アニメ「スーパーカブ」第2話『礼子』【感想コラム】

アニメ「スーパーカブ」第2話『礼子』【感想コラム】

アニメ「スーパーカブ」第2話『礼子』 あらすじ  

「スーパーカブ」との生活が始まった小熊。まだぎこちなさが残るも「スーパーカブ」の扱いにも段々と慣れてきた。 小熊が「スーパーカブ」に乗っていることを知った礼子。「スーパーカブ」を見せて欲しいという礼子に困惑する小熊は、放課後ならと渋々承諾する。

新キャラクターの登場

前回、初めてのバイクを手に入れ、突然のエンジントラブルをなんとか乗り切った小熊。 今回では、サブタイトルにもある新キャラも登場しまた一歩、小熊の世界が開けていくことになります。 同じスーパーカブが好きだけど性格はまるで真逆の二人が、これからどうなっていくのでしょう…。今回はそんなお話です。

本当は自慢したい…?

アニメ「スーパーカブ」第2話『礼子』【感想コラム】
画像引用元:©Tone Koken,hiro/ベアモータース

バイクにも乗り慣れてきた小熊。 この間まで自転車で息を切らしながら登校していたことが嘘のように軽やかに登校していきます。 学校に着き、ヘルメットを取る瞬間の髪の毛のなびきがものすごくよい…。 普通原付きというとヘルメットは椅子の中に格納するイメージですが、小熊のカブにヘルメットホルダーがついているようで、取り扱い説明書を確認して苦戦しながらも施錠完了。

サイドミラーで髪型を直す姿も女の子っぽくてかわいらしいです。 教室に来た小熊。バイクはあっても相変わらず“ないないの女の子”。教室では話す友達もいません。 そんな中、同じ教室に黒いロングヘアーをなびかせる少女がバイクの小説を読んでいることに気が付きます。 もしかして、同じバイク仲間?と思った矢先……小熊がいきなり教室で「私、バイクで学校に来たの!」とカミングアウト これもバイクに乗って世界が広がったことによって為せる技なのか…。

教室はにわかに騒ぎたち、小熊に一気に注目が集まります。なかなかの田舎の学校ですが…それでもやっぱバイク通学は目立つんですね…。 …………という、妄想を脳内でした小熊。

そんなことを小熊がするわけもなく…それでもやはり「仲間が欲しい」と少しは思っているという証でしょうか。

まほうのかぜ

さあ2話目からやってきました待望のOP!! アーティストは声優としても活躍する熊田茜音さん。 アニメ『織田シナモン信長』オープニングテーマ「Sunny Sunny Girl◎」では非常に明るくポップな歌声が印象的でしたが、今作ではnano.RIPEのきみコさん、佐々木淳さんが作詞作曲の世界観に合わせた一曲。 四季折々の風景とバイク、そんな情景が楽しめる作品にあった一曲と映像に仕上がっていますね。

さらに、本編ではまだ登場してない唯の姿もあり、今後の注目ポイントでもありますね。 唯役の日岡なつみさんがツイッターで反応していましたが、最後の3人カットとは……これにも期待ですね。

礼子

お昼休み。 料理をしない小熊は、いつもの冷え冷えレトルト食品を食べていると…教室の後ろからレンチン音がしたことに気づきます。 食堂にあったりすることはあるとおもいますが、教室にレンジが備え付けって珍しい気もしますが普通なんですかね? しかし、レンジ使用の列が待つのが嫌で結局冷えたまま食べる……。なんとなーく小熊の性格が垣間見える一瞬でした。 続いてはミシンで巾着を縫う授業に。

高校でそんな中学生みたいなことするんですね…。 家事でもなんでも一人でこなしてきた小熊にとって縫い物なんてお手の物。自作でバイクのヘルメットとグローブ入れを作成します。 自分はカブに乗ってるんだと話すと「えーカブかよ」「あの郵便屋さんとかそば屋の配達の?」と散々な反応をされる中で、一人小熊に近づく人物が。 それは、教室でバイクの本を読んでいた黒髪ロングの少女。

