前回のトロプリ
今回は英語教師にてトロピカる部顧問の桜川先生回です。
夏休み明け
桜川先生「みんな、夏休みは楽しく過ごせたかな」
桜川先生「まだまだ夏休み気分かもしれないけど、来週は授業参観があるからね」
ローラ「授業参観?」
まなつ「お父さんやお母さんが授業を見に来る日だよ」
それを聞いて、ローラは「女王様が親みたいなものだけど」を人魚の女王を思い浮かべますが、さすがに来てもらうわけにはいかず。
生徒達は親にいいところを見せないと、と憂鬱になりかけていましたが
桜川先生「そうよね。参観日って、いいところを見せられるか不安になっちゃうよね」
それは桜川先生も同じでした。
そんな先生は「みんないつも通りで大丈夫だからね」と言いますが、授業で使うプリントを忘れてきていて――
取りに戻る先生を見て、「またかよ」「ドジなんだから」と笑ってしまう生徒達。
生徒と仲良しな先生
お昼休み。
まなつたちとトロピカる部の部室で一緒にお弁当を食べる桜川先生。
今まで一緒に食べている感じではなかったと思うんですけど、実はけっこう仲が良かったんですね。
そのわりには合宿で出番なかったですけど。

そんな桜川先生がぼーっとしているの見て
さんご「もしかして、先生も授業参観に緊張しているんですか」
さんご「みんなの家族が来るから、ドキドキしてるのかなぁって」
桜川先生「そ、そんなことないよっ」
あすか「まぁ先生には授業参観なんて慣れたもんだよな。まさか先生の親が来るわけじゃあるまいし」
というあすかですが、そのまさかでした。
桜川先生「実は父が見に来るっていってるの」
桜川先生は夏休みに実家へ帰り、そこで父と学校の話をしたそうです。
父はそろそろ歳だし仕事を引退すると言い、さらに大事な用があるからあおぞら市に行くとも言いました。
そこで娘である桜川先生の学校を見たいと言い出し――。
桜川先生がそのことを校長先生に話したところ、「授業参観にきてもらったらどうですか」とOKしてしまったらしく。
みのり「お父さんは桜川先生に、リンゴ畑を継いでほしいと思っているのでは?」
桜川先生「確かに、私は一人娘だから……リンゴ畑を継げるのは私しかいないし」
あすか「でも後を継いでほしいって頼むだけなら、わざわざ授業参観することもないよな」
まなつ「つまりこういうことだよ!」
まなつは、桜川先生が真面目で出来る先生ではなかった場合、教師を辞めさせリンゴ畑を継がせるつもりなのでは――と考えました。
桜川先生は「私、今は先生を続けたい」「先生になるのは子供のころからの夢だったの」と言います。
先生をサポート
というわけで、まなつはクラスのみんなに、桜川先生のために良い授業参観にしようと言います。
が、桜川先生はかなりのドジでした。
だけど生徒たちはそんな桜川先生のことを、面白くて明るくて優しい良い先生として好んでいました。
そこで、みんなで桜川先生をサポートすることに決めますが――。

桜川先生の父は、予定よりもはやく到着し、授業参観より前に学校に来てしまいます。
そこでトロピカる部は桜川先生をサポートしつつ、父に学校を案内することにしますが――
・部室の鍵を忘れる
・書類のミス
・職員室のデスクの引き出しの中身がぐちゃぐちゃ
などなど、次々やらかしてしまい――。
結局、その日はサポートしきれずに学校案内が終わってしまいました。
まなつ「大丈夫! 本番は授業参観だよ!」
とまなつ。
一方魔女たちは――
エルダが夏休みボケで不調でした。
そこで、出撃するエルダにヌメリーがつきそうことに。
こちらも授業参観ですかね。
授業参観
そして、授業参観当日。
いきなりずっこてしまい、生徒達から絆創膏をもらう桜川先生。
その後もドジを繰り返し、生徒に助けられてしまい――。
さらに、そこへゼンゼンヤラネーダが出撃。
まなつ、さんご、ローラは「お便所」と言って抜け出しますが、先生たちのやる気は奪われてしまいました。
授業参観回だけに、今回のゼンゼンヤラネーダは黒板けし。

今回もトドメはキュアラメールが担当し、ゼンゼンヤラネーダを撃退。
再開となる授業参観――。
そして、放課後。
桜川先生「お父さん……私、全然いいところを見せられなかったけど、でも……先生をやめたくないの!」

父「なんの話だい?」
桜川先生「お父さん、私がちゃんと先生をしているか見に来たんじゃないの?」
父「そうだよ。大事な用のついでにな」
桜川先生「つ、ついで……?」
桜川先生の父の用事とは、あおぞら市で行われるおばさん系アイドルグループのライブにいくことでした。
リンゴ畑はアイドルオタ仲間の男たちが手伝ってくれるということで、跡継ぎの問題も解消済み。
父「サキは……いい先生になったね」
そして、桜川先生を撫でる父。
桜川先生「でも私、ドジばかりで」
父「サキは頑張り屋さんだからね。からまわることもあるが、父さんはそれでいいと思う。みんなサキを支えてくれてた。それはサキとみんなの間に信頼があるからだよ」
桜川先生「……うんっ!」
だけどなんだかんだ、ちゃんと娘のことを見ていた父でした。
桜川先生はクラスの担任として、トロピカる部の顧問としても、ますます頑張ることを決めたのでした。
トロプリ25話感想
というわけで、桜川先生回でした。
生徒と仲が良くて距離感の近い先生はいいですね。
もっと出番が多くてもいい気はしますが、まあさすがに先生がプリキュアになることはないでしょうしねぇ。
ドジだけど一生懸命で、優しい先生。
それがみんなにも伝わっているから、愛されている。
そのことをちゃんと見てくれていた父。
いい父ですね。
しかし……桜川先生、まなつたちと仲がいいように、見えましたけど……。
そうなってくると、なぜ合宿についてこなかったのかという疑問が出てきますね。
そこは実家への帰省と重なったから――という答えも出せますが……。
今まで一緒に部室でお昼食べてなかったよね問題も出てきますね。