前回のトロプリ
人魚騒ぎが起きてしまう。
順調にローラを迎え入れる準備が整っていきます。
お昼の校内放送
お昼休み。
『皆さんは人魚を信じますか?』
人魚騒動は収まったかにみえましたが、今度はお昼の放送で人魚に関する話が流されます。
『最近、校内でこんなうわさを聞きました。人魚をみた、と。人魚の伝説は世界各地にあります。その美しい歌で船乗りを引き寄せて、船を沈めてしまうとか――』
その日の放課後。ローラは「船が浅瀬で座礁したり、嵐で沈んだりしたのを人魚のせいにしただけよ」と不満げで。
あすか「そもそも、人魚は歌をうたうのか?」
ローラ「もちろんよ。子供のころから、よく歌っていたわ。人魚はみんな、歌が大好きなの」
さんごは初めてローラと出会った時、ローラの歌をきいていました。
それを知り、まなつもローラの歌が聞きたいといいますが、ローラは断るのでした。
お昼の放送に参加
別の日。
まなつは校内で放送部の先輩いずみ、ゆきえと知り合いました。
みのりのクラスメートだという彼女たちは、お昼の放送で話していた人でした。
しかし2人は、お昼ご飯はみんなおしゃべりしながら食べるため、なかなか放送を聞いてもらえないことに悩んでいました。
ゆきえ「楽しんでもらえるような企画を考えてるんですけど……リクエストとか、部活の紹介コーナーとか」
いずみ「でも、出てくれる部がなかかなかなくて」
そこで、まなつは昼放送への参加をしたいと言い出しました。
さすがは行動力の化身。
放送の見学
というわけで放課後。
なにを話すか会議するまなつたち。
みのりはラジオに詳しいため、裏方をすることに。
放送に参加すれば人気になれるかもしれない――と知ったローラが、歌ってもいいと言いますが――放送部の前で姿をさらすことになるので、それはNGとなり……。
翌日。
いずみ「お昼の放送の見学?」
まなつ「はいっ。どんな感じか見てみたくって」
いずみ「いつでも大歓迎だよ! 今日のお昼でも!」
こうして、さっそく昼放送を見学することに。
さすがは行動力の化身。展開が早い。
まなつたちは機材の説明や放送の流れなどを聞きます。
放送には台本があり、わりと本格的。
いずみ「大まかな流れが書いてあって、細かいところはアレンジして話すの」
と、台本を見せてくれる放送部。
さっそく放送をはじめるも、いずみはパフェを食べすぎたせいで腹痛になってしまい、保健室へいってしまいました。
そこで
まなつ「私たちが代わりにやります!」
と、ぶっつけ本番で放送をはじめるまなつたち。
グダグダの放送
あすか「生放送……」
みのり「大丈夫、台本通りにやれば」
実際に喋るのは、まなつ、さんご、あすかの3人。
けれど、まなつは台本の漢字が読めなかったり、声が大きすぎたりとミスばかり。
あすか「漢字、ちゃんと勉強した方がいいぞ」
というツッコミも入り、ミスが生徒にはうけていました。
まなつ「ごめん……台本が難しいので、しゃべりまーーす!」
そしてついに、アドリブに突入するまなつ。
まなつはコミュ力が高いので、そっちの方が向いているわけですね。
というわけで自己紹介、メンバー紹介をおこない、なんとか対応してみせるさんごでしたが――
さんご「ひっ、虫っ」
まなつ「どこどこ?」
虫が出没し、大騒ぎに。
まなつが退治するも、その騒動も放送されてしまいました。
そんなグダグダっぷりをみて、ローラが自作のロングスカートで脚を隠し、放送部の隙を見てポッドの中から登場。
ローラの進行
ローラ「私はローラ。トロピカる部の特別ゲストよ」
ローラ「あなた達の放送、聞かせてもらったわ。はっきりいって、全然ダメ。騒がしいだけじゃない。私が見本をみせてあげるわ」
ローラがコーナーの進行を行いやツッコミを行い、うまく進めていきます。
そのやりとりが生徒たちにうけます。
一方街では、ゼンゼンヤラネーダの襲撃があり……。
みのり「みんな……」
包装室の窓から外をみて、それに気づくみんな。
ゆきえ「あとはEDのフリートークだけです。どなたかお願いできますか」
そこでローラがトークを行い、みんなはゼンゼンヤラネーダを倒しにいくことに。
ローラ「みんな、悩みはいろいろね。悩んでるときって、気分ダダ下がりよね。そんな気分をあげたいときは。私の歌を聞きなさい」
そのまま自慢の歌声を披露することに。
その歌声に、生徒だけでなく教師たちも聴き入り――。
大活躍したローラ
一方、まなつたちはプリキュアたちに変身し、ゼンゼンヤラネーダと戦闘を行います。
今回のゼンゼンヤラネーダは放送部回ということで、スピーカータイプ。
歌い切ったローラはそのまま廊下へ退出し、アクアポッドに入ってポッドごと飛行。
まなつたちの元へ駆けつけ、奪われたやる気をポッドの力で回収しました。
あとは合体技で倒すだけ。
今週もスムーズに退場するゼンゼンヤラネーダでした。
ローラの歌は話題になった
後日。
ゆきえ「見てください。ローラさんの歌をもう一度聴きたいって投書がいっぱい!」
ゆきえは当初がたくさん入った箱をもって、トロピカる部の部室を訪れました。
いずみ「私も保健室であの歌を聴いてたんだけど、感動で痛みを忘れたわ。ぜひもう一度、ローラさんに出演してほしいの」
ゆきえ「ローラさん、どこにいるんですか?」
さんご「えーっと……」
あすか「うーん……」
と、返答に困るさんごたちと、
まなつ「私もローラの歌聴きたかった~~」
聴き逃してしまったので羨ましがるまなつ。
ローラ「また気が向いたらね」
と、ポッドの中で嬉しそうなローラでした。
トロプリ13話 感想
みのりは知識担当で計画をたてるのも得意ですが、実際に指揮進行するのはローラの方が得意なんですね。
最初はへっぽこ人魚っぽかったのに、回を増すごとに有能な指揮官になっていくローラ。
あと、まなつの行動力についてこれるさんごは、わりとバランスの取れたタイプなのかも??
着々と生徒たちがローラを迎え入れる準備をしているような感じなので、後半からローラが普通に学校にいる展開が来そうですね。
ただ、それが人間に変身してなのか、人魚として受けれられるのか……。
まずは人間に変身し→人魚バレ回→乗り越えて正式に受け入れられる、という流れもありそうですね。
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