前回のプリチャン
らぁら現る。
今回はめるめる回です。
めるの両親
アンジュさんはクイーンズグランプリについて会議中でした。
「イルミナージュクイーンこそ、真のトッププリチャンアイドル」
とアンジュさん。
アンジュさん、いまだにトッププリチャンアイドルを次世代に託すことはあきらめていないんですねえ。
で、そのころ。
「メルティックスター」はクイーンズグランプリに向けて特訓中。
しかし、あんな様たちのいる「メロディーファンタジーエリア」に隕石が接近してきて――。
慌てるあんな様たちでした――けれど、それは宇宙で働いていためるめるの両親が乗った宇宙船でした。
そうと気づくなり、母親に抱き着くめるめる。
父「元気そうだなめる。地球で会うのは5年ぶりかな」
母「本当に大きくなって」
父「娘がお世話になっています」
両親に挨拶されるも、いきなりの展開にさすがのあんな様とさらもタジタジのご様子。
あんな「あれがめるのお父様と」
さら「お母様なのか」
める、宇宙へ
その後、一同はオープンカフェへ。
あんな「あんな喜んでいるめる、はじめてみますわ」
天才でも、普段は1人で何でも出来てしまいそうでも、年相応なところもあるめるめる。
さら「写真では見たことがあったけど」
メルパン「優しそうなご両親パン」
と、めるめるを見守るさらたち。
める「めるめるねぇ、今あんあんたちと一緒で、ベリーベリーファニーでエブリデイハッピーなんだっ」
母「それはハラショーねめる」
父「いい経験を積んでいるようだな」
める「あんあんとさららのおかげだよ」
めるめるはあんな様たちを両親に対し「めるめるの一番の友達なんだ。メルパンもメルティックスターなんだYO」と紹介しました。
両親は宇宙にいても、ちゃんと「メルティックスター」の配信を観て知っていました。
あんな「めるのおかげでわたくしたちも楽しくやらせてもらっていますわ」
とあんな様たち。
ところが。
父「実はな。ついに私たちの夢だったあの計画が動き出したんだ」
その計画とは、宇宙の隅々にまでプリチャンを配信できるようにするというビッグプロジェクトでした。
父「そういうわけだめる。すぐに宇宙へ行くぞ」
宇宙へ行くには訓練も必要で、1分1秒も惜しいという両親。
さら「いや、でも……」
メルパン「急すぎるパン」
いきなりの展開についていけないさらたちでしたが、お迎えのヘリが来てしまい、めるめるは両親の夢のため、旅立ってしまいました。
めるがいなくなって
さら「めるがいないだけで、こんなに広く感じるなんて」
めるめるのいない練習場所には、めるめるの残していった発明や作業道具が残されていて……。
あんな「でしたら! わたくしたちも一緒に宇宙へ行けばいいんですわ!」
世界的なお金持ちで、いつも派手で無茶苦茶なことなばかりしてきたあんな様ですが、今回ばかりはどうすることもできず。
そんなあんな様の暴走をさらが止めました。
あんな「めるが……またいなくなってしまいますの」
さら「めるにはめるのやらなきゃいけないことがあるんだよ。僕たちがただそれについていけばすむっていう問題じゃないんだ」
寂しそうな2人を前に、心配するメルパン。
帰ってこれるのは10年後?
