アニメ「スーパーカブ」第8話『椎の場所』

アニメ「スーパーカブ」第8話『椎の場所』【感想コラム】

アニメ「スーパーカブ」第8話『椎の場所』 あらすじ  

寒さは一段と厳しさを増していた。そろそろ外で昼食を食べるのも辛くなってきた小熊と礼子。放課後、椎から彼女の両親が営んでいるカフェに誘われる二人。そんなカフェ「ブール」はドイツ風パンを作っているお店。どうやら礼子はこのお店の常連のようだ。

椎ちゃんのパン屋へ!

文化祭も無事に終了し、クラスの中の熱もすっかりと冷めてきたとき。 寒さはより厳しさを増していました。雨も辛いですが、バイク乗りにとって寒さも天敵。 礼子と小熊も寒さ対策をどうするべきかと余念がありません。 バイクに乗るのはどうしてもいろんなお金がかかる…、なんだかんだ女子高生の小熊たちはバイクのために切り詰める生活を強いられている様子。 あいも変わらずバイクの上でランチを取っている二人ですが、お互いのドリンクを回し飲みするほどの距離感に。 そこへやってきたのが、椎ちゃん。この間のお礼にと、自宅のパン屋のカフェスペースにエスプレッソマシンを置いたから飲みに来ないかと誘ってくれます。 さっそく放課後に椎ちゃんの家へ行く二人。 椎ちゃんが乗り回しているのは、アレックス・モールトンという高級外車!

実はすごく過保護な父親から良いものをプレゼントされているんですが……。 見ただけで「トラスフレームにラバーコーンサス。日本製モールトンじゃなくてイギリスのAMシリーズ。お城製ってやつね」と、チャリにも詳しい礼子さんはさすがです。 椎ちゃんに連れられてやってきたパン屋「ブール」。礼子もお気に入りのパン屋なのですが、礼子曰く「無国籍で無節操」。 その真意は「チロル風の建物の中はイギリスのサンドイッチスタンドとアメリカンダイナー」しかも店名はフランス語という、なんとも詰め込みました感が満載のお店でした。 店内に入ると登場したのは、本当に椎ちゃんの父親か!?と思わず目を疑いたくなる大柄な男性が現れる。礼子も小熊もたじろぎもしないあたり、かなりの肝の座りっぷり……。

お父さんのコーヒーと椎ちゃんのコーヒーを飲んだ二人は、思わず笑顔に。そして色付いていく背景。これは意外と珍しいパターンの彩度の付き方ですね。 「少し苦い…でも…美味しい」コーヒーの違いがわかる女子高生…非常に渋い。

バイカーの間では、カフェというのは一種の定番であり、交流の場。コーヒーは体を暖めてくれる暖房であり興奮剤なのだという。 つまりコーヒーを飲むことはバイカーにとっての日常。また1つ小熊の世界がひろがりました。

アニメ「スーパーカブ」第8話『椎の場所』
画像引用元:©Tone Koken,hiro/ベアモータース

無国籍カフェファミリー

そんな椎と父親…。ちょっとした対立をしているご様子。 アメリカンダイナー風の店内で、黒パンを出す今の店にご不満で、椎ちゃんは自分思いの店に変えたいと思っているようです。 そんなやり取りを見つつ、小熊と礼子は「また必ず飲みに来る」と約束をして去っていきます。 未だに冬支度に悩む小熊は礼子を引き連れてお店へ。 そんなとき、小熊はとある物に目がいってしまう。 それはキャンプ用の万能飯盒・メスティン。これ1つで煮物・焼き物・蒸し物にオイル缶とよりどりみどりの機能がついたすぐれもの。 普段は、礼子に言って聞かせるように余計な物を買わない倹約家の小熊はついつい、メスティンに手を出してしまいます。 まあ普段の食事が冷食をそのままチンせずに食べるという、ワイルドな食事をしている小熊ですが、料理はできないわけではないので、こういったものを欲しがるのも納得。 冬支度の用意が見つけられないまま外に出ると、ある発見が。小熊が見つけたのは、ハンドルカバーを1台のカブ。

軍手や手袋を探そうとしていた、小熊にとっては盲点。値段もそれなりなので「おじいちゃんのカブみたいでダサい」と言う礼子を他所に早速購入。 試運転をすると、なかなかの心地よさに、思わず小熊の心と背景が色付いていきます。 その脚で礼子のところに向かうと、あれだけダサいとあしらっていた礼子もハンカバを購入しているという即落ちっぷり。 ニヤニヤした小熊とともに再び、椎ちゃんのお店を訪れます。 礼子と小熊はハンカバの効果に驚きつつも、まだ寒さ対策は完了していないと次なる対策をすすめる。 長居しようとする礼子と小熊を、そろそろ客が来る時間帯だと帰そうとする椎。 そんな椎を見て、なにかを隠しているのではと勘付く礼子。そこに現れたのは椎のように小さな女性。 それは紛れもなく椎の母親でした。

どうやら椎の母親はアメリカンダイナー風に憧れ、父親はドイツ風に憧れ、しかも娘の椎はイタリアン風にしたいという三すくみの思いからこんないびつなお店になっていたようです。

可愛らしい母親が見られるのが嫌だったのか、ぷっくり顔で怒る椎ちゃん…。そんな椎ちゃんも愛らしい! エプロン姿の椎を見て、教室でいるときの椎よりも存在感を感じた小熊。 秋の終わりに、コーヒー一杯にガソリンほどの価値も感じなかった小熊にとって、コーヒー一杯で得られる満足感を感じられた。 二人にとってのたまり場が増えた、そんな瞬間でした。

片田舎のカフェで集まるバイカーの青春

文化祭でも活躍を見せた、椎ちゃんの知られざる家族についてのお話。 それぞれがそれぞれの国の文化を愛してるがゆえの、無国籍カフェ。実は実家のお店を自分のものにして自分色に染めたいと願っている椎ちゃん。彼女の野望が叶う日がくるのでしょうか…。

片田舎のコーヒーがうまいお店ってなんか“いいなあ”と思うんですよね。女子高生っぽくはないけど、「スーパーカブ」という作品ならではの青春という感じがします。 さらに、そこにベートーヴェンのクラシックがのって、

他にはないアニメ作品に仕上がっているなと感じます。

 

アニメ「スーパーカブ」第7話『夏空の色、水色の少女』【感想コラム】

©Tone Koken,hiro/ベアモータース
ホームページ:スーパーカブ

この記事のライティング担当:Uemt

アニメ「スーパーカブ」第8話『椎の場所』
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