前回のトロプリ
弁当を食べる。
映画のロケがある
ある日の教室。
まなつ「え~!? 映画のロケ!? あおぞら中で!?」
クラスメート「らしいよ。今度のお休み中に」
まなつ「さんご聴いた!? えいがだって、ロケだって。すっごいね」
さんご「どんな映画なの?」
クラスメート「まだわかんないけど、授業のシーンとかで出るエキストラを、この学校から募集するらしいよ」
そして、放課後の部室。
まなつ「というわけで! 今度の部活動は映画出演!!」
こうして、映画への出演を狙うまなつたちでした。
映画に出演する役者と知り合うも
けれど、
あすか「は、恥ずかしいだろ。人前で演技とか私には無理だ」
クールでしっかり者で、カッコいい系お姉さんのあすか先輩。
前回は可愛いモノ好きと判明し、今回はちょっぴり奥手なところもあると判明。
みのり「目立つのは嫌」
こちらは想像通りの理由で出演拒否。
しかし。
さんご「私、映画の現場とかスタッフさんに興味があって。一度見てみたいなって」
同じくおとなしそうなさんごの方はやる気でした。
ローラもやる気満々で「人魚の演技力みせてあげるわ」なんていうけれど、
あすか「それは無理だ」
人魚が映画に出たら大騒ぎですからね。
そんなまなつたちを観察していた、怪しい女性。
見つかって逃げようとした彼女は、電柱にぶつかってダウン。
その後さんごママのお店に運ばれた(?)彼女は、人気急上昇中の若手俳優・山辺ゆなでした。
映画の役をやる自信がない
さんご「びっくりだよ。ゆなちゃん……ゆなちゃんって呼んでいい?」
ゆな「はい」
実はゆな、癒し系と呼ばれているけれど、ちょっと怖い悪そうないじめっ子タイプのキャラをまかされたので困っているそうです。
それで、ロケの場をはやめに見ていたらしく。
「どんなお稽古をしてもうまくできず、どうしようって思ってるうちにロケ地に来てしまって」
というゆな。
そこへさんごのママが登場。
さんごママが抱えていたのは、パンダのキャラクターの着ぐるみでした。
さんご「お母さん、それなに?」
さんごママ「今度シンデレラをテーマにした、新しいコスメが出るの。そのキャンペーン用」
さんごママ「メイクは王子様のためじゃないってコンセプトで」
つまり女の子でいちゃいちゃするためのry
シンデレラ
さんごママはゆなのことも知っていました。
なんとさんごママさん、今度の映画でゆなのメイクを担当するとのこと。
コスメショップの経営だけではなく、俳優などのメイク担当もしていたとは。
さんごが映画にも興味があるのは、母の影響なのかもしれませんね。
さんごママに挨拶をされたゆな。
ゆなはさんごママにも悩みを打ち明けました。
ゆな「あんまりにも普段の、みんなが応援してくれる私のイメージと違い過ぎて。がっかりされたら怖いし」
まなつはいつものように、メイクをすれば勇気が出るといいますが――ゆなは既に、メイクを試していました。
それでも普段とは違い過ぎる役を演じる方法がわからず。
そこで、
まなつ「やる気があるならきっとできる。あたしたち、特訓の相手するから」
とまなつはお手伝いすることに。
あすかから厳しい目つきのやり方を学び、みのりから悪役の出る作品を紹介してもらい、さんごと体力トレーニングをして、さんごと高笑いの練習をします。
真面目で頑張り屋さんだけど、うまくできないゆな。
そんな中、さんごママが着ぐるみを被って新商品の宣伝をすることが判明。
さんご「私がやっていい?」
けれど、さんごがやりたいと言い出して、まなつたちもチラシ配りを手伝うことに。
ノリノリでお嬢様っぽいキャラを演じるさんご。
まなつとの出会いで勇気を得たさんご
