秋アニメ。とりあえず初回を観てみた4「虫かぶり姫」

10月に入り新作秋アニメが続々放送開始となりました。そこで、この後、見続けるかどうかは別として、興味をひかれた秋アニメの初回感想をお届けしていきたいと思います。(なお、秋アニメでも第2クールや、続編にあたるものは、こちらでは取り扱いませんのでご了承ください)

第4回目は10月6日(木)から放送開始となったこちら

秋アニメ「虫かぶり姫」第1話/見せかけの婚約者

原作は一迅社アイリスNEOから刊行されている由唯原作の同小説。キャラクター設定はコミカライズ化をしている喜久田ゆいと、小説のイラストを担当している椎名咲月です。

本が大好きで、本以外にあまり興味のないエリアーナ。いっぽう、王宮内の派閥争いに巻き込まれたくない王太子クリストファー。クリストファーは王室図書館の本を読み放題という条件を出し、エリアーナにかりそめの婚約者役をするように持ち掛けます。
持ち出し禁止の本などが王室図書館には大量にあることを知っていたエリアーナは、逡巡するものの、まだ読んだことのない本の魅力にあらがえず、その取引に承諾します。

少しずつクリストファー本人に魅かれていくエリアーナ

図書館にある本を思う存分堪能するエリアーナ。図書館にある歴史書をすべて読み終えたというエリアーナに、クリストファーはわざわざ入手しにくい歴史書をプレゼントしてくれたりします。
優しく聡明なクリストファーに、エリアーナもだんだん淡い好意を抱き始めます。しかし、ここでライバル令嬢の登場です。
しかもエリアーナのメイドによると、あまり良い噂を聞かない令嬢だとか…いわゆる悪役令嬢ポジションです。

王室内で、だんだんと勢力を広めていくライバル令嬢のアイリーン。今まで優しかった王室内の人たちが、なんとなくよそよそしい態度になってきます。そんな折、エリアーナはクリストファーとアイリーンが仲良く談笑している姿を目撃します。

いよいよ婚約解消の時が来たと覚悟したエリアーナですが、その胸中は揺れ動くのでした…というところで第1話は終了でした。

王道の勘違いもの?

筆者は原作もコミックも読んでないので、アニメで初めて話を追っています。今のところ、王道の悪女が出てきて主人公がピンチに!しかし、自身の知力、もしくは周りの人の尽力で最後はハッピーエンドになるのかなぁ?と思う展開の第1話でした。

ストーリーは、それほど新鮮味は感じませんでした。作画は、元のコミカライズが、実に繊細な細い線で描かれています。その点を考えるとかなり頑張ってるなーと思いました。声優陣は、かなり豪華です。おそらく、アニメが好きな方なら聞いたことがある声優さんばかりです。また、キャラクターも、主人公は可愛らしく、周りの男性キャラクターはイケメン揃いです。きっとお気に入りのキャラクターが見つかると思います。

秋アニメ初回視聴、私的評価☆☆☆

コミカライズ版は、かなり以前からZERO-SUM COMICSで連載されています。コミックスは現在6巻まで発売済み。これだけ長く連載が続いているなら、きっと、話が面白いのだろうなぁという期待を込めて星三つです。

ただ現時点で原作を読みたい!といった感情を抱けていないので、他の方にすすめるのはちょっとためらうかな…といった評価です。この秋アニメは王道の「少女漫画!」「恋愛マンガ!」というカテゴリが好きな方ならはまるのではないかと思います。

これからでも、十分話についていけると思います。興味を持たれた方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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