶと思って」
そして、クマは友達としてゆいとなんでも言い合うことを決めます。
ゆいは再び元気になりました。
というわけで、クマは「正直偏り過ぎ」とぶっちゃけました。
まずは配信から練り直すことに。
らぁら
結果、次の配信はまりすずとのコラボになりました。
米を出しつつもミュージカルになり、魅せる動画となりました。
さらに、配信を観ていない方向けにアリスのワゴンとのコラボも実施。
そして、ゆいは友達のクマのことを、ついにらぁらと呼びました。
らぁらって呼んじゃったらもうらぁらですよ。
そのままクマはアイドルマスコット姿に変身。
らぁらだーーーーーーー!!
そんでもってらぁらとゆいでライブへ突入。
曲は「ブランニュー・ハピネス!」。
完全にプリパラ回ですねぇ。
※らぁら&ゆいはプリパラの2大主人公です。
えっ、もう4年近く前??
ライブの結果も受け、客は大幅に増員!!
炊飯器のタッキーも復活。
みらい「ゆいちゃんとらぁらちゃんって、ほんとに素敵な友達だね」
こうしてライスエリアの存続は決定しました。
コンクリさん、実は無理難題を押し付けてイブの方を試していたみたいです。イブがゆいを助けようとすることを見越して、どう動くのかを見ていたわけですね。
「あなたのためとはいえ、いろいろ厳しいことを言ってしまったわ」
とコンクリさん。
普通に優しい人だったーーーー!!
こうしてコンクリさんは去っていきました。
というわけで、プリパラ回(ちょっとだけイブ回)でした。正直ギャグ回だと思っていたのですが、かなり真面目な回でしたね。
そして、次回はめるめる回。しばらくは終盤戦に向け、各キャラの回をやっていきそうです。