そのころめるも、1人きりの部屋で「ひとりぼっちか」と寂しそうにしていました。
めるはメルパンから、2人が寂しそうにしていることを聞きます。
メルパンはめるのことも心配します。
それでも、
める「パパとママが手伝ってっていったら、頑張るしかないしね」
しかし、計画の完成には10年かかるらしく。
それを知って、めるめるは「メルティックスター」をやめてしまう、とショックを受けるメルパン。
めるめるとの出会い
翌日。
あんな様とさらは、2人でもグランプリに出場するべく練習をしますが――ショックは大きく、うまく練習できず……。
そこへえもがきて「お~いあんな~!」と呼びかけるも反応がなく、あんな様の異変に気付きました。
めるめるもまた寂しく思っていましたが、両親の前では「離れていても友達だよ」と強がって。
そんなめるめるがまだ幼い頃。
めるめるは天才故に他の子供とは感性もやることも違っていたため、他の子はめるめるを理解しようとはしませんでした。
1人ぼっちだっためるめるの凄さを理解し、そのうえで対等に接してくれたのは、あんな様とさらだけ。
める「2人はめるめるといて楽しい?」
さら「めるのおかげで、ぼくは新しい世界がひろがった。君がいてくれると、僕とあんなももっと楽しくなるんだ」
あんな「常に上を目指すわたくしとさらには、あ、あなたのような人も……必要なんでちゅわ」
める「めるめるみたいな?」
さら「ああ。これからもぼくたちと仲良くしようっていってるのさ」
昔を思い出すめる。
一方、メルパンは自分の部屋に勝手にやってきたキラッCHU&だいあと遭遇。
キラッCHUもメルパンのことを心配し、なにかアドバイスを貰おうとだいあを連れてきていました。
だいあ「どんなに遠く離れてたって、気持ちはず~~っと繋がってて、友達は永遠のまんまなんだよ~ん」
だいあは言いました。
あんなの背を押すえも
みらい、えも、りんかもまたあんな様から事情を聴いて。
あんな「わたくしたちは、もう頑張ることすらできませんわ」
えも「そんなのあんたらしくないじゃん! たとえ一人でもやってやるって言いなさいよ!」
いつもは張り合ったり、喧嘩したりするあんえも。
だけど、互いを信じ高め合うライバルだからこそ、ライバルのらしくない姿に怒るえも。
あんな「めるがいなければ、わたくしたちは完璧じゃないのですわ」
さら「僕たちは、めるがいて本当のメルティックスターだったんだよ」
えも「でも、めるはあんたたちの大事な友達なんでしょ」
えも「だったら、自分たちは心配ない。大丈夫だよって、めるを応援して笑って送り出してあげなさいよ。それに、へこたれてる今のアンタたちを見たら、応援しているファンやライバルがどう思うかわかんないの?」
あんな「……!」
みらい「メルティックスターは、ずっと上を目指すっていったよね?」
さら「あ、ああ……」
りんか「ずっと上を目指していけば、そこにはめるちゃんがいるんじゃない?」
えも「めるが先にいって待ってるなら、あんたたちが追いかけなきゃ」
ライバルたちに背を押され、再び立ち上がるあんさら。
こうして、2人は友としてめるめるを送り出すことに。
出発と
出発の日には、多くのファンがめるめるのために集まってくれました。
あんさらは集まってくれたみんなのために、最後にめるめると一緒にライブをすることに。
けれどめるめるは「最後じゃないよ。めるめるはこれからも、ずっとメルティックスターだから。いつだって2人と一緒だYO」と言いました。
離れていてもずっと友達で、上を目指す仲間。
ライブを終えると、ついにめるめるは宇宙へと旅出しました。
涙を浮かべつつも、明るく見送ったあんな様。
後日の学校。
校庭にロケットがやってきました。
める「ぐっもーにーん!」
める「今日から宇宙から学校に通うことになったんだYO」
あんな「そ、そんな簡単に行き来できるものなんですの?」
どうやらめるめるの両親は、初めからめるめるをあんさらから引き離すつもりはなかったようです。
める「パパとママは宇宙から変なノイズを受信しちゃって忙しくなったけど、めるめるはいつでもロケット通学でGOGOだYO!」
えも「そんなのあり?」
みらい「めるちゃんには」
りんか「私たちの常識は通用しないのね」
あんな様やみらいの予想すら超えていくのがめるめるなのでした。
そしてそのころ。
ソルル「この気配は……」
ソルルは月を見上げていました。
というわけで、める中心の「メルティックスター」回でした。
しばらくアリスとイブが中心だったので、最終クールで久しぶりの「メルティックスター」回ですね。
あんえもの高め合うライバルっぷりもみれてよかったです。
最後の月は、またルルナさん関連ですかね?
プリティーシリーズ10周年イベント「Pretty series 10th Anniversary Pretty Festival」の開催が決定!!
https://twitter.com/prichan_PR/status/1381061721880555523
こちらのチケット受注期間は2021年4月11日(日)10:30~2021年4月20日(火)23:59となっています。