後でカブを見せてよと約束をされるも、そんなめんどくさいことはごめんだとばかりに逃げ出そうとする小熊でしたが…教室に作ったばかりの巾着袋を忘れてしまい…あえなく捕まってしまいます。 カブを見せると少女は「キャブ式カブの極上品じゃない!走行は500kmちょっと。あ!タイヤもまだまっさらね!」…と、他のクラスメイトとは違い詳しいし、食いつき方も違う! 私もバイク通学してるの!と少女が持ってきたのは、さきほどクラスメイトも挙げていた郵便屋がつかうような真っ赤なボディの郵政カブ。

本人が改造したとは言っているが小熊が乗っているのよりも更に古いタイプのバイク・ホンダMD90。 ボディは鉄で、今では環境問題への配慮や騒音の規制によりバイクや車をつくるとかなりの規制が入りますが、そんな規制が入る前の純正なパワーが出るバイク。 そんなものを好き好んで改造までして乗り回すやつなんか……そう、バイクの変態だけ。

郵政カブにまたがりフルフェイスのシステムヘルメットをかぶる変態少女…。同じカブ乗りを見つけてうれしくなったのか饒舌に語り、語るだけ語って去っていくというなんとも不思議な出会いをはたした小熊。

そんな印象的な出会いをした少女、顔と名前だけならわかる。彼女の名前は“礼子”。 ここでサブタイをバシンと出す演出も面白い。

カブとならどこへでも

アニメ「スーパーカブ」第2話『礼子』【感想コラム】
画像引用元:©Tone Koken,hiro/ベアモータース

その翌日。 いつものレトルト商品がなくなっていることに気づく。 放課後に買い物をしようと決めて、登校をする小熊。チョークレバーを使いこなして段々と運転やバイクにも慣れてきた様子だけど、車に抜かされる瞬間はいつもヒヤヒヤ。 バイクに乗っているときに小熊の気持ちとリンクするように背景が彩りを増す瞬間がなんともたまらない。 学校に着き、思わず礼子に話しかけるも、向こうの反応は薄い…。

所詮、その程度で結局友達になんか…と思っていた小熊でしたが……お昼休みにいつものヒエヒエレトルトを食べようとした矢先に礼子に突然腕を引かれる。

「じゃあ食べようか。友達と一緒にね」と言うと二人で、お気に入りのカブの前で一緒に御飯を食べはじめる。 小熊が初めて誰かに対して笑顔を見せる。 「まだ遠くにいったことがない」という小熊に礼子は「どこにでも行けるわよ。だってカブだもん」と心底、バイクが好きなんだと感じさせる一言。

その言葉が、小熊の中でリフレインする。 いつもの交差点。小熊は違うウィンカーを出し、違う道を走り出す。

1話で行ったコンビニとガソリンスタンドを通り過ぎて、さらに先へ…。 学校帰りに買い物したりどこかへ行ったりしたことなんて今まであまりなかった いつもは曲がらない角を曲がった私の目の前に広がったのは、知らなかった場所、知らなかった道。 きっとこの先も知らない世界を知っていく。 スーパーカブで寄り道。明日の放課後がちょっと楽しみになった そう思う小熊だった。

映像演出や劇伴にも注目

新しいキャラクター、新しいバイク、そして新しい世界。 人間関係の広がりによって、小熊の世界がまた少し広がっていく…。めちゃくちゃいい世界感でした…。 家から学校へ向かう交差点を上から俯瞰した描写が何度も登場するのですが、ラストはそこを違う方向へ曲がっていくといくことで、知らない世界に足を踏み入れることを表した演出技法が憎いですね 。

なにより劇伴のクラシック音楽のアレンジ楽曲も世界観マッチしてて味を出しているのがたまらないです。 礼子に放課後誘われて逃げようとする小熊や、人間関係よりもバイクとの時間やバイクが大切だと思っている礼子が友達との昼を断ってバイクと一緒に食事するシーンなど、小熊のキャラと礼子のキャラクター性も垣間見えた回だと思います。

あとはHONDAが完全監修してるだけあって郵政カブのディティールなど、スタッフの細かなこだわりが出ていました…今後は3人目の女の子が乗るカブは一体どんなカブでどんな機能なのかにも注目ですね。

アニメ「スーパーカブ」第1話『ないないの女の子』【感想コラム】

©Tone Koken,hiro/ベアモータース
ホームページ:スーパーカブ

この記事のライティング担当:Uemt

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