前回のトロプリ
みのりとローラが入れ替わる。
普段とは違う2人の姿と、人間の生活を知るローラが描かれました。
ローラ、初めての山登り
まなつたちは登山へ！
頂上からの景色を楽しむみんな。
まなつ「ローラは山登り、はじめてだよね」
ローラ「うんっ！ すごーい！ こんな景色はじめて！」
まなつ「ローラに見せたかったんだこの景色」
山の景色を頼んだ後の帰りでは、ローラも川を下って道中を楽しむことに。
ローラ「水が綺麗。山っていうのもいいものね」
別の日。
まなつたちは弁当を食べながら、来る夏休みの部活について話し合っていました。
あすか「夏休みの部活と言えば、やはり合宿だな」
まなつ「合宿！ 楽しそう！」
あすか「問題はどこでやるかだな」
みのり「つくりたての部だから予算がない」
そこでまなつは、自分の生まれ育った島を提案。
まなつ「島には人がいない海岸もたくさんあるし、ローラも思いっきり泳げるよ！」
とローラに声をかけるも、アクアポッドにはくるるんしかいませんでした。
その後も。
みんなでソフトクリームを食べる時も、ローラはぼーっとしていたり。
人間になりたいローラ
また別の日。
昼休みになると、またまた鞄にローラの入ったポッドがないことに気づいて。
さんご「どこにいったんだろう」
まなつ「やっぱり最近、ローラの様子がおかしい？」
その頃。
ローラは図書室で人魚姫の本を読んでいました。
そこでローラを見つけるみのり。
ローラ「ちょっと興味があったから。人間の世界で私たち人魚がどう語られてるのかって」
みのり「もしかしてローラも、人間になりたいと思ってる？」
ローラは否定しますが
みのり「でもこの前私と入れ替わった時、ローラは楽しそうだった」
ローラ「あの時はあの時よ。そりゃちょっとは楽しかったけど、別にずっと人間のままでいたいわけじゃなかったし」
と、素直にならないローラ。
そこでみのりは、人魚姫の中の人魚について話しました。
魔女の力で人間になり、引き換えに声を失った人魚。
ローラ「バカみたい。人間になるために、人魚の美しい声を差し出すなんて」
みのり「でもそれって、人魚姫だけの話じゃないのかもって私は思う」
何か望みをかなえるには、別の何か大切なものを失わないといけないのかも――とみのり。
まなつの母と交流するローラ
その後みのりはまなつ&さんごと合流し、「あとで話を聞いてあげたほうがいいかも」とローラについて言いました。
帰宅後、まなつはローラと話します。
最近はローラと一緒に部活ができるように、楽しいというまなつ。
まなつ「ローラは楽しくないの？」
ローラ「別に部活とか関係ないし。私の目的は人魚の国の女王になること。そのためにはまなつたちに、プリキュアとしてもっと頑張ってもらわないとね」
まなつ「わかった。部活でも、女王様になることでも、私はローラが今一番やりたいことを応援するから」
そこへまなつの母が帰宅し、まなつは尾ひれをいつものように服で隠したローラのことを、友達として紹介しました。
まなつママ「まなつがうちに友達をつれてきたの、はじめてじゃない？」
まなつは誰とでもすぐ親しくなれそうなタイプですけど、家にまで誰かをつれてきたことはまだなかったんですね。
これはちょっと意外ですね。
まあトロピカる部の活動は外での活動が多いですしね。
ローラは街で知り合った外国人の友達ということになりました。
まなつはコミュ力が高いけど、ごまかすのはローラの方が上手でした。
まなつママ「私は夏海あおい。あおぞら水族館で働いているの」
ローラ「よろしくお願いします」
とっさの判断で対応し、まなつの母親と自然に接するローラ。
あっさりとさんごたちに身バレした時からは信じられないほどの社会適応力。
回を増すごとに、ローラのスペックが上がっていきますね。
そんなローラは、まなつママの足の爪が赤いことに気づき、興味を持ちました。
まなつママ「水族館で働いているから普段は手には塗れないけど、せめて足だけはおしゃれしようと思って」
ローラ「素敵……」
まなつママ「ローラもペディキュア、塗ってみる？」
ローラ「でも私はっ、足は……」
まなつ「あっ、じゃあ手の指に塗ろうよ。ネイル、私もやってみたいし」
こうして2人は手の爪を色違いのお揃いにして楽しみました。
その頃、魔女の配下たちはいつも邪魔してくるローラのことを疎ましく思っていました。
さらわれるローラ
翌日はみんなとも爪を塗って楽しみます。
コスメショップの娘だけに、さんごは塗るのが上手でした。
まなつは、学校でネイル教室をしたいとも考えました。
ところが、今回もゼンゼンヤラネーダが襲撃してきます。
海の方でゼンゼンヤラネーダが暴れていることを知り、駆け付けるまなつたち。
しかし、敵の目的はローラでした。
ローラは網で捕獲され、連れ去られてしまい――。
けれどローラはあきらめず、アクアポッドのシャボンピクチャー機能を使い、泡型の写真を海に落としていきました。
魔女のアジトも、ローラの故郷の場所もわからず悩むまなつ。
まなつたちは、みのりから人魚姫の本を読んでいたことを聞きました。
と、そこであすかがシャボンピクチャーが浜辺で発見します。
まなつたちはプリキュアに変身し、シャボンピクチャーを追いかける形で、海の中を進みます。
海に関するプリキュアだけに、水中呼吸も可能な様子。
ローラ、魔女と対面する
一方ローラは魔女のもとへ連れていかれ――。
魔女「なぜ人間の味方をするのだ？」
ローラ「……」
魔女「そういうことか。お前は人間に憧れているんだね。お前は人間になりたいのか」
魔女「だったら、私に力を貸すがいい。お前のその願い、かなえよう」
トロプリ16話 感想
というわけで、トロプリでは初の次回に続く演出がなされました。
これまではローラが学校に居場所をつくるための布石がうたれ、前回はついに人間の体を体験しました。
次回はいよいよ、プリキュア――キュアラメールになるようです。
キュアラメールに変身している時だけ脚をもつのだと思われますが、そのための方法が人魚姫と同じ魔女との取引によるものだとしたら、一時的にローラが何かを失うor敵にまわるという展開はあるかもですね。
その後ローラがそれを乗り越え、キュアラメールに自力で変身――。
という感じ？
追加戦士は登場後しばらくは優遇されるので、7月末くらいまではローラの目立つ回が続くかもですね。
