前回の『のんのんびより』は、イタチ襲来一歩も譲らない展開でしたが、カレー作りではお母さんに「作り方教えてほしい」と一歩譲った小鞠は夏海を見返すことに成功した回でした。
お正月を迎えたれんげにとってお年玉よりも嬉しいことが舞い込んできます。あの子と再会です!
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TVアニメ『のんのんびより のんすとっぷ』第10話 あらすじ
年賀状を見つめるれんげ、お年玉を貰うためならとすがりつくひかげご近所めぐりへ。
しかし、欲張りすぎて罰が当たることに。雪が吹雪く中、温まる方法はひかげにツッコませる!?
久しぶりに「ほのかちゃん」と再会を果たすれんげ。でも、遊べるのはたったの3日間。
ひか姉よりれんちょんが大人!

かず姉の足にしがみ付き、駄菓子屋には「れんげがもらうなら私も」と乗っかりひかげはお年玉をゲット
「雪子おばさんからももらったぜ!」「ひか姉 欲張りで大変だったのん」
このみに「ひか姉に怒ってほしい」と言うれんげ。すると…ひかげに1000円を渡しこのみは
「大人じゃない高校3年生の私から、高校1年生のひかげちゃんにお年玉あげたよね?」
「だったら高1のひかげちゃんも、小中学生のみんなにお年玉あげないとね」
笑顔で圧をかける。ひがげは小鞠や夏海にもらったお年玉をあげるのでした。
吹雪の中でなにやってんの?

「ウチが思うに身体を動かせばすぐポカポカになるん。だるまさんが転んだをやりますん!」
と話すれんげ。一番寒がっていたひかげが”鬼役”「おい、私全然うごけてないじゃん!」
このツッコミかられんげと夏海がとにかくボケまくり!
「患者さんの体温は?」「これは…遠い」
「遠いってなんだよ!体温計ででる単語じゃねえだろ!!」
ツッコミまくるひかげはなぜか入院することになり…
「この部屋、相部屋となっておりまして、左からアジ、サバ、ブリ、ハマチ」
設定もあやふやで病院のような魚屋かハッキリせず「どっちか決めろ!」というひかげに
「病院?魚屋?ただのコンビニですけど」「どんなコンビニだよ!やめさせてもらうわ」
ほのかとの再会!

ほのかと手を繋ぎ、駄菓子屋にやってきたれんげ。明後日に帰ることを知って寂しそうなれんげ。
「れんげちゃんまた明日ね!」れんげは別れ際も名残惜しそうにほのかの後姿を見つめていた。
その次の日も雪景色の中元気いっぱいに遊びまわる2人。でも、あっという間に夕方になり…
「ほのかちん、明日帰るんな…ウチもう遅いから帰るん」
そう言い残し走り去るれんげ。駄菓子屋はそんなれんげを気遣って駄菓子のいっぱい入った福袋を
プレゼント、ほのかの元へ駆けつけて駄菓子をあげるれんげ…
「これあげる、お揃いだね」「うん、おそろいなん」
ほのかはお返しにネコの髪飾りの片方をれんげにあげるのでした。
「ほのかちん、バイバイなのん。今度はちゃんとさよなら言えたのん…」
ほのかちんとれんちょんの友情…ホント泣いた。前はお別れ言えなかったから。

ひかげ&夏海&れんげのトリオコントで笑っていたら、ほのかちゃんの再登場でここまで感動するとは思ってもみませんでした。
前回は突然ほのかちゃんが帰っちゃって…れんげ大泣きしてたんですが、今回はちゃんとお別れ言えてよかったです!
「いってきますん」って家を出てく朝は、少しでも長くほのかちんと遊びたい!と駆け足で向かうれんげ。でも、「またね」で別れる夕方は、また帰っちゃうのか…と切なくなる。そんなれんげを見ていると泣けてくるんですよね…。
「さよなら言えたのん」がすごく切ないけど、やっと言えたって清々しさもあってすごく好きです。
吹雪の中コントは個人的に笑ったのは、れんげの「遠い…」から夏海が即座に連想して…
「50年ローンの一軒家くらいですね」って確認するところが良かったですね。
ツッコめるひかげもすごいし、れんちょんワールドについていける夏海もすごいと思いました。
最後に一言だけ…
れんげの気持ちの揺れ動きを見逃さない駄菓子屋の粋な計らいよ。ホントに優しい人だ…感動した。

文章:あそしえいつYH