前回のトロプリ
アクアポッドが壊れされ、クジラのヤラネーダにのみこまれたキュアサマー。
街中のみんなのやる気も奪われて……。
敵のアジトへ
街のみんなや家族のやる気を奪われた中、残されたローラ、さんご、あすか、みのり。
4人は再度プリキュアに変身し、ローラの案内の元魔女たちのアジトへ乗り込むことにしました。

ローラはグランオーシャンへ向かい、女王にアクアポッドを直してもらうことに。
さんご、あすか、みのりは3人だけでまなつの救出へ向かいます。
一方、クジラのヤラネーダの中で目覚めたまなつ。
まなつ「ここに、あとまわしの魔女がいるのか」
まなつ「魔女と話して、やる気パワーを返してもらおう」
まなつは単身でアジトに向かいます。
女王の過去
アクアポッドの修理をしてもらったローラは、女王様と話します。
ローラ「人魚はプリキュアになれないはずなのに、なぜ私はなれたの?」
ローラ「もしかして、女王様も昔プリキュアになろうとしたことがあった?」
女王「私もかつて、プリキュアになろうとしたことがありました」
伝説プリキュアが世界を救い、数百年後。
愚者の棺を解放しようとするならず者が現れました。
若かりし頃の女王もまた、世界の危機を救うためにプリキュアになろうとした経験がありました。
女王「けれど、どうしてもその願いはかなわず」
女王「それでも私は、なんとかやる気パワーのはいった杯だけは取り返し、とある島の洞窟に隠したのです。人魚のブレスレットとともに」
ローラ「じゃあ、あのおばあさんが話してた宝を隠した人魚って……」
伝説のプリキュアの真実
まなつは魔女と直接話せばわかりあえる――と思っていました。

チョンギーレ「なぜプリキュアがここに……」
そして、チョンギーレたちに見つかっていくまなつ。
女王は人間とは関わらなかったと言いますが、記憶を消されている可能性も否定できず……。
ローラ「消えるのは人魚の記憶だけなの?」
女王「あなたにもいずれ、わかる日がきっとくるでしょう。自らその記憶を、消してしまいたいと思う日が」
ローラ「どうして!? 私はそんなこと思ったりしない!」
伝説のプリキュアのことも問いただすローラですが、伝説のプリキュアは伝説にすぎず、やはりかかわった人魚たちの記憶が消されているのか、誰も詳しいことを知らないとのこと。
けれど、伝説のプリキュアは女王の前に現れ、すべてを語ったと言います。
女王「あなたにも話しておきましょう。伝説のプリキュアの秘密を」
合流
キュアコーラル、キュアフラミンゴ、キュアパパイアの3人はヌメリーと遭遇し、ヤラネーダとの戦闘に突入。
そんな中、バトラーもプリキュアたちの侵入を知ります。
魔女様の部屋には近づけさせないように――そうチョンギーレに命じ、なにかをたくらむバトラー。
その後キュアコーラルたちのもとにまなつが合流し、キュアサマーに変身しました。
4人はヤラネーダを退治しますが、そこにクジラのヤラネーダを連れたチョンギーレが参戦。
苦戦するプリキュアたちでしたが、キュアラメールが合流したことで逆転。
前回は敗北した相手でしたが、普通に倒すことができました。
アクアポッドもあっさり復活。
終盤なのでテンポがはやいですね。
キュアサマー「ねぇ、話せばきっとわかってくれると思うんだ。魔女にみんなのやる気パワーを返してってお願いしよう」
キュアフラミンゴ「いくらなんでも無茶だ」
キュアラメール「いえ、話してみる価値はあるかも。女王様から聞いたの。伝説のプリキュアと、魔女の話を。魔女にもきっと、まだ心はあるはずだって」
こうして、プリキュアたちは魔女の部屋に乗り込みます。
魔女との接触

キュアサマー「あなたが……あとまわしの魔女?」
女王「お前たちは誰だ? どこかで会ったか? 思い出せない……」
苦しむ魔女に対し、
バトラー「思い出す必要はありません」
と、やる気パワーのたまった杯を出し、儀式を進めようとするバトラー。
魔女はこれにより永遠のまとまわしを実行しようとします。
キュアサマー「永遠のあとまわしなんて、なんのためにそんなことを!」
魔女「それはもちろん……もちろん……あれ? 私は何をあとまわしにしようとしていたのだ……」
魔女「とても大事なことだった気がするが……」
キュアラメール「あとまわしの魔女! 思い出しなさい! あなたは――」
バトラー「魔女様はそれを考える必要はありません」
魔女との和解を目指すプリキュアたちの間に入り、邪魔をするバトラー。
バトラーは愚者の棺を出して、儀式をはじめようとします。
そこに現れるヌメリーたち。
ヌメリーたちも愚者の棺をみるのは初めてでした。
真実を知るチョンギーレ
バトラー「さぁ、いよいよ愚者の棺を解放する時です。魔女様はそこでご覧になっていてください。私がこの世界を滅ぼしてさしあげますから」
ヌメリー・エルダ「「えっ?」」
チョンギーレ「おいちょっとまて! そんなの聞いてねえぞ!?」
愚者の棺を大量のやる気パワーで解放すると、地球中の生物のエネルギーを集めることができるそうです。
それにより、棺の解放者に永遠の命をもたらす――とバトラー。つまり、地球の生物皆殺しということですね。
それを阻止しようとするプリキュアたち。
チョンギーレ「魔女様の願いとはいえ、さすがに俺もそれは承諾しかねるぜ」
そして、チョンギーレもまた自分が騙されていたことを知り、反逆しますが――
バトラーにより、ヤラネーダにされてしまいました。
エルダ「チョンギーレ!?」
ヌメリー「ちょっとバトラー、なにをするの!?」
バトラー「あなた達は黙ってなさい」
こうして、チャンギーレヤラネーダがプリキュアたちの前に立ちはだかるのでした。

トロプリ43話感想
ついに最終決戦。
やはりプリキュアに関する記憶が消されているらしい魔女。
自分たちがバトラーに騙されていると気付いたチョンギーレたち。
チョンギーレ、ヌメリー、エルダの3人は改心し報われてほしいどころですが、果たして無事に救われるのか。
そして、魔女に永遠の命を与えたいらしいバトラーの本当の目的はなんなのか。
このままだとラスボスはバトラーになりそうですが、もうひと展開あるんですかね。
それにしても、地球上の生物を完全に死滅させようとしたり、棺という調節的なワードを使ったり。
トロプリは歴代の中でも踏み込んでいますね。
2月からのシリーズ最新作『デリシャスパーティ♡プリキュア』の情報も解禁!!