ゆな「ずいぶん積極的なんですね、さんごさん」
さんごママ「うん?」
ゆな「なんとなく、おっとりっていうか、私に似た雰囲気を感じていたので」
さんごママ「そうね。確かに、ちょっと前までは少し受け身で、みんなに嫌われないように、自分の好みをはっきり言うのもためらうような子だったわ。でも最近変わったの。多分、部活のお友達と出会ったからね」
そこへ、話を聞いていたまなつ。
さんご「そんなことないよ。さんごは変わったんじゃなく、もっとトロピかれるようになっただけなんです」
あすか「いつもまなつはやりたいことやなりたいものへまっしぐらで、それに私たちも引っ張られてるんです」
みのり「気づいたらつられて一歩踏み出してる。さんごもきっとそう」
と友達たち。
そんな友人に囲まれながら頑張るさんごを見つめるゆな。
ゆな「一歩……踏み出す」
一歩踏み出す勇気
けれど、着ぐるみの中は熱く、さんごは倒れてしまいました。
着ぐるみを着ている時は水分補給と適度な熱の放出は大事ですね。
さんごは、最近シンデレラの物語を読み返したことを話し、シンデレラが本当に手に入れたのは勇気だったんじゃないか、と言います。
そこで、休むさんごの代わりに、ゆなが勇気を出して着ぐるみを変わることに。
ゆな(私がどう見えるかとか、似合うとか、似合わないとか。嫌われるとか、そんなのどうでもいい。一歩、踏み出す)
素顔を隠した状態で、シンデレラのパンダになり切ります。
その様子を見守るさんご。
そんな中。
映画のロケに集まった人々の前を、あとまわしの魔女の一味が観察していました。
キュアコーラルのターン
そして、映画の撮影当日。
さんごママ「大丈夫、深呼吸して」
ゆなをメイクするさんごママ。
さんごママ「私にできるのは、みんながなりたい自分になる、そのほんのちょっとのお手伝いだけ。硝子の靴は、私たちがあげる。でも、躍るのはあなたよ、シンデレラ」
メイクで変身し、苦手だったはずの役に全力で挑むゆな。
しかし、そこへヤラネーダが襲撃。
やる気満々の撮影スタッフたちみんなのやる気が奪われました。
そこで、まなつたちはプリキュアに変身して応戦。
今回のヤラネーダは証明スタンドタイプ。
光を放って攻撃します。
そこで、今週もキュアパパイアが作戦を考えます。
防御担当のキュアコーラルが1人で攻撃をしのぐことに。
コーラル「この映画はゆなちゃんやみんなが一生懸命準備してきたやる気の結晶。絶対に邪魔させないんだから!」
その間に用意した鏡で光を反射。敵にカウンターをくらわせました。
その隙にローラが奪われたやる気を奪還。
今回はキュアコーラルが敵にトドメをさしました。
メイクは素敵
そして。
ゆなは無事に悪役を演じ切り、話題となりました。
まなつ「凄かったねゆなちゃん!」
さんご「うんっ」
まなつ「私たちもちょっとうつってた!」
さんご「ねえお母さん。メイクって素敵だね」
さんごママ「でしょ」
一方。
今週も仲の良い敵さんたちは、プリキュアより先にパワーアップアイテムを手にしました。
トロプリ9話感想
というわけで、今回はさんご回でした。
さんごの夢はコスメショップを継ぐor開くことではなく、メイク担当になることになっていくんですかね?
今週も丁寧に描かれていました。敵がちゃんと視察に来て、今回のキーである映画に関するものをヤラネーダに変えていくあたりも丁寧な作りでした。
それにしても。
トロプリは敵同士が仲良しなので、退場後はやる気を手に入れて仲間になるパターンもあるかもですね。
とりあえず、次回からはヤラネーダがパワーアップして、ゼンゼンヤラネーダになるようです。
これはマッタクヤラネーダとかもありそう?