『トロピカル~ジュ!プリキュア』第38話「決めろ! あすかの友情スマッシュ!」【感想コラム】

前回のトロプリ

新しい力を得る。

『トロピカル~ジュ!プリキュア』第37話「人魚の記憶! 海のリングを取り戻せ!」【感想コラム】

あすかの進路は

以前はテニス部だったあすか。
進路希望書の提出を迫られていたあすかは、テニス部時代の志望校だったフェニックス学園の名を記載しないまま、悩んでいました。

父にそのことを指摘されると、

あすか「行きたかったとしても、私の成績じゃ難しいけどね」
父「スポーツ推薦で入りたいって言ってたじゃないか」
あすか「無理。テニス部やめて試合の実績ないんだから」

と答えます。
けれど、生徒会長の百合子はあすかが辞めたはずのテニスの練習をしている姿を発見して――。

画像引用元:©ABC-A 東映アニメーション

フェニックス学園

百合子はついに生徒会長を引退しました。
引退式では在校生たちが百合子の進路先を噂します。

百合子はスポーツに力を入れているフェニックス学園の推薦候補とのこと。

生徒会長の引退式を見たまなつたちは、あすかもいずれトロピカる部を引退してしまうことについて、考えていました。
そして、そもそも高校とはどんなところなのかと気になり――フェニックス学園を見に行くことに。

そこには、推薦を受けるためテニス部のコーチに見てもらっている百合子の姿がありました。

コーチ「知り合いか?」

あすかの姿に気づいた百合子を見て、コーチが問います。

百合子「はい。以前ダブルスで組んでいました」
コーチ「ああ、例の」
百合子「コーチ。少しよろしいでしょうか」

あすかは部で発覚した問題の解決策をめぐり、百合子と喧嘩して退部しています。
百合子とダブルスを組んでいた時のあすかはとても強かったため、そのことをコーチも知っているご様子。

あすかはまなつたちの付き添いで来たと言いますが、

百合子「フェニックス学園はあなたの夢だから」

百合子「壁打ちしているのをみたわ。コートのこちら側へ来たいのなら、ただ見ているだけでは無理よ」

と、百合子。

コーチ「滝沢あすかさんだね。大変優れた選手だったとか。残念だよ。テニスをやめてしまって」

百合子「でも、テニスにはまだ未練がある。本当は自分がここにいたはずだって、思ってるんでしょ」

あすか「そんなこと……思ってない」

自分に正直になれないあすかを見て、百合子はコーチに、「彼女と試合をさせてくれませんか?」とお願いします。

 

百合子とあすかの試合

コーチは、引退してブランクのあるあすかでは百合子の相手にはならないと考えていました。
けれど、フェニックス学園のテニス部推薦入学枠は1名。
百合子は自分が納得して推薦を貰うために、あすかと決着をつけたいのだと言います。

あすか「勝手に話を決めるな」
百合子「いいじゃない。コーチにいいところを見せれば、あなたが推薦を得られるかもしれないのよ」

百合子「それとも、負けるのが怖い? 逃げる気?」

百合子に挑発され、あすかは勝負にのってしまいます。

コーチ「テニスをやめた彼女に、そこまでこだわる必要があるとは思えんがね」
百合子「前へ進みたいからです」

百合子は自分が負けた時、推薦をあすかに譲る覚悟を決めていました。

試合は5ゲームマッチ制ではじまります。
やはりブランクの影響は大きく、あっという間に1セット目を奪われてしまうあすか。

画像引用元:©ABC-A 東映アニメーション

しかし、2セット目から調子を取り戻し、百合子を追い詰め始めるあすか。
百合子は「まぐれよ」と言います。

あすか「本当はびびってるんだろ。怖がりだからな」

2人は打ち合いながら、テニス部で過ごした出来事のことを言い合います。
そして、2~3セット目はあすかが取りました。

試合の中で、あすかは”まなつたちに出会い、もう一度仲間を信じる気持ち”を思い出したのだと言います。

百合子「私だって思ってた! あなたとずっとテニスしたかった!」
あすか「だったら棄権じゃなくて、一緒に戦ってほしかった」

ついに本音を漏らす百合子。

テニス部で問題が起きた時、百合子はあすかを護るために、試合を棄権しました。
けれど言葉足らずだったために、そのまま仲違いをしてしまった2人。

その時、少し離れた場所の空にヤラネーダが現れました。
まなつたちはあすかのために、自分たちだけで現場へ向かいました。

 

あす百合

百合子「あれと似た空を見たわ」

百合子「修学旅行の時に。そして、彼女が現れた」

百合子「夢じゃなかったのね。あの子、あなたなんでしょう?」

百合子は以前自分を助けてくれたキュアフラミンゴの正体があすかであることを見抜いていました。

あすかはその問いに答えるかわりに、ラケットを置きます。

百合子「待って。試合を続けなさい。そうすればあなたが推薦候補にだって」

あすか「推薦……そしたら百合子はどうする気だ?」

百合子「私の学力だったら、フェニックス学園に入れるわ。推薦を使わなくても」
あすか「たいした自信だな」

百合子「また一緒にテニスができるわ」

あすか「悪い。だが今はこの試合より仲間が大切だから」

あすかはついに百合子から本音をぶつけられましたが、あすかは今一番大事なことのため、今の仲間の元へと向かいました。

画像引用元:©ABC-A 東映アニメーション

覚悟を決めたあすか

ヤラネーダを撃退後――。

百合子はフェニックス学園の推薦が決まり、あすかは心からそれを祝福しました。

百合子「今日はトロピカる部は?」
あすか「休ませてもらった。本屋に参考書買いに行こうと思って。そっちと違って、推薦でいけないからな」

百合子「どこへ行くか決めたの?」
あすか「ああ。志望校はとっくに決めてたんだ。ただ、進路希望票には書けなかった」

百合子「なぜ?」
あすか「自分に覚悟があるか確かめてからと思って」

あすかはもう一度百合子とテニスをするために、フェニックス学園の受験を決めたのでした。

画像引用元:©ABC-A 東映アニメーション

トロプリ38話感想

ようやくあすかと百合子のすれ違いが解決しました。

百合子は今でもあすかとテニスをしたいし、あすかは今でも凄いと信じていました。
だけど、挑発して試合をさせ、推薦を受けさせようとする百合子のやり方は本当に素直じゃなかったですね。

そして、その気持ちを知り、今の仲間が大事だと言いながらも百合子の進む道へ自分も向かおうとしたあすか。
あすかもまた素直じゃなくて。

この2人はこれからもぶつかったりすれ違ったりしそうですが、お互いの気持ちを確かめった今の2人なら、それでもともに前へ進んでいけるのかもしれません。

ブランクがあったのに百合子に逆転勝ちしそうだったあすかですが、プリキュアとしての活動の中で動体視力が鍛えられていたのかもしれないですね。

 

©ABC-A 東映アニメーション
ホームページ:トロピカル~ジュ!プリキュア

この記事のライティング担当:星崎梓

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