アニメ「スーパーカブ」最終話『スーパーカブ』【感想コラム】

アニメ「スーパーカブ」最終話『スーパーカブ』【感想コラム】

アニメ「スーパーカブ」第12話『スーパーカブ』 あらすじ  

遠くの場所で桜が咲いている。春はそこまで来ている。桜を見に行く計画を立てた3人は、早朝、旅支度をして北杜市を出る。私たちは今日旅に出る、スーパーカブと共に。

春を捕まえる旅

いろいろとあったスーパーカブもいよいよ最終回…。

長く暗い冬を超えて、暖かな春をこちらから迎えにく…そんな壮大な計画のために鹿児島へのロングライドを決断する三人。

いつものと同じ日常の朝。1話目を彷彿とさせるアパートの部屋から朝焼けを見上げるシーンが印象的

「遠く離れた場所で桜が咲いている。それを見に行こうと私達は決めた」

「桜は逃げない。でも、もたもたはしてられない。冬にしかできない幸せな時間がそれだけ短くなる

BGMには、エドワード・エルガーの「愛の挨拶」が流れる。本当に作品とクラシックBGMが演出としてピッタリ合うのがすごくいい。

道順は決めず、カブに詰める最低限の荷物だけ持ち、一路、鹿児島を目指します。しかし、旅の仕方が女子高生とは思えない、ワイルドなバイカーのソレですね…。

心配そうな椎母をよそに「何があっても大丈夫だよ。スーパーカブが一緒だから」と、さらに心配な一言を残し、“春を捕まえる旅”をスタート。

増える思い出たち

すっかりおなじみになった通学路の十字路を左折。

旅の始まりとともに色付く背景。この演出もすっかりとおなじみになりました。

一時間ほど走らせ、最初の休憩を取る三人。バイカーにとってのトラブルは1時間以内にやってくると肝に命じている二人は、焦らずじっくりと点検を始める。

『この1時間を円滑に乗り切ることができればその後の何十、何百時間をノートラブルで過ごせることが多いのよ。ま、バイク乗りのおまじないのようなものね』と礼子。

スマホやナビを使わず地図帳片手に旅をするという、昔気質の旅をしていますが、本当に女子高生か君たちは。

初日の目標は名古屋越え。もしもの時を考えて線路沿いを進みたい堅実派の小熊と、水しぶきを浴びながら海岸線を走りたいというワイルド派の礼子という対比もすっかりおなじみ。

奈良を越え、順調に進む一行はお昼タイムへ。

現地のうまいものを食うのかと思ったら…まさかの自炊アイテムを持参し、旅の途中で自炊を始めるということをし始めようとしたところに…椎ちゃんがパンをきってくれるサービスが。

三人で協力して旅をしているという良さがでてきてほっこり。

目標の名古屋を越えて、滋賀県の琵琶湖についたときにはあたりはすっかり夕方に。

ビジホのマドからキラキラとした目で夜景を眺める椎ちゃん、我が家のように裸でくつろぐ礼子とこれまた対象的な旅の反応も新鮮ですね。

翌日、早朝。琵琶湖で朝焼けを拝んでから二日目がスタート。

福井、京都、鳥取と順調に旅をする一行。口笛verのオープニングBGMがさらに旅感を高めていきます。

旅をすすめるにつれて、どんどんと三人の思い出も増えていく。

いよいよ三人は関門トンネルを抜けて本州を脱出するのだった。

アニメ「スーパーカブ」最終話『スーパーカブ』【感想コラム】
画像引用元:©Tone Koken,hiro/ベアモータース

スーパーカブ

いよいよ三人の旅もクライマックス。

九州、最南端の鹿児島へ。

冬の山梨を出発し、鹿児島でとうとう、春を捕まえる

「カブで私を助けてください」とあのとき言われたことに「カブにそんなことはできない」と答えた小熊は、心の内ではひどく後悔をしていた。

確かめもしないうちに答えを出してはいけないんだと感じ、今回の旅を思いついたのだ。

『誰かと走るっていいですね。いつも一人で走り回ってたから楽しかったです!』

二人の背中を追いかけてモールトンを乗り回していた椎にとって、初めてみんなで“走る”ことができた。

捕まえた桜の花びらを持って「これを持って帰りましょう。私達の町まで!」という椎。

ついに春を持ち帰った。

そして、カブに乗り始めたから季節は一周。

旅を終えた椎もついに、カブデビューをすることを決める。

小柄な椎にも似合う、リトルカブ。親にも協力してもらいあの日から止まったままの時間がようやく動き出した。

「親はいない。お金もない。友達も趣味も将来の目標もない」

そんな小熊を変えてくれたスーパーカブ。

「なんでもできる魔法の機械じゃない。けど困難に立ち向かい何かを成し遂げようとした時きっと味方になってくれる」それがスーパーカブ。

願わくばこの三人とカブとの続きの物語も……

スーパーカブはなんでもできる万能な機械ではなく、手間のかかるやっかいなもの。

夏は暑いし、冬は寒いし、いいところなんかあるのか…。

でもスーパーカブはきっかけをくれる機械。仲間を、思い出を、自分自身が変わるきっかけを。

ううううう…。終わってしまいましたアニメ「スーパーカブ」。すごく爽やかな青春の1ページという感じでいい最終回でした。

いつもの交差点を左折したりと、1話と似たような展開だけど微妙な変化を付ける演出はすごく好き!けいおんの唯が転けそうになるけど最終回は転ばないやつとか!

必死に学校と家までの狭い世界を自転車で往復するだけだった色のつかない人生を送っていた小熊。たった一つ、バイクを手に入れたことでそれが色付く人生になった。

でも、けっきょく変わるのは本人次第。スーパーカブは単にきっかけを与えるものに過ぎない。

このアニメは、背景描写もクラシックを使った劇伴だったり、キャラクターの成長をしっかりと描いていたりと非常に満足度の高いアニメでした。

何度も言ってきたけどぜひとも原作を読んでほしいし、願わくばこの三人とカブとの続きの物語もみたいものです。

 

アニメ『スーパーカブ』第11話「遠い春」【感想コラム】

©Tone Koken,hiro/ベアモータース
ホームページ:スーパーカブ

この記事のライティング担当:Uemt

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